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1人で勉強していると集中できない!効率の良い自習のやり方を紹介!

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家で一人勉強していると、他人の視線がないのでついつい気が緩んでしまいますよね。「集中したいのに気が散ってできない」、「一人だと勉強がなかなか進まない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

しかし、自習はポイントを押さえて効率良く行なうことで、高い成果を得ることができます。これから紹介する方法で、モチベーションや集中力を高め、自習をより効果的なものにしていきましょう。

自習のコツ

自分に合った方法で計画的に自習を行なうことで、効率良く勉強をすることができます。
主体性をもって取り組むことで成果も目に見えて表れ、やる気もアップするでしょう。

◇目標を確認する
自分の目標と、現在の学力を照らし合わせながら計画を立てることが大切です。まず、受験期であれば志望する学校の偏差値、定期テスト対策であればテスト範囲を確認します。

そして、目標にたどり着くために今の自分に何が足りていないのか、どの分野が苦手なのかを把握することで、勉強すべき具体的な方向性が見えてくるでしょう。ただやみくもに勉強するのではなく、計画的に行なうことがポイントです。

◇丸写しはしない
何も考えずに、ただ教科書や問題を書き写すだけでは、単なる機械的な作業になってしまいます。教科書などをひたすら見て暗記するよりも、自分の手で書いたほうが記憶に定着しやすいとはいわれていますが、書き写す内容の理解をしないと知識として身につけるのは難しいでしょう。

丸写しで知識をつけるには、教科書の内容を読み取る国語力や要点を把握する理解力が必要です。これらの力が弱いとただの作業になりかねないので、あまりおすすめはできません。

◇アプリや動画などを活用する
アプリや動画などの便利なツールを利用することで、どこでも気軽に楽しみながら自習を進めることができます。勉強動画は種類が豊富で、説明がわかりやすく丁寧なものも多いので、自分に合ったものが見つかるでしょう。目と耳の両方から情報を受け取れるので、理解しやすくおすすめです。

また、英単語のアプリも待ち時間などの隙間時間に利用できるので便利でしょう。音声が付いているものや発音の練習ができるものもあり、リスニング・発音面でも効果的です。

しかし、これらのツールはインターネットやスマートフォンを利用するので、気が付くと勉強を忘れて無駄な時間を過ごしてしまうこともあります。メリハリをつけてうまく活用しましょう。

自習の集中力を高める方法

いざ机に向かって勉強を始めても、なかなか集中できないという人のために、簡単に集中力を高められる方法を紹介します。ぜひ、自分に合うものを取り入れてみてください。

◇姿勢を良くする
普段、どのような姿勢で勉強しているでしょうか。一度、自分が勉強しているときの姿勢を思い返してみてください。

背中が丸まって猫背になっていたり、足を組んでいたりして姿勢が悪いと、神経が圧迫されて脳への血流が減少し、集中力の低下だけでなく体の不調にもつながります。良い姿勢を意識することで脳に届く酸素量が増え、頭が働きやすくなるので意識してみましょう。

◇「25分+5分休憩」を取り入れてみる
イタリア人の大学生が考案した「ポモドーロ・テクニック」という時間管理法が、現在日本でも注目されています。25分作業して5分休憩を取り、そのサイクルを繰り返し行なう方法です。

人間の生産性や効率性を最も引き出せる時間であり、集中力を向上させられるといわれています。

◇自然環境音などを聴く
雨の音などの自然環境音は、人の耳で聴き取ることができない高周波を豊富に含み、人間の脳に良い影響をおよぼすといわれています。脳の機能を活発にし、心身の状態を改善することが科学的にも証明されていて、集中力を高めるのに効果的です。

習慣化させることが大事

勉強での成果を出したいなら、毎日少しずつでも良いので習慣化して積み重ねていくことが大事です。うまく習慣化できるよう、以下のような方法を取り入れてみましょう。

◇勉強を記録する
毎日の勉強の積み重ねを目に見える形で残しておくことで、モチベーションの維持につながります。記録方法として、ここでは以下の2つを紹介します。

・方眼紙を使った方法
方眼紙とペンを用意し、15分勉強するごとに方眼紙の一マスを塗りつぶしていきます。だんだんと塗った面積が増えると、頑張りが目に見えてやる気もアップするでしょう。

さらに、教科別に色を分けて塗ることで勉強時間が足りない教科も一目でわかり、バランス良く勉強できるようになります。

・ノートを折る方法
ノートの片側を8等分に折り、1番左の行に教科名や教材名、残りの7行に1週間分の日付を書いて、その日に自分が行なった勉強を記録していきます。どれだけ勉強したかが一目でわかるだけでなく、ノートを埋めることで達成感を得られるでしょう。

自分を客観的に振り返ることができるだけでなく、ノートだからこそ空いたスペースに勉強の方針や計画などを書き込めるのもこの方法のメリットです。

◇少しでも毎日やってみる
脳科学者の茂木健一郎氏によると、物事を継続するのにやる気は必要ないそうです。やる気の正体は、脳内で分泌されるドーパミンという神経伝達物質で、この物質が分泌されるのは実際に行動しているときだといいます。

つまり、行動せずにやる気を出すことは不可能というわけです。やる気が出るのを待つのではなく、毎日少しずつでも良いのでまずは勉強を始めることを意識してみましょう。

効率的な自習で学力をアップさせよう

このような少しの工夫で、自習をより効率的に行なうことができます。今回紹介した方法を参考にしながら、自分にあった自習方法を探してみてください。

また、モチベーションや集中力を高め維持することで、勉強を習慣化させることができます。効果的な自習を行なうことが、学力アップの鍵になるといっても過言ではありません。まずは自習の習慣化を目指し、少しでも成績アップできるように進めていきましょう。


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