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受験勉強と筋トレの意外な関係とは?勉強のパフォーマンスを上げる秘密

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長時間机の前に座っていると、腰や肩が痛くなってきますよね。 
あるいは、頭は疲れていないし、まだまだ集中できるのに、腕が痛くて続けられないなんてことはありませんか?

その問題、筋トレで解決できるかもしれません。
受験勉強と筋トレには意外な関係があったのです。

受験生には筋トレも必要!?

東大生には、いわゆるインテリで運動をしないイメージがありますが、東京大学が行ったアンケートによると、「必修の体育の講義以外では一切運動しない」と答えた東大生は2割程度だったそうです。

一流の研究者の中にも日頃から走ったり筋トレしたりと一定のトレーニングは欠かさない方々がいます。
筆者の在学していた大学でも、プライベートでは登山をしているようなバリッバリの体育会系の教授がいましたよ!
その教授もまた世界を飛び回り、教育にも熱心な超一流の研究者でした。

東大生や研究者の行っている運動は、普段の研究や勉強にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?

運動のメリット

運動には、受験勉強に対して以下の3つのメリットがあります。

①運動後の勉強は、記憶力と集中力が高まる
②体を動かしながら学習すると、覚えやすくなる
③勉強後の運動は、ストレス解消・息抜きになる
④肩こり・腰痛・体調不良など身体のトラブルの予防になる

私も浪人中の時は中国拳法を習っていましたが、こんな効果を感じていました。

①食欲が出るので栄養がしっかり取れる
しっかりと栄養をとることで勉強に対する活力がうまれます。

②勉強をしていて疲れにくい
肩こり・腰痛もそうですが、勉強をしていてつかれにくくなりました。
また、多少疲れてもストレッチ方法も頭に入っているので自分でストレッチをして解消していました。

③憂鬱な時でも気分がすっきりする
不安に駆られたとき、机の前でじっとしていても気が滅入っていく一方ですが、運動している間は忘れられますし、気分もリセットできました。

家の中でできる筋トレ

家の中でできる筋トレなら、勉強の合間などタイミングをはかることができますよ。
また、ここにあげた物だけでなく、身体を柔らかくするための柔軟体操も勉強の合間に行うと痛気持ちいいです。

①腹筋
普通の腹筋はらくらくできる人向けのランクアップバージョンです。

1.仰向けになったまま、足をそろえてゆっくり上げ下げ。
だいたい床と45度のあたりまででオッケーです。ポイントは頂点で一瞬脚を止めること。(この間、膝を曲げないように注意してください。)

2.これを5~10回繰り返してください。
ほんの一工夫ですが普段の腹筋よりもキツいですよ。

②スクワット
1.脚を肩幅に開き、両手は頭の後ろで組んでから、上半身をゆっくり(だいたい4秒かけて)おじぎをするように倒します。
このときお尻を突き出し息を吸いながらやってくださいね。
膝がつま先より前に出ないように気をつけながら、ツラいと感じる手前あたりまで倒しましょう。

2.その後、息を吐きながら2秒でもとの状態に戻します。

3.これを繰り返しましょう。

③腕立て伏せ
1.床に手を着き、膝を真っすぐ伸ばします。

2.体幹部が緩まないように肘を曲げ、押し上げます。
膝を伸ばしてやるのが難しい場合は、膝を床に着けて背筋を伸ばしましょう。

④ステーショナリーランジ
1.片膝立ちになり、膝の角度を90度くらいにし、頭から後ろの脚の膝を一直線にします。

2.両足に同時に力を入れ、立ち上がります。

3.後ろの脚は背伸びをするようにし、踵が後ろに下がらないようにします。
ランジはつま先の方向に膝が向かうように行いましょう。

アームカールを行う男性

プロテインの取り方

筋トレというと、ぱっと思いつくのがプロテインではないでしょうか。
トレーニングを1日何時間もやっても、栄養がなければ筋肉は作られません。

そのために主に必要なのが、タンパク質です。食事でしっかり摂取できると良いのですが、「毎食20gタンパク質を摂る」みたいに食事だけで補うのはなかなか難しいです。
なのでプロテインやサプリメントで栄養を補うと、運動した分だけ筋肉に変えることができます。

・プロテインの飲み方
プロテインパウダー1食分を、牛乳や水などおよそ200ml~300mlに溶かすのが基本です。「運動直後」や「おやすみ前」の摂取がオススメです。
特に、運動後30分以内の摂取はプロテイン摂取のゴールデンタイム!
運動後の身体ケア・身体づくりの観点からも一番よいタイミングです。
また、たんぱく質の不足しがちな食事の補助としては、朝食時の摂取もいいです。

ただし、プロテインをとるためにシェイカーを洗うのが面倒な場合は、サプリメントでの摂取でもかまいません。

まとめ

筋トレは、脳を刺激することで集中力を増加し、勉強での運動不足や、身体のトラブルを防止してくれます。
筋トレした成果を効率よく筋肉に変えたい場合は、プロテインを摂取するのもいいですね。

しかし、激しすぎる運動は勉強の妨げになってしまうこともあるので無理は厳禁ですよ。

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。


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