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高校見学はいつから始める?参加のタイミングとスケジュールを紹介

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志望校を決めるために欠かせない高校見学は、いつから始めれば良いのでしょうか。「高校なんてまだ先のことだろう」と考えていると、3年生になったときに時間がなくて後悔してしまうかもしれません。

この記事では、高校見学の参加タイミングとスケジュールを紹介します。最適な時期を押さえて、余裕をもった志望校選びをしましょう。

高校見学はいつから参加すべき?

まずは、高校見学のタイミングについて解説します。何年生から見学に参加すればいいかわからないという学生の方は、ぜひこれから紹介する内容を参考にしてみてください。

◇高校見学は1・2年生から始めると良い

最終的な志望校の見学は中学3年生に行なうことが一般的ですが、志望校を見つけるための見学は中学1・2年生の頃から始めておくことがおすすめです。

1・2年の早い段階で目標にする学校をいくつか決めておくことで、勉強面でも内申面でも有利になるなど多くのメリットがあります。また、この時点から目標をもって頑張れば、志望校に入れる可能性が一気に高まります。特に、中学2年生の時期は中だるみしやすいため、高校見学で刺激をもらうとよいでしょう。

ただし、1・2年生のうちに志望校を1つに絞る必要はありません。「高校生活はどのようなものなのか」「どのような高校が自分に合いそうか」を把握することを目的に、気になる高校をいくつか訪れてみましょう。

◇遅くとも3年生の夏休みまでに高校見学を済ませる

高校見学は、遅くても夏休みに行なわれる説明会までに済ませるとよいでしょう。高校3年生では、1・2年生の頃に行なう気軽な見学ではなく、志望校を最終決定するための見学を行なう必要があります。

ただし、3年生の夏休みに志望校を決めると、受験勉強が間に合わない可能性があります。そのため、これまでにある程度志望校を絞り込み、最終確認として夏休みの見学に参加することが理想的です。

いつから高校見学は始まる?

高校見学と一口にいっても、参加できるイベントや開催される時期はさまざまです。ここでは、高校見学が始まる時期とスケジュールについて紹介します。

◇5~8月:説明会・授業公開が始まる

5月くらいから、一部の高校で説明会や授業公開が始まります。

説明会では、学校の教育方針や指導体制、進路実績、カリキュラムの特徴などについての説明を受けられます。授業公開は、学校の授業光景を見学できるイベントです。どちらも志望校を決めるうえで大切なイベントであるため、可能であれば両方参加しましょう。

ただし、5~6月の時期に本格的な高校見学を開催する高校はそこまで多くありません。7~8月頃から少しずつ説明会や授業公開、合同説明会が増え始めます。

◇7~8月:オープンキャンパスが始まる

オープンキャンパスは、高校の施設見学や、授業体験、部活体験などができるイベントです。多くの学生が参加しやすいように、夏休みを中心に開催されます。

入学後の生活を実際に体験できる貴重なイベントであるため、こちらも可能であれば参加しておきましょう。

◇9~11月:高校見学のピーク

秋移行の時期になると、説明会を中心に高校見学のピークを迎えます。特に、入試に関する説明を行なう学校が一気に増えるため、入試対策のために必ず参加しましょう。

また、秋は文化祭や体育祭などを公開する学校が多くあります。そういったイベントに参加することで、より在校生のリアルな雰囲気を感じることができるはずです。文化祭や体育祭のついでに個別相談コーナーを設ける学校もあるため、参加したい方は予約方法や持ち物も確認しておきましょう。

高校見学はいつから予約すればいい?

説明会や授業公開など、ほとんどのイベントは予約不要です。ただし、授業体験や部活体験、個別相談などといった一部のイベントは予約が必要であるため、参加したい方は、希望する学校が予約制かどうかを確認しておきましょう。

各イベントの予約は、1ヵ月前くらいを目安にしておくと安心です。人気の学校はすぐに予約が埋まるため、早めに行動を開始してください。定期的に高校のホームページを閲覧し、情報を見落とさないように気をつけましょう。

高校見学でチェックするべきポイント

高校見学に参加するときは、ただ説明を聞いて学校を見て回るだけでは不十分です。最後に、見学時にしっかりと確認しておきたいポイントを紹介します。

◇先生や生徒の雰囲気

自分に合った学校かどうかを見極めるためにも、先生や生徒の雰囲気を念入りに確認しておくことをおすすめします。

●先生の接し方や指導の仕方
●生徒の雰囲気や授業への向き合い方
●生徒同士の雰囲気
●先生と生徒の接し方 など

上記のようなポイントを見ておくと、実際に入学したあとの生活をイメージしやすくなるでしょう。

また、生徒が気持ちよく挨拶をしてくれるかどうかで、指導が行き渡っているかを判断できます。在校生を見かけたら、積極的に挨拶してみるとよいでしょう。

◇校舎やグラウンドの設備

高校やグラウンドの設備も、チェックしておきたいポイントです。毎日生活することをふまえて、気持ちよく過ごせるかどうか、不便を感じることがないかどうかを確認しておきましょう。

また、清潔に保たれている学校は、生徒の雰囲気がいいことが読み取れます。過ごしやすい設備かどうかを確認することはもちろん、清掃が行き届いているかどうかを見ておくとよいでしょう。

高校見学はいつから始めても良い

志望校選びをするうえで大切な役割を果たす高校見学。中学3年生から本格的に志望校を決める学生は多いですが、高校見学は1・2年生から始めても問題ありません。

早めに目標とする高校をいくつか決めておけば、受験や内申で有利になる可能性が高いです。「受験はまだ先だから」と先送りにせず、早めに高校見学を開始しましょう。


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