アドミッションポリシーとは?大学受験に役立つ理由、確認方法などを紹介
志望大学を決める際には、アドミッションポリシーの確認が重要であることをご存知でしょうか。学校や塾の先生に「アドミッションポリシーを見ておきましょう」と言われたものの、何のことなのかわからない方もいるはずです。
今回はアドミッションポリシーの意味や確認方法、確認しておきたい時期について解説します。この記事を読むことで、アドミッションポリシーをなぜ確認すべきなのか、ポイントを理解できるでしょう。
アドミッションポリシーとは?
アドミッションポリシーとは、大学が明示すべき3つのポリシーの一つです。
1.アドミッションポリシー(入学者受け入れの方針) |
大学受験を控えている高校生は、まずはアドミッションポリシーの確認から始めましょう。
アドミッションポリシーの重要性
アドミッションポリシーが重要視されるのは、どのような理由からなのでしょうか。ここでは、受験生がアドミッションポリシーを確認したほうが良い理由を解説します。
◇大学と学生のミスマッチを防げる
アドミッションポリシーには、大学側がどのような学生に大学に入ってほしいか、求める学生像が記載されています。学生が入学前にアドミッションポリシーを確認しておけば、自分に合う大学、合わない大学を見分けられるでしょう。
例えば「海外で活躍したい」という方には、グローバル人材を積極的に育てようとしている大学がおすすめです。入学後に何の勉強をしたいのか、どのように活動したいのかをよく考えてから、各大学のアドミッションポリシーと照らし合わせてください。
◇大学側の評価ポイントを理解できる
大学の推薦入試・総合型選抜は、アドミッションポリシーに合致する学生を選抜するために存在します。大学側の評価基準を理解しておけば、それに合わせて面接・小論文対策を行なえるわけです。
面接で想定外の質問をされたときも、アドミッションポリシーに合致する学生像をイメージしながら答えることができます。アドミッションポリシーには合格のヒントが隠されているので、何度も読み込んで理解を深めることが重要です。
アドミッションポリシーの確認方法
アドミッションポリシーは、大学のWebサイト、学校案内のパンフレット、推薦入試・総合型選抜の入試要項などで確認できます。
インターネットで検索して見つからないときは、「3つのポリシー」「アカデミックポリシー」といったキーワードでも探してみましょう。学校案内のパンフレットについては、資料請求で入手できるほか、オープンキャンパスでも配布されています。掲載箇所がどうしても見つからないときは、大学に直接問い合わせるとよいでしょう。
なお、アドミッションポリシーは大学全体ではなく、学部や学科単位で定められていることがあるので、隅々までチェックが必要です。気になる大学のアドミッションポリシーをすべて調べて、比較してみると違いがわかりやすくなります。
アドミッションポリシーを確認すべき時期
気になる大学のアドミッションポリシーは、高校3年生になる前に確認しておきたいところです。早い時期から読んでおくことで、自分がどのような経験を積めば良いのか、何のスキルを磨けば良いのかが見えてきます。
志望大学を決めてからアドミッションポリシーを見るのではなく、志望大学が決まっていない段階で見るのがポイントです。気になる大学の候補を一覧でまとめて、それぞれのアドミッションポリシーを確認しましょう。
最初はそれほど興味がなかった大学・学部でも、アドミッションポリシーの文章を読むうちに、気になる大学になるかもしれません。行きたい大学に推薦入試・総合型選抜があるなら、アドミッションポリシーを細部まで読み込み、時間をかけて対策をしていきましょう。
アドミッションポリシーを読めば、行きたい大学が見えてくる
せっかくの大学進学ですから、自分と相性の良い大学を選びたいところです。大学とのミスマッチを防ぎ、推薦入試・総合型選抜での合格可能性を高めるためにも、アドミッションポリシーをよく確認するようにしましょう。
アドミッションポリシーを確認することで、「大学側が求めている学生像」を理解できるようになります。インターネットからでも簡単にチェックできますので、時間があるときに目を通しておきましょう。
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