大学受験に落ちたらどうする?浪人、就職、留学などのルートを紹介
大学合格に向けて頑張っていても、「第一志望に落ちたらどうしよう」「全部の大学に落ちたら別の道に進むべき?」などと不安になることもあるでしょう。勉強に集中するためにも、大学受験で落ちた際の選択肢について調べておくと安心です。
本記事では、浪人や留学、就職など、大学受験に落ちた際の対応方法を紹介します。大学受験で失敗した際にどのような道があるのか、進路について気になる方はぜひご一読ください。
大学受験で落ちた場合の対応
大学受験に失敗してしまった場合にも、以下のようにさまざまな選択肢が残されています。
・第一志望以外の大学に入る
・今から受験できる大学を探す
・浪人する
・専門学校に進学する
・留学する
・就職する
それぞれの道について、詳しく見ていきましょう。
◇第一志望以外の大学に入る
第一志望の大学に落ちてしまったものの、他の大学の合格が出ている場合は、まずは滑り止めの大学への進学を検討します。第一志望の大学に強いこだわりがないなら、そのまま合格した大学に進学してもよいでしょう。
ただし、「滑り止めとして受験したものの、その大学に入るのは気が進まない」と感じる場合には、注意が必要です。第一志望の大学を諦めて良いのか、合格した大学でやりたいことは叶えられるのか、入学手続きをする前に真剣に考えましょう。
第一志望への心残りがあるなら、浪人や仮面浪人を選択するのも一つの手段です。
関連記事:
予備校?自宅浪人?仮面浪人?いろいろな浪人のカタチ
◇今から受験できる大学を探す
大学に全部落ちてしまったものの、「浪人はしたくない」「大学以外の進路は考えられない」という方もいるはずです。そのような場合には、すぐに情報収集を行ない、今からでも受験可能な大学を探しましょう。
私立大学のなかには、3月以降に入試日程が設けられているところもあります。「後期日程」「3月入試」など大学ごとに名称は異なるため、詳細を確認しましょう。
◇浪人する
第一志望の大学を諦められない場合、大学に全落ちした場合は、浪人して再受験を目指しましょう。浪人する際の選択肢として、「予備校に通って勉強する」または「自宅浪人」の2つがあります。
浪人を選択する場合、第一志望の合格に向けて1年間受験勉強を続けなくてはなりません。モチベーション意地が不安な方は、予備校に通うことをおすすめします。同じように勉強を頑張る仲間と切磋琢磨できる点はもちろん、予備校に通うことで生活リズムが整う点も大きなメリットといえます。
自宅浪人の場合は、予備校に通うための費用を節約できます。ただし、学習スケジュールを自分で決めなければならないため、自己管理が不得意な方には向きません。「自宅が一番集中できる」「スケジュール管理が得意」という方であれば、自宅浪人を検討してもよいでしょう。
関連記事:
知っておきたい浪人のメリット・デメリット│迷ったときはどうする?
◇専門学校に進学する
「将来、就きたい仕事が決まっている」「本格的に学んでみたいスキルがある」という方は、専門学校への進学を検討してみてはいかがでしょうか。3月末まで出願可能な専門学校もあるので、すぐに情報を調べてみてください。
大学で取得したいと思っていた資格が、専門学校で取得できる可能性もあります。なかには、専門学校で学んだあと、大学・大学院への編入が可能なケースもあります。
◇留学する
大学受験に落ちたあと、自分探しのために海外留学を選択する方もいます。海外で語学力を磨く、異文化に触れるといった貴重な経験は、その後の人生の大きな財産になるでしょう。
高校を卒業後、学校に所属していない期間を利用すれば、半年・1年単位での長期留学も可能です。
関連記事:
【海外留学】ホームステイとは?メリット・デメリットや注意点を紹介
◇就職する
進学を諦めて就職する場合には、高卒での就職活動になります。大卒での就職活動と比べると、選択の幅が狭まる点には留意しましょう。
また、すべての合格発表が終わる3月の時点で、すでに新卒採用を終えている企業も少なくありません。したがって、いったんアルバイトや派遣社員として働きながら、正社員登用や転職でのキャリアアップ、大学・専門学校への再受験を目指す方もいます。
大学受験で全落ちしたときも、情報収集は早めに
全部の大学に落ちてしまっても、浪人する、今から受検できる大学・専門学校を目指す、就職するなど、選択肢はさまざまあります。どの進路に進むにしても、情報収集は早めに行ないましょう。
大学受験に失敗して自信をなくし、塞ぎ込んでしまうのも無理はありませんが、決断が遅れれば遅れるほど、選択肢は少なくなります。したがって、1日でも早く気持ちを切り替えて、アクションを起こしましょう。
大学受験に落ちても、さまざまな選択肢がある
大学受験に落ちたとき、「これからどうしよう」「どの進路を選ぶべきかわからない」と悩んでしまうかもしれません。落ち込んで気持ちが回復せず、なかなか行動できない場合もあるでしょう。
しかし、大学受験で落ちたとしても、挽回するチャンスは今後いくらでもあります。将来の自分のためにこれからどうしたいか、自分がどうなりたいかをよく考えて行動に移しましょう。
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