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教科書を使う勉強法4選!問題集や参考書との組み合わせも紹介

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「学校の成績を上げたい」「第一志望の学校に合格したい」という方は、まずは教科書を今よりももっと使いこなすことから始めてみましょう。教科書の上手な使い方を知ることで、各教科の基礎をしっかりと固めることができます。

今回の記事では、勉強をこれから頑張りたい中学生・高校生に向けて、教科書を使ったおすすめの勉強法を紹介します。勉強のやり方で悩んでいる方、もっと効率的に勉強したいと思っている方は、ぜひ取り入れてみてください。

教科書を使う勉強法4選!

ここでは、教科書を使う4つの勉強法について詳しく見ていきましょう。

◇教科書を繰り返し読む

教科書を軽く1度読むだけでは、内容を理解したり用語を覚えたりするのは難しいでしょう。1冊の教科書を何度も読み返すことで、次第に内容が記憶として定着していきます。

1回目に読むときは、完全にその内容を理解できなくてもかまいません。細かく読み込むというよりは、おおまかに全体の内容をつかむことを意識します。1回すべて読み終えたら、また同じ教科書を読み返していきます。何度も読むうちに自然と内容の理解が進んでいくはずです。

本を何度も読む勉強法として、「7回読み勉強法」というものがあります。詳しいやり方を以下で紹介していますので、気になる方はぜひ試してみてください。

関連記事:7回読み勉強法とは?東大主席の学習法を徹底解説

◇問題集を一緒に使う

勉強をする際は、インプットとアウトプットを両方とも行なうことで理解がより進みます。なお、情報を頭の中に入れていくのがインプット、覚えたことを外に出していくのがアウトプットです。

教科書を使って勉強する際は、問題集を併用するとよいでしょう。教科書でインプットを行ない、問題集を解いてアウトプットを行ないます。

問題集をスムーズに解けないときは、教科書をもう一度読み直しましょう。間違えた部分を教科書で復習してから、再度問題集に取り組みます。このようなインプット・アウトプットの繰り返しによって、より効率的に学力を伸ばせるでしょう。

関連記事:
勉強はインプット・アウトプットのバランスが重要!学習効果を高めるコツを解説
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◇教科書を音読する

教科書の音読をするとき、人間は目や口、耳を使います。文字を目で追って声に出し、その声を自分の耳で聞くことで、複数の刺激が生まれ、教科書の内容を覚えやすくなるというわけです。

特に英語の場合、声に出すことで英語の文章や発音に慣れることができるでしょう。英語の教科書を繰り返し音読することで、英語の本文が自然と頭に入ります。

教科書の音読は、机に向かう前のウォーミングアップとしてもおすすめです。集中力が切れてきたときに、教科書を持って立ち上がり、気分転換として音読するのもよいでしょう。

◇教科書に書き込みをする

教科書に書き込みをする際は、重要な箇所のみ線を引くようにしましょう。色ペンやマーカーをたくさん使って色分けをすると、どの部分が重要なのかがわかりにくくなってしまいます。色分けが目的になり、書き込むだけで満足してしまう方も多いため注意が必要です。

復習のときに見やすいよう、色数は3色程度に抑えましょう。また、「覚えたい単語は○色」「解説は○色」のように、色の役割をあらかじめ決めておくと、線を引くときに迷いません。先生が詳しく説明した箇所、自分にとって苦手な箇所、何度も読み返したい箇所に印を付けるのも良い方法です。

受験対策をするなら、教科書以外も活用する

志望校のレベルにもよりますが、教科書だけで受験対策をするのは基本的に難しいでしょう。偏差値の高い高校・大学を目指す場合は、その学校の入試の傾向に合わせた対策が必要です。

受験対策をする際、まずは教科書でしっかりと学び、基礎固めを行ないましょう。教科書の内容をある程度理解できたら、参考書でさらに詳しい知識を習得していきます。参考書を選ぶ際は、自分の今の実力や志望校のレベルに合わせて、適切な参考書を選ぶことが大切です。

応用問題の対応力をつけるなら、塾や予備校に通うのもよいでしょう。学力別にコース分けされている塾や予備校であれば、自分の学力に合った授業を受けられるので、効率的に学習を進められます。

関連記事:塾の体験授業を受けよう!予約方法や面談など基本の流れを紹介

教科書を使う勉強法で、地道な基礎固めを

勉強のやり方で迷ったとき、わからないところがあるときは、教科書をもう一度見返してみましょう。理解できるようになるまで何度も読み返し、重要な部分にマーカーを引いたりすることで、受験に必要な知識が記憶されていきます。

教科書でしっかり基礎固めをすることで、応用問題を解く際のつまずきが少なくなります。基礎をコツコツと積み重ねていき、参考書や塾・予備校で応用的な知識を補強していくことで、成績が向上して志望校合格に一歩近づけるでしょう。


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