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勉強の集中力を持続させる休憩の取り方

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みなさん、こんにちは!元気で受験勉強していますか?

毎日勉強で大変なところ、この記事を見つけてくれてほんとうにありがとうございます。 実は、受験勉強はぶっ通しでするよりも、こまめな休憩を入れたほうがいいことがわかっているのです。

ここでは、どのような方法がいいのか、受験生のみなさんにお伝えしたいと思います。



ぶっ続けの勉強には限界があります

まず、みなさんにお伝えしておきたいことがあります。

受験勉強をしているみなさんは、十分すぎるほどがんばっていますよね。でも、がんばりすぎないことも大切なのです。

志望校に受かるまでは1分1秒たりとも無駄にできないと、寝る間も惜しんで勉強する人もいるかもしれません。でも、そうやってぶっ通しで勉強すると、かえってマイナスになるのです。

みなさんは、まだ若いので1晩や2晩くらい徹夜しても平気と思うかもしれませんね。しかし、そういう方法で勉強しても身につかないだけでなく、体を壊してしまうかもしれません。

せっかく勉強したのに、試験当日に体調不良で力を発揮できなかった・・・あるいは、試験会場まで行けなかった・・・

それだけは、絶対に避けたいですよね。そうならないためにも、適度な休憩を入れながら勉強することをおすすめします。



集中できるのはどれくらい?

集中して勉強できる時間はどれくらいなのか、気になりますよね。勉強内容にもよりますが、集中できる時間には30~90分くらいの開きがあると言われています。

みなさんの学校の授業時間はいかがですか。

授業時間は50分、休憩時間は10分というところが多いのではないでしょうか。それと比べると、集中して勉強できるのが30分というのは短いように感じるかもしれませんね。

しかし、1人で勉強するときの30分はけっこう長いですよね?そのため、途中で飽きてきたり、眠くなってきたりするかもしれません。

もし、そうなったときは、勉強の途中でもやめて休憩することをおすすめします。



休憩時間の過ごし方は?

学校の授業では、休憩時間を利用して教室を移動することもあり、けっこう忙しいですよね。 しかし、そのために席を立って歩くことが気分転換になっていませんか?

前の授業で寝てしまいそうなところを助けられるかもしれません。

みなさんが自宅で勉強するときはどうでしょう。場所を移らなくても休憩できますよね。でも、休憩するときは机の前から離れることが大切なのです。

お茶を淹れに行ったり、トイレへ行ったりすることで、気分転換ができます。また、勉強中にどうしても解けなかった問題も、場所を変えることで思わぬヒントが出てくるかもしれません。

休憩中には、背伸びをしたり癒やし系の音楽を聴いたりするのもよいでしょう。

机の上にうつ伏せになるほか、ベッドで横になる方法もあります。ただし、スマホをいじったりゲームをしたりするのはお預けにしましょう。特に、ゲームは頭を使うので、休憩のつもりがかえって疲れてしまうのです。



食事内容にも注意しましょう

休憩時間には、チョコレートなどのあまいものを少し口にしましょう。あまいものを食べると脳の働きが活発になります。

目の疲れを回復させるブルーベリーや、集中力を高めるガムもおすすめです。

ファーストフードやインスタント食品は大変お手軽ですが、これらは保存料などが多く含まれているため、体によくないことを知っておきましょう。

また、小休憩中は食事量にも要注意!食べ過ぎないことも大切です。血液が脳ではなく胃に集まるため、勉強の妨げになってしまいます。

水分補給も忘れないでくださいね。適度に水分補給することで、血液がドロドロになるのを防ぐだけでなく、脳に送られる血液量が増えるので勉強がはかどります。

なお、受験勉強中はけっこうストレスも多いため、便秘や下痢に悩まされることもあります。 もし、試験当日にそうなると大変!普段から、健康管理には十分注意してくださいね。



思い切った気分転換も必要!

そうそう、大切なことを言い忘れていました。

勉強と休憩の時間配分は「勉強:30分と休憩10分」の組み合わせでいかがでしょうか。 もっと短い「勉強:15分と休憩5分」もあります。一方で、試験本番の時間に合わせて勉強時間を設定する機会もつくりましょう。

なお、小休憩をするときの時間は15分以内に抑えましょう。それ以上長く休憩すると「勉強モード」に切り替えるまでに時間が掛かってしまいます。

また、こまめに休憩するだけでなく、本格的に休憩する時間もつくりましょう。寝不足にならないように、1日6時間は睡眠時間に充てることも大切です。試験は昼間に行われますので、昼夜逆転生活にならないようにしたいですね。

本格的に休憩するときは、気分転換を兼ねて近くまで散歩するのもよいでしょう。

そのとき、勉強のことを忘れることが大きなポイントになります。また、笑うことは免疫を高める力があると言われますので、お笑い番組などがおすすめです。

笑うときは、声を出して思い切り笑いましょう。

1日の終わりにはお風呂にゆっくり浸かったりすることも気分転換になります。また、家族の人と団らんする時間も持ちましょう。食事づくりや掃除を手伝いながら、家族と共有できる時間をつくりましょうね。



勉強中は集中しましょう!

「勉強中のONのスイッチ」と「休憩中のOFFのスイッチ」を上手に切り替えることが大切なポイントです。

休憩時間が終わった後は、素早くスイッチを切り替えて勉強に集中しましょう。



執筆者:reiko
受験生のみなさんとは親子以上年齢が離れています。私には子どもがいませんが、受験勉強真っ最中のみなさんを応援したい気持ちが強く、メッセージを書かせていただきました。

今はいろいろと大変だと思いますが、目標に向かって努力した日々は、みなさんにとって掛け替えのない財産になります。また、そんな自分に誇りを持ってくださいね。


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