ながら勉強はしないほうが良い?音楽・動画など種類別の注意点を解説
勉強になかなか集中できないときは、「ながら勉強」が役立つ場合があります。ながら勉強とは、音楽を聴いたり動画を見たりするなど、別の作業をしながら勉強することです。
ただし、ながら勉強は勉強の効率が下がることもあるため注意が必要です。本記事では、ながら勉強の種類や注意点について解説します。
【種類別】ながら勉強の注意点
ながら勉強の例としては、以下のようなものが挙げられます。
・音楽を聴きながら勉強する
・動画を見ながら勉強する
・運動しながら勉強する
・食べながら勉強する
・お風呂に入りながら勉強する
・寝ながら勉強する
ここでは、それぞれの勉強方法、注意点について確認しましょう。
◇音楽を聴きながら勉強する場合
好きな音楽を聴きながら勉強することで、リラックスする、やる気が出る、といった効果が期待できます。気分が高揚する音楽、自分にとって心地良い音楽を聴くことで、スムーズに勉強を始めやすくなることがあるでしょう。
ただし、音楽を聴きながら効率的に勉強できるかどうかは個人差があります。どのようなタイプの音楽でもOKな方、落ち着いた雰囲気の環境音程度ならOKな方、無音でないと集中できない方などさまざまです。特に歌詞がある曲は勉強の集中力が落ちやすいため、気を付けましょう。
勉強中の音楽の種類、注意点については、以下の記事でも解説しています。
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勉強中に音楽を聞くと集中できる?おすすめジャンルと勉強のコツを紹介
◇動画を見ながら勉強する場合
YouTubeなどの動画を流しながら勉強する際は、画面が視界に入って集中できなくなるおそれがあります。動画の内容を脳が処理しようとして、勉強に対する情報処理がしづらくなってしまうからです。
動画を流しながら勉強したい方は、勉強に集中したい方向けの動画を活用しましょう。例えば、勉強系の動画配信者が、自身が勉強している姿をライブ配信している場合があります。「誰かが勉強している姿を見ると、自分も勉強に集中できる」という心理を利用したものです。
ほかにも、集中力を高めるBGMや、雨音やカフェの環境音などを流す動画、ポモドーロタイマー付きの動画なども試してみるとよいでしょう。
◇運動しながら勉強する場合
運動をしながら勉強をするのは、気分転換にもなるのでおすすめです。運動といっても、本格的にスポーツをするわけではなく、自宅内でできるちょっとしたものがおすすめです。
運動を取り入れた、おすすめのながら勉強は、以下の通りです。
・部屋の中を歩き回りながら、英単語を暗記する
・立ちながら音読をする
・リスニング音声を聴きながら、軽く筋トレをする
・休憩中に外に出て、自宅周辺を散歩する
運動をやりすぎると身体が疲れてしまうため、無理のない範囲で行ないましょう。
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「勉強×運動」で効率的に成績アップ!手軽にできるおすすめの運動7選
◇食べながら勉強する場合
食べながら勉強をする方も少なくないですが、朝昼晩の食事は、気分転換の時間にすることをおすすめします。食べ物の味をしっかりと感じること、勉強から離れて頭を休めることが大切です。
勉強中にお菓子を食べる場合は、勉強に役立つものを選んでみましょう。例えばラムネ菓子なら、効率的に脳のエネルギー源を補給できます。ブドウ糖が通常より多く配合されている勉強用のラムネ菓子も販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
ほかにも、カカオポリフェノールを豊富に含むチョコレートを食べるのもよいでしょう。カカオポリフェノールは、記憶や学習の認知機能を促す栄養分(BDNF)を活性化させるといわれています。ストレス軽減に役立つGABAを含んだチョコレートもあるので、試してみてください。
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◇お風呂に入りながら勉強する場合
お風呂の中でなら、湯船で身体を休めつつ、リラックスした状態で勉強できます。個室なので誰かに話しかけられることもなく、勉強に集中できるでしょう。
ただし、「バスタイムは気分転換の時間にしたい」という方は、無理に勉強をする必要はありません。お風呂での勉強でストレスが溜まるようなら、お風呂はリラックスする時間と割り切り、お風呂以外の時間で勉強しましょう。
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お風呂での勉強で成績アップ!水濡れ対策などのポイントを全解説
◇寝ながら勉強する場合
寝ながらの勉強は、「途中で寝落ちしやすい」「メリハリがなくなりやすい」など、デメリットが多い勉強方法です。また、ベッドの上でノートをとったり、何冊ものテキストを並べて勉強したりするのは難しいでしょう。
もしベッドの上で勉強するなら、気軽に取り組める暗記系の科目がおすすめです。寝る前の暗記は、記憶に残りやすいともいわれています。とはいえ、眠ってしまう可能性が高いため、基本的には寝ながらの勉強はあまりおすすめできません。
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勉強効率が高まるなら、ながら勉強をしてもかまわない
今やっている勉強法で集中できないときは、ながら勉強を試してみるとよいでしょう。音楽を聴きながらの勉強方法が人気ですが、人によっては合わない場合があります。いくつかの音楽を試してみて勉強がはかどらない場合は、無理に音楽をかける必要はありません。
迷ったときは、ほかの方がやっているながら勉強の方法を順に試してみるのもおすすめです。ながら勉強を取り入れることで、勉強に集中できることを実感できたら、そのまま継続してみてください。
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