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提出物を出せないのはなぜ?受験への影響や出さない場合の対処法を紹介

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「子どもが宿題を忘れてばかり」「提出物の締め切りを何度も破っている」など、子どもが提出物を出せないことに悩みを抱える親御さんも多くいらっしゃるでしょう。学校の成績などに影響が出ないか心配されている方も少なくありません。

今回の記事では、提出物を出せない場合の影響や対処法について説明します。子どもにどのように注意すれば良いのか悩んでいる方、親として必要なサポート方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。

提出物を出せないとどうなる?

実際のところ、学校の提出物を出せないとどのような影響が出るのでしょうか。

◇受験に影響が出る可能性がある

提出物を何度も出さないでいると、授業についていけなくなる可能性が出てきます。提出物を出し忘れるということは、必要な課題を適切なタイミングでこなせていない、ということでもあります。また、提出物を遅れて出すと、その分授業内容とのズレが生じてきてしまい、次第に授業についていけなくなってしまう可能性があります。

学校の内申点に影響が出るおそれもあります。学校の内申点は、定期テストの点数だけでなく、普段の学習態度や提出物についても評価に含んでいるためです。

提出物を怠った結果、内申点が低くなり、それが受験にも影響する可能性があるのです。

◇社会人になってからが大変

期限内にタスクをこなすことは、学生だけでなく社会人にとっても必須のスキルです。提出物を出す習慣を学生のうちから身につけておくことで、社会人になってからのトラブルを防ぐことができます。

提出物を出さないのが当たり前になってしまうと、社会人になってから苦労します。「提出物は出すものだ」「出したほうが自分のためになる」という意識を学生のうちに持つことで、将来大人になったときにきっと役立ちます。

提出物を出せない場合の対処法

子どもがどうしても提出物を出せない場合、どういった方法で対処すれば良いのでしょうか。複数の対処法を紹介しますので、ぜひお試しください。

◇提出物を出せない理由を明確にする

まずは、提出物を出せない本当の理由を明らかにしていきましょう。子どもが提出物を出せない理由は、以下のようにさまざまです。

・わかってはいるが、ついあと回しにしてしまう
・提出物の存在を忘れてしまう
・忙しすぎて提出物を取り組む時間がない
・提出物を締め切り内に出さなくてはならない理由がわからない

ただ単に提出物を出せないことを叱っても、効果がないどころか逆効果になることもあります。まずは、子どもの話、今の素直な気持ちを聞くところから始めてみましょう。子どもの言葉を否定せず、話を真剣に聞いて理由を掘り下げていくことが重要です。

◇提出物に取り組めるよう工夫する

提出物を出せない理由がわかったら、その理由に合わせて具体的な解決方法を考えましょう。

例えば、提出物の存在を忘れてしまう場合は、カレンダーに締め切りを書き込んで管理することを習慣づけます。最初は子どもと一緒にカレンダーを確認し、締め切りをこまめに確認する癖をつけていくとよいでしょう。提出物の用意が計画どおりに進んでいるかときどきチェックしてあげてください。提出物を締め切り内に出せたら、思い切り褒めてあげましょう。

関連記事:
勉強を習慣化する方法7選!勉強が続かない中高生向けにコツを紹介

◇提出物を出す意味を説明する

そもそも提出物を出す重要性がわかっていない場合は、なぜ提出物を期限内に出さなくてはならないのか、その理由を納得させるところから始めます。

提出物を出さなくても何とかなる場面もありますが、受験をする際、社会人になってから苦労するのは子ども自身です。提出物を出さないことで、将来にどのような影響が及ぶのか、考えられる可能性を説明してみましょう。

「提出物を出さないと自分のためにならない」とわかると、意外とすんなり提出物に取り組めるかもしれません。

◇勉強しやすい環境を作る

自宅に勉強するスペースを作ることで、勉強へのモチベーションが生まれて、集中して提出物に取り組めるようになることがあります。

自宅に十分な学習スペースを用意できない場合は、塾に通うのも一つの方法です。自習室のある塾であれば、周りに勉強している仲間がたくさんいるので、やる気が出るかもしれません。塾で出される課題をこなすうちに、締め切りを守る意識も生まれるでしょう。

まずは提出物を出せない理由を把握することから

中学生・高校生の子どもが提出物を出せていない場合、まずは提出物を出せない理由は何なのか、理由を把握することから始めましょう。

提出物を出せないことを叱っているだけでは、根本的な解決にならないことがあります。子どもの話をよく聞いて、提出物を出せない理由を確認したうえで、一緒に対処法を考えていきましょう。


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