アクティブラーニングとは?ディスカッションなど具体的な学び方も紹介
近年教育の現場で注目を集めている、「アクティブラーニング」という学習法についてご存知でしょうか。アクティブラーニングは大学の授業でも導入されつつありますが、その詳しい内容について知らない方も少なくないでしょう。
そこで今回は、机に向かって勉強する以外の学び方をもっと知りたい中学生・高校生のために、アクティブラーニングという学び方の例を紹介していきます。一人で実践できる方法についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
勉強に役立つ「アクティブラーニング」とは?
アクティブラーニングとは、自ら働きかけて学ぼうとする、能動的な学び方のことを指します。
学校での学び方といえば、授業を受けて先生の話を聞き、聞いた内容をノートに書くという受け身のスタイルが基本です。アクティブラーニングの場合、受け身の姿勢ではなく、学ぶ側が自分で考えて、自分から動いて答えを出していきます。
なお、アクティブラーニングを実践するのは、教室内でも教室外のどちらでもかまいません。例えば学校の外に出て、その地域の人にインタビューをするのも、アクティブラーニングの一つの方法です。何かの課題を解決するため、自分で行動すること自体が、考える力や生きる力を育むというわけです。
アクティブラーニングの方法
アクティブラーニングの方法の例として、「ディスカッション」「ディベート」「グループワーク」などがあります。
・ディスカッション:テーマについてグループごとに話し合う
・ディベート:賛成派か反対派の立場に立って議論する
・グループワーク:グループ単位で意見を出し合い、答えや 制作物をアウトプットする
ここでは3つの方法について、それぞれの特徴や違いを見ていきましょう。
◇アクティブラーニングの方法(1)ディスカッション
ディスカッションとは、設定したテーマについて意見を出し合い、考えを深めていく学び方です。正解を出すことが目的ではなく、そのテーマについて自分の意見を出すこと、人の話を聞いてコミュニケーションをとることに意味があります。自分とは違う意見が出てきたとしても、まずはその意見を受け入れたうえで、自分の考えを整理していくことが大切です。
ディスカッションを行なう際は、制限時間を設定して、その時間内で結論をまとめるようにしましょう。制限時間を設けることで、意見が活発に出るようになりますし、時間配分にも意識が向きます。
話し合うテーマを設定する際は、参加者にとって身近な内容、興味を持ちやすい内容を選択するとよいでしょう。あまりにも専門的で難しい内容にすると、そもそも内容がわからず意見を出せなかったり、興味を持てないまま終わってしまったりするおそれがあります。
◇アクティブラーニングの方法(2)ディベート
ディベートとディスカッションは名前が似ていますが、内容は別物です。ディスカッションは与えられたテーマに対して意見を出し合いますが、ディベートの場合は賛成か反対かに分かれてから議論を行ないます。お互いに意見を交わしたあと、最終的には賛成派と反対派のどちらの意見が優れていたか、説得力があったかを第三者が判定します。
ディベートで議論するテーマについても、自分たちにとって身近な内容、理解しやすい内容を選ぶのがポイントです。
なお、ディベートでは賛成派と反対派に分かれて意見を述べ合いますが、相手の人格まで否定しないよう十分な配慮が必要です。ディベートを行なう際は、議論が必要以上に長引かないよう、制限時間を設けましょう。
ディベートを行なうことで、主観や感情に頼らず論理的に説明する力、コミュニケーション能力、物事を多角的な視点から見る力が育ちます。
◇アクティブラーニングの方法(3)グループワーク
グループワークとは、数人単位のグループに分かれて議論を行ない、その結論をもとにアウトプットを行なうことです。グループワークの種類として、プレゼン型や作業型、アクティビティ型(ゲーム型)などがあります。
・プレゼン型:グループで話し合ったあと、結論をプレゼン形式で発表する。
・作業型:グループのメンバーと連携して作業を行なう。
・アクティビティ型(ゲーム型):グループでゲームに参加。遊びの要素が強い。
アクティブラーニングは一人でもできる
アクティブラーニングは、一人でも実践可能です。例えば、自分で質問して自分で答えるのもアクティブラーニングの一種です。誰かが目の前にいると想定して、わかりやすく説明するのも良い方法です。
教科書や参考書を読んでインプットしたあと、自発的にアウトプットを行なうことで、勉強した内容が頭に定着していきます。
アクティブラーニングで考える力を育てよう
授業を受けたりテキストを読んだりするのも大切ですが、ほかの人と話したり、積極的にアウトプットなどをすることも重要です。
ディスカッション・ディベート・グループワークに初めて参加するときは、意見を出すのをためらってしまうかもしれませんが、参加を続けていくうちに発言の仕方や時間配分にも慣れていきます。アクティブラーニングを取り入れることで、考える力だけでなく、コミュニケーション能力まで身につけることができるでしょう。
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