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どこから手をつけていいかわからない!数学に親しむ9のきっかけ

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数学は苦手!!もはやアレルギー!という方は学生だけでなく、大人でも少なくありません。
でもみんなが苦手だからこそ数学は差が付く科目ともいえます。

なんとか数学を克服したい!でもなにから手をつければいいかわからない!という人のために、数学に親しむための9のきっかけを用意しました。

きっかけ1 数学の世界に触れてみる

学校の教科書の数学は、学問の基本部分なのでどうしても「面白くない!」と感じてしまう人もいますよね。
そんなときは、視点を「高校の数学」から離れてみてはどうでしょうか?

別冊Newton(科学雑誌)や「数の悪魔ー算数・数学が楽しくなる12夜」、「数学ガール」など、「数学の面白い部分だけ」をわかりやすく解説した一般向け書籍もたくさんあるので、のぞいてみると数学そのものの印象が変わりますよ。

 

きっかけ2 はじめは誰だって苦しいと開き直る

たとえば野球などのスポーツもそうですが、はじめの内は走り込みや腕立て伏せ、素振りなど「地味でキツい練習」が続きますよね。

数学もまったく同じで、楽しくなるまではキツいものなんです。
決してあなたが「数学アレルギー」であったり、「才能がない」せいではありません。
そこはもう「だれでも最初はこうなんだ!!」と開き直ってしまいましょう。

 

きっかけ3 「分かるところ」を探す

数学が苦手な内は、「分からないところを質問しろ」といわれても「分からない場所が分からない」んですよね。

実際には分からない場所の方が多くて、分かる場所の方が少ないだけなんです。ここは発想を逆転して「分かる場所」「解ける問題」を探してみましょう。
まずは分かる場所をはっきりさせてから穴を埋めていくのです。

 

きっかけ4 数学ができる自分、合格する自分を想像する

「数学が得意」といえる人、ちょっとかっこよくないですか?「数学で高得点を獲得して大学合格している自分」もちょっとあこがれちゃいますよね。
「数学が苦手」といって何もしない内は、そんな自分は手に入りません。まずは教科書の演習問題、小問の一問一問を積み重ねる度にそんな自分にたどり着けます。
苦しいときはなりたい自分を思い描きましょう。

 

きっかけ5 まずは計算で自信をつけてみる
 

自信をつけるには「結果を残すこと」が一番ですが、いきなり「テスト・模試でいい点を取って自信をつける」ことはできません。

まずは自分の成長が分かるように、教科書の演習問題(計算問題)を時間を計って取り組んでみましょう。

時間を計るときは100円均一ショップ等でキッチンタイマーを買っておくのがオススメ!気軽にタイムアタックに挑戦することができます。

最初は、教科書・ノートを見ながら10分かかっていたものでも、繰り返すことで3分で解けるようになればそれだけでも自信がつきますよ。

 

きっかけ6 予習をしてみる

たまには「予習」に挑戦してみませんか?
予習といっても、習うであろう範囲の証明を自分でやってみるとか、演習問題を解いておく、というようなレベルでの予習は必要ありません。(それができれば理想かもしれませんが。)

通学中や授業前の休み時間に、教科書をぱらぱらめくって「今日はこんな内容をやるのか~」と思う程度でもOK。
さっと目を通しておくだけでも、授業中に「あ、これもう読んだやつだ!」とスムーズに内容に入り込むことができるようになりますよ。

 

きっかけ7 授業を真面目にきいてみる

数学が苦手な人にとって、授業を真面目に聞き続けるというのは意外と大変なんですよね。
計算問題に慣れておく、予習をしておく、などに取り組んでいると、そのハードルも下がってきているはず。
授業の話を板書されていないところまでしっかりメモを取る。計算を何度もしてみる。授業中暇になったら少し先の方を読んでみるなど、1時間みっちり数学に集中することにチャレンジしてみましょう。思わぬ発見があるかもしれません。

 

きっかけ8 復習をしてみる

授業を聞いたら復習にもチャレンジしてみましょう!
証明をやり直す・間違えた問題を解き直す・教科書をめくって「こんなことをやったんだな」と思い返すなど、はじめはできる範囲でいいですよ。

 

きっかけ9 解法を”暗記”してみる

数学どこもわからない!というときは「暗記してみる」のも手です。本来数学で暗記は「禁じ手」と言われがちですが、証明の流れや計算方法など「覚えなければならないこと」もあるのは事実です。

「なにもわからない」ときは、苦しいとは思いますが、とにかく教科書・参考書と同じ流れを自分の手で再現できるように暗記してみましょう。
問題が解けるようになってから理解しても遅くはありません。

実際、高校数学が得意な人は、まずは暗記してから、どうしてその手法を使ったのかあとから理解する人もいます。

 

まずはスタートしよう!

苦手科目を克服する、苦手科目にとりかかるにはまずは「きっかけ」を作ることが大切です。
この記事では9つのきっかけを紹介しましたが、自分の手の届く範囲から実践してみましょう。

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ


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