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ノートの色分けで勉強の効率が変わる!ペンの使い分けや選び方を解説

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授業中にノートを取る際、ペンの色分けに悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。何色のペンを使うのか、重要な部分は何色で塗るのか、ボールペン・サインペン・蛍光ペンなど何のペンを使うのか、自分なりのルールを決めておきたいところです。

今回の記事では、授業中のノートの作り方で悩んでいる中学生・高校生のために、ノートを色分けする際の注意点、勉強用ノートの具体的な色分け例やペンの選び方を紹介します。

何となく感覚的に色を塗っている方、自分のノートが見づらくて困っている方は、ぜひ参考にしてください。

ノートの色分けをする際の注意点

ノートがきれいに整理されていると、勉強する際のモチベーションも上がってくるものです。まずはノートの色分けについて、以下の注意点を押さえておきましょう。

◇色の種類を増やしすぎない

勉強用ノートの場合、ペンの色を増やしすぎないよう注意が必要です。色が多いと、重要な部分がかえってわかりにくくなります。

また、色を変えるためにペンを持ち替える手間も発生します。1回あたりの所要時間はごくわずかですが、ペンの種類が増えれば増えるほど、タイムロスも増えるでしょう。ノートの色分けに気を取られて、先生の話に集中できなくなるのは避けたいところです。

◇ノートの色分けだけで満足しない

適切な方法でノートの色分けをすると重要な部分がわかりやすく、復習する際にも勉強しやすくなります。しかし、なかには、「ノートの色分けを頑張りすぎて、勉強内容をほとんど覚えていない」という方もいます。

ノートの色分けは大事な作業ですが、必要以上に時間をかけないように注意しましょう。色分けをしたあとにノートを見返して、内容を理解したり覚え直したりする作業のほうが重要です。

◇先生の話をしっかりと聞く

板書の量が多いと、文字をノートに書き写すだけでも大変です。板書を写す作業で疲れてしまい、先生の話を聞くだけで精一杯のこともあるでしょう。

余裕がないときは、授業が終わってから色分けするのも一案です。授業中は黒一色で板書を書き写し、授業後に重要なポイントを色で囲んでもよいでしょう。

時間が経つと、どこが重要だったのかを忘れてしまいがちなので、記憶が残っているうちに色分けをするのがおすすめです。

勉強用ノートの色分け例

ノートの色分けをする際は、3色程度に色数を絞るとよいでしょう。好きな3色を選んだら、色ごとに意味を決めておくのが重要です。

色の選択で迷ったときは、赤・青・緑の3色を使ってみましょう。色分けの例は、以下のとおりです。

・赤:優先して覚えたい重要な内容
・青:赤の次に重要な内容や、覚えておきたい解法
・緑:補足説明や、先生が口頭で言っていた内容 など

上記はあくまで一例なので、色の種類や意味付けは自身で行ないましょう。

ただし、ノートに使用する色は、気分によって変えるのではなく、色分けのルールにしたがうのが基本です。一定のルールを守ることで、あとからノートを復習する際にも理解しやすくなります。

色分け用のペンの選び方

色分け用のペンを購入する際は、以下の選び方のポイントを参考にしてください。

◇赤ペンは暗記シートで隠れる色で

赤系のペンで文字を書くと、赤の暗記シートで文字を隠せるようになります。覚えたい箇所に赤ペンを使えば、自分用の暗記ノートを作成することが可能です。

ただし、色の濃い赤は、暗記シートをかぶせたときに色が透けるおそれがあります。そのような場合には、薄めのオレンジ、ピンクなどを使うとよいでしょう。なお、ペン先が硬いボールペンなどは、書いた跡が見えてしまうことがあるため注意が必要です。

◇蛍光ペンは色合いもチェック

蛍光ペンを使う際は、色の種類だけでなく、発色もよく確認しておきましょう。発色の良いペンはよく目立ちますが、多用すると目が疲れてしまうおそれがあります。

蛍光ペンの鮮やかさが苦手な方は、おだやかな色味の蛍光ペンを選択してみてください。文房具店で実物をチェックし、好みの色合いを探してみましょう。

なお、文字を適度に目立たせたいなら、青系の蛍光ペンもおすすめです。青系の色には集中力・暗記力の向上、リラックス作用などの効果があるといわれています。

ノートの色分けで、記憶が整理される

ノートの色分けを適切に行なうことで、勉強内容が視覚的に整理され、授業後の復習もしやすくなります。ただし、色分け作業に夢中になりすぎて、先生の話を聞き逃してしまう方も少なくありません。カラフルなノートを作るだけで満足しないように気を付けましょう。

ペンを使用する際は、色数を3色程度に絞ることが重要です。また、授業中の板書がスムーズに進むよう、色分けルールをあらかじめ決めておくことをおすすめします。ルールどおりに色を使い分けながら、自分専用の参考書や暗記ノートを作りましょう。


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