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大学受験用の参考書の選び方│自分にぴったりの参考書を見つけるには?

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大学受験を頑張ろうと思っていても、自分に合う参考書が見つからず、困っている高校生も多いのではないでしょうか。世の中には数多くの参考書がありますが、どの参考書を選ぶかによって、学習効率は大きく変わります。

今回は大学受験を控えた高校生に向けて、参考書の上手な選び方を紹介します。「これから参考書を買おうと思っている」「今持っている参考書の内容がわかりづらい」という方は、ぜひ参考にしてください。

【大学受験】参考書の選び方

大学受験用の参考書を選ぶなら、以下のポイントを押さえておきましょう。

◇自分の学力レベルに合わせて選ぶ

参考書は、その人の学力レベルを引き上げるためのものです。そのため、今のレベルよりも簡単すぎる参考書を選んでも、新たに得られるものは多くありません。

反対に参考書のレベルが高すぎると、ひととおり読むだけでも大変です。書かれている内容をなかなか理解できず、読み進めるのに時間がかかり、勉強のモチベーションも落ちてしまいます。

受験に向けて効率よく学力を伸ばしたいなら、今のレベルよりも少し難しい内容の参考書がおすすめです。自分に合うレベルの参考書なら、途中でやる気を削がれることもなく、着実に学力を伸ばしやすいでしょう。

◇参考書の実物を確認する

参考書を購入する際に、インターネット上にあるレビューを確認してから選ぶ方は多くいます。評価の高い人気の参考書を選ぶのも一つの方法ですが、可能であれば書店で参考書の実物を見ておきましょう。

人気の参考書であっても、すべての方にとって最良であるとは限りません。「家族や友人に勧められたものの、自分には合わない……」というケースもあります。

書店で気になる参考書の目次や中身をチェックして、理解しやすいものを選びましょう。

参考書の難易度、文字の大きさ、レイアウト、解説の充実度など、見るべきポイントは多々あります。同じ科目・分野の参考書が複数あるなら、比較しながら選ぶとよいでしょう。

◇持ち運び用の参考書を用意する

自宅や自習室でじっくり読み込む参考書だけでなく、通学中などで使えるコンパクトサイズの参考書も用意しておくと大変便利です。

例えば、要点をまとめた薄い参考書、分野別の参考書、暗記用の単語帳などがあります。電車やバスの中、待ち時間などでもサッと取り出せて、隙間時間を有効活用できます。

また、分厚い参考書を持ち運びたいときは、分解して小冊子にする方法もおすすめです。参考書を分解する際は、分解したい箇所にカッターを当てて切り離し、バラけないように背表紙側をテープ、またはホッチキスで補強します。のりが硬くて切れないときは、背表紙にアイロンを当てて、のりを溶かしましょう。

参考書を選ぶ際の注意点

せっかく参考書を購入するなら、自分に合う最良の参考書を選びたいところです。ここでは、良い参考書を見つけるための注意点を紹介します。

◇最新版の参考書を購入する

古本屋、フリマサイトなどで購入する際は、旧版の参考書でないかを確認しましょう。旧版と最新版とでは、書かれている内容が大きく異なることがあるためです。参考書は、学校で使われる教科書が改訂されると、その内容に合わせるために改訂が入ります。

また、古本の場合は、前の持ち主の書き込みが残っているかもしれません。本自体の汚れや色あせ、傷などが気になる方もいるでしょう。古本を買う場合、古本屋の店舗で実物を確認してから購入するほうが、失敗がありません。

◇参考書を何冊も買い込まない

参考書選びで迷った結果、何冊も似たような参考書を買ってしまう方もいるでしょう。しかし参考書の数が増えすぎると、1冊の参考書に時間をかけられなくなり、内容が定着しないおそれがあります。

まずは、最初に選んだ1冊の参考書をしっかり使い切ることから始めましょう。1回で完璧に理解できなくても、繰り返し何度も読んで問題を解くことで、自然に理解できるようになります。

ただし、「自分には合わない」「文章が読みづらい」「内容が難しすぎる」と感じたときは、無理をする必要はありません。別の参考書を新たに用意して、その1冊を何度も読み込みましょう。

実物を確認して、自分に合う参考書を選ぼう

参考書を選ぶときは、自分の学力レベルよりも少し難しい内容のものを選んでみてください。応用レベルの参考書は、基礎がある程度固まってからチャレンジします。

参考書には合う合わないがあるので、読んでみて理解が進みそうなものを選びましょう。また、インターネットで購入しても構いませんが、一度は書店などで参考書の実物を見ておくことをおすすめします。友人に参考書を紹介された場合は、中身を見せてもらうのもよいでしょう。

複数の参考書を見比べながら、自分にぴったりの1冊を見つけてください。


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