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シャドーイングのやり方を4ステップで解説!初心者向けの注意点も紹介

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英語力を伸ばしたいと思い、学校の授業を真面目に聞いていても、思うように実力が伸びない時期もあるでしょう。そのようなときは、シャドーイングという学習方法を試してみてはいかがでしょうか。

シャドーイングは、リスニング力を鍛えたい方、英語の実力を底上げしたい方におすすめの勉強方法です。この記事では、シャドーイングの基本的なやり方や注意点を詳しく紹介します。

そもそもシャドーイングとは?

シャドーイングとは、英語音声を追いかけるように発音する学習方法です。音声を聞いて一呼吸置くのではなく、聞こえてくる音声をすぐに真似るのがポイントです。

シャドーイングを行なうことで、英語を聞く力と発音する力を同時に磨けます。シャドーイングは、リスニング力の向上、スピーキング力の向上など、英語の総合力を鍛えられる方法です。

関連記事:
英語の聞き流しはリスニング力アップに効果あり?やり方や注意点を解説

シャドーイングのやり方【4ステップ】

ここでは、シャドーイングのやり方を4ステップで解説します。

◇シャドーイングのやり方(1)テキストを見ずにリスニング

まずは音声のみを聞いて、全体の内容を把握します。このときテキストは見ずに、何の話をしているのか、おおまかな意味をつかむことを目指します。内容がわかりづらいときは、2~3回聞いてみましょう。

◇シャドーイングのやり方(2)1回目のシャドーイングを行なう

1回目のシャドーイングでは、音声を聞きながら真似るように発音します。テキストを見ずに、聞こえてくる音声をそのまま声に出しましょう。1回目はきれいに発音するのが難しいかもしれませんが、止まらずに音声を追いかけます。

また、シャドーイングの際は、音声を録音しておきましょう。録音した音声を聞いて、英語ならではのイントネーション、リズムが合っているか、声をしっかり出せているか、などをチェックします。特に難しいと感じた部分は、繰り返し練習しておきましょう。

◇シャドーイングのやり方(3)テキストの意味を理解する

1回目のシャドーイングを終えたら、英文のテキストを見て内容を確認します。聞き取れなかった箇所をよく確認し、知らない単語や熟語を調べましょう。

英文のテキストを見ても内容がわからないときは、日本語訳を見て意味を理解します。文章全体の意味をしっかり確認したら、次のシャドーイングに進みます。

◇シャドーイングのやり方(4)シャドーイングを繰り返す

1回目と同様に、テキストを見ずにシャドーイングを行ないます。2回目以降も、シャドーイング中の音声を録音しておきましょう。

2回目以降は、1回目のシャドーイングでできていなかった部分を改善できるように、意識しながら声を出していきます。英文の意味を理解できている分、1回目よりもスムーズに発音できるはずです。英文の意味を意識しながら、聞こえてくる音声のとおりに発音できるように、何度も練習を行なってください。

シャドーイングの注意点

シャドーイングは英語力の向上に役立ちますが、「難しくて挫折した」「効果を感じられなかった」という意見も一部で見られます。シャドーイングの効果を引き出すため、以下の点に注意しましょう。

◇英語初心者は基本英語の勉強から

基礎的な英語力がないままシャドーイングを行なうと、英文の意味をまったく理解できず、十分な成果を得られません。シャドーイングを始めるなら、英単語や文法をある程度学んだ状態、英語の基礎力が身についてからがよいでしょう。

そもそもシャドーイングは、リスニングと発音を同時に行なう、難易度の高い学習方法です。うまくいかないときは、基礎英語を学んでから、シャドーイングに再度挑戦してみましょう。

◇自分の英語力に合った教材を使う

教材のレベルが高すぎると、音声を聞いても意味を把握できません。シャドーイングで使用する教材は、テキストを見たときに、無理なく読めるレベルの英文がおすすめです。

音声付きの参考書、映画やニュースの音声、スマートフォンのアプリなどは、シャドーイング用の教材として活用できます。自分の好きなジャンルの音声なら、楽しみながらシャドーイングを行なえるでしょう。

簡単なレベルの教材から始めるのもポイントです。同じ教材で繰り返し練習して、改善点がなくなったら次のレベルへと進みます。

また、音声のスピードが速すぎると感じたら、再生速度を落としてみるのも良い方法です。速度を落とした状態で真似てみて、慣れてきたら徐々に速度を上げていきましょう。

シャドーイングのやり方を覚えて、英語力を磨こう

シャドーイングのやり方自体は、それほど難しいものではありません。「リスニングの得点を上げたい」「英語ならではのリズムや発音を習得したい」という方は、今回紹介したシャドーイングの手順を覚えてみましょう。

なお、難しすぎる教材を使うと挫折しやすくなります。最初は無理なく進められるレベルのものを選ぶのがおすすめです。

毎日の習慣としてシャドーイングを続けることで、英語を聞くこと、話すことに慣れていくはずです。英語学習で伸び悩んでいる方は、ぜひ挑戦してみてください。


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