勉強を習慣化する方法7選！勉強が続かない中高生向けにコツを紹介

Tweet

勉強ができる人は、勉強をすでに習慣化できている人がほとんどです。しかし、「なかなか勉強を始められない」「少し勉強すると集中力が途切れてしまう」「勉強を先延ばしにしてテスト前に苦労する」という人も、なかにはいるのではないでしょうか。

勉強を続けられない理由は、ただ「意志が弱いから」というわけではありません。習慣化のコツを知ることで、簡単に集中できることもあります。今回は勉強を習慣化したい人、モチベーションが続かずに悩んでいる人に向けて、上手な習慣化の方法を紹介します。

勉強を習慣化する7つの方法

勉強を習慣化するためには、特殊な訓練が必要なわけではありません。ちょっとしたルールを決めて実行するだけで、自分の意識が大きく変わることがあります。

習慣化のコツは複数あるので、まずはできることからチャレンジしてみましょう。

◇周囲の人に習慣化について宣言する

毎日勉強することを決めたら、それについて家族や友人に宣言してみてください。直接伝えるのはもちろん、SNSで「毎日○時間○○の勉強をします」と発信するだけでもかまいません。

自分の心の中で決めた目標は、たとえ途中で投げ出したとしても、自分以外の人には知られません。自分との約束を守れず、自己嫌悪におちいって習慣化自体を諦めてしまう人もいるでしょう。

しかし、誰かに習慣化について宣言することで、「宣言したからには守らなければ」という意識が働きます。応援してくれる人がいれば、さらにモチベーションが高まるでしょう。

◇小さな目標から始めてみる

最初から大きすぎる目標を立てると、取り組むのが面倒になることがあります。「毎日○○をする」と決めていても、達成できない日があると、途端に続かなくなってしまいがちです。

目標達成・習慣化のコツは、小さくて簡単な目標から始めてみることです。小さな目標なら気軽に取り組めますし、達成感もすぐに得られます。それでもダメだったら、もっと小さな目標から始めてみるとよいでしょう。

◇勉強する時間や場所を決める

勉強を習慣化するつもりなら、できるだけ同じ時間、同じ場所で毎日勉強するのがおすすめです。例えば、「家に帰ったら毎日○時間勉強する」「毎日自習室に通って○時間勉強する」など、自分のやりやすい方法でルールを作ってみましょう。

毎日同じ行動を続けていると、自然と勉強に取りかかれるようになります。「勉強をしたくない」というマイナスの気持ちになりにくくなるので、勉強に集中して早く終わらせることもできるでしょう。

◇勉強するキッカケを作る

「今から勉強しよう」と思ったのに、ついゲームや漫画に手が伸びてしまったり、飲み物を用意しているうちに違うことを始めてしまったりすることがあります。勉強をスムーズに始めるには、そのキッカケを意識的に作ることも大事です。

勉強をなかなか始められない人は、すでに習慣化している行動と勉強を結び付けてみるのがよいでしょう。例えば、「起きてから」「食べてから」「学校から帰ってきたら」というように、習慣化している行動のあとに勉強を始めるのがおすすめです。

◇勉強した内容や時間を記録に残す

「勉強しても達成感が得られない」「モチベーションを保てない」というときは、勉強した内容や時間を記録に残してみてはいかがでしょうか。記録する媒体は、紙でもスマートフォンのアプリでも何でもかまいません。

勉強した内容や時間が目に見えると、「これだけ頑張ったのだから、今後も続けたい」という気持ちになります。努力した自分を心の中で褒めることで、やる気アップにもつながるでしょう。

◇計画どおりにできなくても自分を責めない

どれだけ順調に習慣化が進んでいたとしても、ときには計画どおりにできないこともあるでしょう。完璧主義者の人は特に、「今日は勉強できなかった」「一日○時間のつもりが少ししかできなかった」と自分を責めてしまいがちです。一度失敗してしまうと、罪悪感に耐えられなくなって、習慣そのものがなくなってしまうこともあります。

計画がうまくいかないとネガティブな気分になりますが、気持ちの切り替えをしっかりと行ないましょう。自責の念に苛まれて、勉強そのものをやめてしまうよりは、「こういうときもあるよね」と気分を切り替えること、とにかく行動し続けることが大切です。

◇生活習慣を整える

勉強の習慣化をする前に、自分の生活習慣を見直してみましょう。生活リズムが崩れていれば、勉強の習慣化も難しくなります。

まずは規則正しい生活リズムを心がけることが大切です。十分な睡眠、栄養のある食事、適度な運動を心がけることで、日中のパフォーマンスも上がります。

勉強を習慣化するコツはたくさんある！自分に合う方法を模索して

勉強を習慣化する方法を7つ紹介しましたが、これ以外にも多くの方法が試されています。

まずは気軽に試してみて、自分に合わないときには違う方法に変えてみてもかまいません。人によって合う合わないがあるので、自分にとって効果のある方法を模索してみましょう。

Tweet