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問題集の使い方と注意点を解説!勉強の質を高めて知識を定着させる方法とは

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授業を受けたり参考書を読んだりして、ある程度知識が身に付いたら、次は問題集の出番です。とはいえ、「問題集ってどう使うの?」「問題を解いても内容を忘れてしまう」「書き込みをしていいのかわからない」などの悩みを抱える中学生・高校生も多いのではないでしょうか。

問題集の使い方によって、勉強の効率は大きく変わります。そこで今回は、問題集の基本的な使い方や注意点を詳しく見ていきましょう。学校での成績が伸び悩んでいる方、受験に向けて勉強を頑張りたい方は、ぜひ参考にしてください。

問題集の基本の使い方

問題集を使う際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

◇同じ問題集を繰り返し解く

同じ問題集を繰り返し解き、復習を何度も行なうことで、知識がしっかりと定着していきます。

1回目に解く際は、正解した問題、間違えた問題に印を付けておくとよいでしょう。正解した問題、十分に理解できている問題は「〇」、不正解の問題やまったく解けなかった問題は「×」を付けます。

また、正解したものの理解が不十分な問題、もう一度解いたほうが良いと感じた問題には「△」を付けましょう。

△や×の問題を集中的に解くことで、効率良く問題の復習を行なえます。何度も解くうちに知識が定着し、△や×の問題もスムーズに解けるようになるはずです。

◇解説をしっかりと読む

わからなかった問題はもちろん、正解した問題の解説もしっかり読んでおきましょう。解説を十分に読むことで理解が深まり、知識が定着します。

なお、解説を見てもよくわからなかった問題をそのまま放置するのはNGです。なるべく早めに学校や塾の先生に質問して、詳しい解き方を教えてもらいましょう。

問題集を使う際の注意点

ここからは、問題集を効果的に使うためのコツ、注意点を紹介します。

◇わからない問題に時間をかけすぎない

じっくりと考えることは大切ですが、難しい問題に時間をかけすぎないように注意が必要です。「そもそも解き方を知らない」「必要な知識が足りていない」という場合、時間をかけても解くことはできません。

解き方がまったくわからない場合は、ある程度で解くのを止めて、いったん解説を確認しましょう。解説を読んで解き方を理解したら、時間を空けてまた同じ問題を解き直します。

1冊の問題集を繰り返し解く場合、1回目で完璧を目指す必要はありません。「問題を解けなかった→解説を見る→間違えた問題を解く→正解する」というステップをふめばOKです。

◇問題集のレベルに注意

問題集を選ぶ際は、自分のレベルに合わせることが大切です。難しすぎる問題集を選ぶと、解ける問題がなさすぎて途中で辛くなってしまいます。反対に9割以上解ける問題集を選んでも、なかなか実力は伸びません。

最初に問題集を選ぶなら、6割程度解けるレベルのものがおすすめです。その問題集を無理なく解けるようになってきたら、さらに上の難易度の問題集に切り替えましょう。

◇必要以上に書き込みをしない

問題集を繰り返し解く場合は、書き込みをしないのが基本です。問題文や選択肢、図などに書き込みをすると、2回目以降に解きにくくなってしまいます。問題集に解答欄がある場合も直接記入はせず、ノートに答えを書いていきましょう。

なお、問題集は、暗記用の教材として使うことも可能です。答えや重要なポイントを赤字で記入し、赤シートで隠しながら勉強すれば暗記用として使えます。

◇過去問を解く際は時間を計る

受験勉強では志望校の過去問を解いて、問題のレベルや傾向を把握しておくことが重要です。最新の傾向を知るためにも、新しい年度のものから取り組むとよいでしょう。

過去問を解く際は、できるだけ本番と同じ形式で解くのが基本です。入試本番と同様に時間を計り、時間配分を意識しながら解いていきます。

過去問で思うように点数が伸びなかったら、自分にとって何が課題なのかを分析しましょう。「解けない問題に時間をかけすぎた」「見直しの時間がなかった」「苦手な分野があった」など、課題がわかれば対処法も見えてきます。

過去問を選ぶ際は、解説が詳しいものを選ぶのがおすすめです。間違えた問題は何度も解き直して、確実に解けるようにしておきましょう。

問題集の正しい使い方をマスターしよう

問題集で実力を伸ばすためには、1冊の問題集を繰り返し解くこと、解説を十分に読み込むことが大切です。また、問題集に印を付けておけば、わからなかった問題だけを集中的に解き直すことができるため無駄がありません。

なお、レベルの高い問題集に最初から手を出すと、モチベーションが落ちやすいため注意が必要です。まずは自分に合うレベルの問題集から取り組み、徐々にレベルを上げていきましょう。今回紹介した問題集の基本の使い方や注意点を参考に、勉強を効率的に進めてください。


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