ネットカフェ（漫画喫茶）は勉強に向いている？メリット・デメリットを紹介

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自宅や塾の自習室で毎日勉強していると、ときには違う場所で勉強したくなることがあるでしょう。そんなときの勉強場所の候補として、ネットカフェ（漫画喫茶）があります。

図書館や公民館、カフェやファミレスなど、勉強する場所によって集中力は大きく変わるものです。また、人によってもお気に入りの勉強場所は異なります。

今回は勉強に集中したい高校生に向けて、ネットカフェが勉強場所に向いているのか、メリット・デメリットを詳しく解説します。

ネットカフェ（漫画喫茶）で勉強するメリット

まずは、ネットカフェで勉強する4つのメリットを紹介します。

◇半個室・完全個室を利用できる

多くのネットカフェでは、半個室か完全個室の席を利用できます。漫画やインターネットを楽しむ方が大半ですので、話し声もほとんど聞こえません。店舗にもよりますが、完全防音の部屋を利用できる場合もあります。

図書館や塾の自習室も静かですが、周囲の人の視線や立ち上がる動作などが気になるかもしれません。ネットカフェの席なら視線が遮られているため、「人の目を気にせず勉強したい」「静かな環境で没頭したい」という方におすすめです。

◇インターネットなどの設備が充実している

ネットカフェにはパソコンやWi-Fi、コンセントなど、設備がひと通りそろっており、自分のパソコンを持ち込んで、講義動画を視聴することも可能です。さらに自席で充電もできるため、パソコンやスマートフォンのバッテリー残量を気にすることなく、長時間でも安心して使えます。

◇ドリンクの飲み放題を利用できる

ネットカフェの魅力といえば、ドリンクの飲み放題を利用できる点です。ほとんどのネットカフェがドリンク飲み放題であり、なかには飲食物の持ち込み可能、途中外出可能なネットカフェもあります。

勉強の途中でお腹が空いたときには、ネットカフェでフードを注文することもできます。

◇時間を気にせず長時間使える

ネットカフェは24時間営業の店舗がほとんどであるため、利用時間を気にすることなく勉強に集中できます。

ファミレスやカフェで勉強する高校生も多いですが、長時間の滞在にはあまり向いていません。店舗によっては、勉強目的の利用を禁止している店舗もあります。また、塾の自習室は利用時間が決まっているため、早朝や夜中に勉強するのは難しいかもしれません。

時間に関係なく自由に勉強したい方にとって、ネットカフェは有力な選択肢の一つとなるでしょう。

ネットカフェ（漫画喫茶）で勉強するデメリット

ネットカフェで勉強する際は、以下のデメリットに注意しましょう。

◇漫画やゲームなどの誘惑がある

ネットカフェは娯楽がメインの施設であり、漫画やゲームなどの娯楽が充実しています。カラオケやビリヤードを利用できる店舗もあるため、楽しそうに遊んでいる姿を横目に勉強するのは、かえって辛く感じるかもしれません。

「休憩中に漫画を読み始めたら、止まらなくなってしまった……」という声もあるので、誘惑に負けやすい方は気を付けましょう。「〇時間勉強したらご褒美として漫画を読む」など、自分なりのルールを決めておくと良いかもしれません。

◇利用するたびにお金がかかる

ネットカフェの料金は、短時間であれば数百円、一日利用する場合は数千円程度です。利用時間によっては、大きな費用がかかってしまうため、毎日長時間勉強する場所としてはあまり向いていません。

そもそも、ネットカフェ（漫画喫茶）で勉強はあり？

ネットカフェを利用すべきか悩んだときは、以下の内容も参考にしてください。

◇普段使いには自習室がおすすめ

ネットカフェは勉強場所として使えますが、利用料金の高さ、娯楽施設としての誘惑の多さが気になるかもしれません。受験生が毎日長時間利用するなら、塾や図書館、公民館の自習室など、無料で利用できるスペースのほうが向いている方が多いでしょう。

近隣に有料の自習室があるなら、そちらを契約することも検討してみましょう。月単位で契約すれば、ネットカフェを毎日利用するよりも、料金を抑えられる可能性があります。

◇勉強場所の候補は複数あると良い

勉強場所をときどき変えるのは、気分転換になります。自宅や自習室での勉強に飽きてきたときは、ネットカフェでの勉強を試してみてはいかがでしょうか。

ネットカフェ以外の勉強場所、場所選びのコツを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事：
高校生におすすめの勉強場所7選！場所選びのポイントも併せて解説

ネットカフェ（漫画喫茶）でも勉強に集中できる

ネットカフェには、勉強に集中できる環境が十分に整っています。ただし施設内には娯楽が多いため、誘惑に負けて怠けてしまわないよう十分に注意しましょう。

ネットカフェは普段使いにはあまり向いていないものの、勉強に行き詰まってきたときなどは試してみるのもおすすめです。勉強場所の候補を複数用意しておき、必要に応じて上手に使い分けましょう。

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