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参考書に書き込みをするのはアリ?書き込む際のポイントを紹介

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学習効率を高めるために、参考書の存在はとても重要です。なかには、参考書に書き込みをしながら勉強をしている中学生・高校生もいるでしょう。

参考書はひと通り読むだけでも効果がありますが、コツを押さえて上手に書き込むことで、勉強の効率をさらに高められます。

今回は参考書に書き込みをするコツ、気を付けるべきポイントを解説します。書き込み以外の選択肢や、書き込みをした参考書が売れるのかどうかも解説しますので、ぜひご一読ください。

参考書への書き込みはOK!書き込みをする際のポイント

教科書だけで足りない部分は、より詳しい説明が書かれている参考書を使って勉強していきましょう。その際は、参考書に色々と書き込みながら進めるのがおすすめです。

そこでまずは、参考書に書き込む際のポイントを解説します。

◇問題には書き込みをしない

参考書に書き込みをすることは有用ですが、問題部分に書き込みをする際は注意が必要です。問題部分に解答や解答が導き出せるメモ書きを残しておくと、繰り返し使用できない参考書になってしまいます。特に演習問題が多い参考書は書き込みに向いていません。

逆に書き込みに向いているのは、解説がメインの参考書や単語帳などです。補足としてメモを書き込むことで、自分用のオリジナルの参考書を作れます。問題を繰り返し解きたい場合は、直接書き込むのではなく、ノートに答えを書きましょう。

ただし、解けなかった問題にチェックを入れておくのはOKです。問題をひと通り解いたあと、チェックを入れた問題のみを解くことで、効率的に勉強できます。この方法は、自分がよく間違える分野、問題の傾向も分析できるので、ぜひ試してみてください。

◇書き込むことを目的にしない

参考書に書き込む際は、書き込みに時間をかけすぎないように注意しましょう。

文字を書き込んだり、本文を蛍光ペンで色分けしたりすることで、たくさん勉強した気持ちになるかもしれません。しかし書き込むだけで満足するのではなく、知識を覚えること、理解を深めることが重要です。

参考書へ大量に書き込みすぎて、どの部分が重要なのかがわからなくなるケースも多々あります。蛍光ペンなどで本文を塗る際は、覚えておきたい箇所、重要な箇所のみをピンポイントで塗るようにしましょう。

◇暗記用のペンで書き込む方法もある

暗記用のペンで書き込みをして、暗記用の教材を作るのも一つの方法です。暗記用のペンやシートは、文房具店や100円ショップなどで購入できます。

演習問題の多い参考書の場合は、解答欄にオレンジ色やピンク色で答えを書き込みましょう。赤色のシートを重ねれば、書き込んだ箇所の文字が消えて、暗記用の教材として使えます。

また、参考書のなかで覚えたい用語や数値が出てきたら、緑ペンで塗りつぶします。緑ペンで引いた箇所は赤シートで隠すことが可能です。シートを緑色、ペンを赤色にしても、同じ効果が得られます。

なお、あとから消したい場合は、消せるタイプの暗記ペンが便利です。

◇付箋を貼るのもおすすめ

参考書に直接書き込むことに抵抗がある方は、付箋を使って情報を整理するとよいでしょう。書き間違えをした場合も、付箋を差し替えるだけで簡単に修正できます。付箋は貼る位置を簡単に変えられるため、書き込む位置を気にせずに簡単に情報を追加できる点もメリットです。

覚えたい内容を付箋に書き込み、覚えたものから捨てていく方法もあります。必要な付箋のみが残るので、「今日は何を覚えようか」と悩むことが少なくなるでしょう。付箋が減っていくことで達成感を得られ、モチベーション維持にも役立ちます。

ほかにも、参考書の重要な解説に小さな付箋を貼ったり、本文に貼って目隠しとして使ったりすることもできます。

参考書に書き込みをすると売れなくなる?

もし参考書を売る予定なら、なるべく書き込みを控えたほうがよいでしょう。書き込みの量が多いほど、買い取りの値段は下がる傾向にあります。売る予定の人で書き込みをしたい場合は、付箋に書き込みをして参考書に貼り付けるのがおすすめです。

参考書に直接書き込みをする場合は、ほかの受験生が気にならない程度の書き込みにしておきましょう。蛍光ペンなどで本文が問題なく読める程度にしておくのが無難です。

蛍光ペンで本文が少し塗りつぶされている程度なら、買い手側もそれほど気にならないかもしれません。

参考書に書き込むことで、理解がより深まる

参考書にやみくもに書き込んでも、必ず効果が出るわけではありません。書き込み自体が楽しくなってしまい、本文のほとんどを蛍光ペンで塗ってしまう方もいます。

参考書に書き込みをする際は、あとで見直したときに理解しやすいよう、ポイントを押さえて書くことが重要です。

また、付箋を使ったり、暗記用のペンやシートを使ったりと、参考書にはさまざまな活用方法があります。書き込みの方法に正解はないので、自分が理解しやすい方法であれば問題ありません。今回紹介した内容を参考にしつつ、効率的に学習を進めてみてください。


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