• TOP
  • >
  • 勉強ノウハウ
  • >
  • センターの日本史で9割をとるための勉強法を公開!

センターの日本史で9割をとるための勉強法を公開!

「センターの日本史で9割をとるための勉強法を公開!」サムネイル画像


「日本史は好きだけれど、暗記が多くて挫けそう」
そんな方でも、センター日本史の出題傾向と勉強のポイントをおさえることで、9割の得点を獲得することが可能です。

日本史の勉強がうまく進んでいないという方も、もっと効率的に勉強したいという方も必見の内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。

センター日本史で出題される内容の傾向について

まずは、センター日本史の出題傾向を把握しましょう。ここでは、重要な3つのポイントを紹介します。

◇ポイント1:文化財
文化財に関しては、著作権の問題で出題が難しくなったものも多いです。
しかし、「一遍上人絵伝」や「見返り美人図」は過去に繰り返し出題されているため、まったく出題がないとはいいきれません。
そのため、図版集は必ず確認し、掲載されている写真を把握しておくと安心です。

◇ポイント2:史料
史料は、センター試験では毎年出題される定番問題となっています。
近年は、史料文の正誤を問う形式の出題が多くみられておりますが、これは焦らずじっくりと文章を読み込むことで得点することが可能です。

教科書に掲載され一度は目にしたことがあるような基本的なものから、史料集に掲載されていない初見のものまで幅広く出題されますが、どの史料にも注釈がついているため、初見でも読解に手間取ることはないでしょう。

◇ポイント3:視覚資料
視覚資料を利用した問題も、センター日本史の出題で定着しています。
文章からだけでなく、地図や表、写真から読み解く力が試されるため、地名が出てきた場合には地図上の位置を確認することはもちろん、表や写真から思考・分析する練習を日常的に重ねておくことが重要です。

センター日本史で9割をとる勉強法

出題傾向を踏まえ、9割の得点を目指し効率的に勉強を進めていくには、どうしたらよいのでしょうか?
おすすめの勉強法として、次の3つを紹介します。

◇勉強法1:複合的にインプットを行う
日本史は暗記項目が多い科目であるため、いかに知識を複合的にインプットできているかが得点を左右します。
それも断片的な知識ではなく、用語の意味から背景のストーリーまで、ひとつの出来事に付随する情報を網羅的に理解することが求められます。

インプットの際には、「だれが・いつ・どこで・なにを・なぜ・どのように」という6項目を意識することで、スムーズな習得が可能です。暗記項目が苦手という方でも、インプットを積み重ねていくうちに知識の厚みと広がりが増します。
そうすると、ストーリーも自然とつながっていくため、新たな知識もより吸収しやすくなり、勉強自体に楽しみを見出すことができるでしょう。

暗記科目は習得に時間がかかると認識されていますが、逆にインプットさえきちんとできていれば、確実に点数を稼ぐことができる手堅い科目といえます。
時間がかかっても確実に自分の知識にできれば、9割以上の得点を狙うことは十分に可能です。

◇勉強法2:定期的に過去問を解いて悔しい体験をする
インプットしているだけでは、自分の実力を測ることはできません。
過去問を定期的に解くことでアウトプットし、どの程度の知識が身についているのか、自分の状況を客観視することが大切です。

自分の実力を数字で確認することは、怖いと感じることもあるでしょう。
覚えていたはずの問題が解けなかったり、思いのほか点数が取れなかったりすると、今まで自分がやってきたことに自信がなくなり、悔しい思いをするかもしれません。
しかし、その怖さや悔しさこそが、さらなる成長につながる貴重な体験となります。

覚えているつもりになっている知識をあぶり出し、あいまいな部分は確実につぶしていきましょう。

◇勉強法3:テキストだけではなくCDなども活用して記憶する
テキストやノートがなくても勉強できる、CD学習も積極的に活用してみましょう。
CD学習であれば、通学電車の中・食事中・入浴中など、いつでもどこでも知識をインプットすることが可能となります。
テキストをじっと見ているだけでは暗記しにくいという方にとっても、耳から自然と情報が得られるため効果的です。

また、CDを流しながらテキストを進めていくことで、予備校で授業を受けているような緊張感を味わいながら勉強を進めることができるため、自宅学習の気分転換にも活用できます。

センター日本史の試験で気をつけたいポイント

センター日本史は、ひっかけ問題での失点に注意しましょう。

暗記科目である日本史は、きちんと知識がインプットされていれば、スラスラと解けてしまうことがほとんどのはずです。それゆえに、慣れてくると問題文をさらっと流し読みし、感覚的に回答してしまう危険性もあり、得点できたはずの問題で失点してしまうことになりかねません。

センター試験は、決して回答の速さを競っているものではないので、問題文をじっくりと読み込み、確実に得点していくことを意識しましょう。

とはいっても、慎重になりすぎると時間が足りなくなってしまうため、次回配分の調整は必要です。
見直し時間を確保するためにも、30分~40分程度で一通り解き終わるようにしましょう。

問題を解いていく順番に関しては、とくに決まりはありません。
取りかかりやすい箇所からでも、1問目から順番でも、自分のやりやすい方法で進めていきましょう。

センター日本史はやり方次第で誰でも9割とれる

センター日本史は自分の弱点を理解し、インプットとアウトプットを繰り返すことで、誰でも9割以上の高得点を目指すことができる科目です。

出題範囲が広いため、はじめは尻込みしてしまうかもしれませんが、今回紹介した出題傾向と勉強法をぜひ参考にしてみてください。


関連記事

人気記事一覧

最新記事一覧

カテゴリー

月別アーカイブ