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勉強を続けると脳疲労に!脳の疲れを和らげるためにはどうしたら良い?

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長時間勉強を続けていると、次第に頭の中がぼんやりとして、集中できなくなることがあります。運動して体が疲れるのと同じように、勉強をしすぎると脳の疲労が溜まっていくためです。

脳疲労の状態になったときは、どのようにして疲れを解消すれば良いのでしょうか。本記事では、頭が疲れて集中できない中学生・高校生のために、脳疲労の対処法を紹介します。

勉強による脳疲労ってどういう状態?

勉強のしすぎで脳が疲れると、以下のような状態になりやすいです。

・目の前の勉強に集中できなくなる
・新しいものを覚えられない
・長い文章が頭に入らない
・イライラしてやる気がなくなってしまう
・周囲の話し声が気になってしまう
・スマートフォンやゲームなどの誘惑に負ける
・勉強がつまらないと感じる

脳疲労の状態で勉強を続けても、なかなか内容が頭に定着しません。集中力が落ちてきたときは、いったん勉強をやめて、脳の疲れが回復するまで待ったほうが良い場合もあります。

【勉強中の脳疲労】脳が疲れたときの6つのポイント

勉強中に脳の疲れが溜まってきたら、以下の対処法を試してみましょう。

◇ブドウ糖を摂取する

脳のエネルギー源であるブドウ糖を摂取することで、脳の疲労感を軽減できます。ブドウ糖を多く含んだラムネなども販売されていて、受験生に人気があります。

ただし、勉強中にブドウ糖を摂取する際は、摂りすぎないよう注意が必要です。血糖値が急激に上がると、眠気に襲われたり甘いものを常に食べたくなったりするおそれがあります。

糖分(ブドウ糖)について詳しく知りたい方は、以下の記事を併せてご覧ください。

関連記事:
嘘?ホント?勉強には糖分が良いと言われる理由や根拠

◇栄養バランスを意識する

朝昼晩の食事をするとき、お菓子や夜食を食べるときは、食べ物に含まれる栄養素に注目してみてください。脳に必要なエネルギー源を把握し、意識的に摂取することで、脳の働きが良くなる可能性があります。

前述したブドウ糖以外にも、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素の摂取が必要です。例えばタンパク質やビタミンB群が不足すると、集中力の低下につながります。

記憶力や集中力を高める食べ物については、以下で詳しく説明しています。

関連記事:
勉強に効く食べ物!記憶力や集中力アップにつながるオススメフード

◇一つの作業に集中する

やらなければならない作業の数が多くなると、脳に疲れが生じやすくなります。あれもこれもやろうとすることで疲労感が出やすいので、まずは目の前の勉強に集中しましょう。

やらなければならないこと、気がかりなこと、あとでやる予定があるときは、いったん紙に書き出して整理することをおすすめします。マルチタスクの状態というのは、言ってみればスマートフォン内で複数のアプリを立ち上げていて、動作が重くなっている状態です。タスクの一つひとつを紙に書いて、いったんその内容を忘れることで、脳内のゆとりを増やすことができます。

一つの物事に集中することで、そのタスクの生産性が高まり、脳への負荷を軽減できるでしょう。

◇スマートフォンを使いすぎない

スマートフォンは大変便利ですが、脳疲労の原因にもなりがちです。インターネットで際限なく検索したり、SNSの情報を追い続けたりするうちに、脳の疲労がどんどん溜まっていきます。

勉強の合間にスマートフォンを触っている方は、特に注意が必要です。勉強からいったん離れたとしても、スマートフォンから大量の情報を浴びていては、脳を休めることができません。

また、寝る前にスマートフォンのブルーライトを浴びると、睡眠の質が下がるおそれがあります。スマートフォンを長時間使っている方は、スマートフォンを意識的に遠ざけて、デジタルデトックスをしてみるのも良いかもしれません。

◇仮眠をとる

脳の疲れがどうしても消えないときは、短時間の昼寝をしてみましょう。昼間に短時間の睡眠をとる、「パワーナップ」という方法があります。

パワーナップをする際に大切なのは、15分から30分程度の睡眠にとどめることです。時間どおりに起きられるよう、アラームを必ずセットしておきましょう。昼寝をする直前にコーヒーを飲み、カフェインの効果を得るのもおすすめです。

疲れているからといって長時間寝てしまうと、かえって目覚めが辛くなってしまいます。昼にたくさん寝た結果、夜に眠れなくなり、生活リズムが乱れてしまうおそれがあるため注意が必要です。

脳疲労を解消して、スッキリとした頭で勉強しよう

勉強をやりすぎて脳が疲れたときは、ブドウ糖やタンパク質などを意識的に摂取することで改善される場合があります。やることが多くて集中力が削がれている場合は、ほかのタスクをいったん忘れて、目の前の勉強に集中することも大切です。

スマートフォンから離れたり、疲れたときに短時間の仮眠を取り入れたりすることで、脳疲労を感じにくくなります。頭をスッキリさせるコツ、気分転換のコツを覚えて、勉強中の効率をさらに高めていきましょう。


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