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勉強のモチベーションはどう維持する?効果的な方法とは

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机に向かってもやる気がさっぱり出てこない、他のことばかり考えてしまうなど、勉強のモチベーションの維持に悩む学生は多いものです。勉強が手につかず時間だけが過ぎていき、焦る人は少なくないでしょう。

勉強のモチベーションが下がることにはいくつか原因がありますが、さまざまな工夫をすることで維持ができるようになります。対策をして、モチベーションを維持しながら勉強を進めましょう。

勉強のモチベーションが下がるときは

勉強する気になれない原因には、いくつかあります。自分に当てはまる原因はどれか、確認してみましょう。

◇勉強しても成績が上がらない
しっかり勉強時間を取って、自分ではそれなりに勉強できたと思っていたのに、テストで思ったような点数が出ないと、落ち込んだりやる気を失ったりします。それによって勉強をしなくなり、さらに成績が下がるという悪循環に陥ることもあるでしょう。

勉強時間と成績は比例しないことがあります。難しい応用問題はすぐにできるようにはならず、何度も繰り返し勉強して、初めて点数が取れることも多いです。

勉強の成果が出るまでは苦しい時間ですが、その先で成果が出てくることを信じて、粘り強く勉強することが大切です。

◇勉強の目的がわからない
勉強する目的を見失い、モチベーションが下がってしまうケースもあります。勉強する意味や目的を見出せず、一方的に「勉強しなさい」と言われるばかりで、全然やる気が出ないという経験をした人は多いのではないでしょうか。

単に勉強するだけだと、どこに向かっているのか、何のために勉強するのかを見失ってしまいます。このような状態では、勉強を続けていくのは難しいでしょう。

◇勉強以外でストレスがあるとき
友達や家族との人間関係、恋愛など、学生生活での悩みごとは尽きないものです。勉強以外のことで頭がいっぱいになってしまうと、机に向かう気にもならないでしょう。
特に、人間関係の問題は、短時間ではなかなか解決できません。

この場合には、勉強時間とそれ以外の時間のメリハリをつけることが対処法として挙げられます。「この時間は勉強する」と決めたら、教科書や参考書などに集中し、それ以外のことは一切考えないようにしましょう。

勉強のモチベーションを維持する方法

下がっていくモチベーションに対して何もしないでいると、なかなかもとには戻せません。そうなる前に、モチベーションを維持する方法を3つ紹介します。

◇目標を決める
勉強する目的がわからない・特に決めていないという人は、目標をしっかり設定しましょう。特に志望校が決まっていない人は、複数でも良いので特定の学校を目標として定めることが大切です。

志望校について調べたり、実際に足を運んだりすることで、「ここに通いたい!」という気持ちが強まり、モチベーションアップにつながることがあります。また、目につく場所に志望校のパンフレットを置いておくことも、モチベーションの維持に役立つでしょう。

◇勉強仲間を作る
一人で勉強していてはかどらず、途中で止めてしまう人もいるでしょう。そんなときは勉強仲間を見つけて、お互いに頑張ろうと励まし合うのも良い方法です。

勉強仲間がいると、わからないところを教え合うことができるのもメリットです。一人では理解できなかった内容も、友達の解説でわかることがあります。

勉強仲間は学校や塾だけでなく、SNSで見つけることもできます。志望校が同じ人はライバルですが、仲良くなれる可能性のある人ともいえます。一緒に合格できたら、入学後はもっと仲良くなれるかもしれません。

◇模擬試験の結果に一喜一憂しない
成績が上がらないことに悩む人は、模擬試験の結果を気にしすぎないように心がけましょう。あくまで模擬であり、合否を決めるのは本番での成績です。

模擬試験の結果が悪かったときは、苦手な部分を克服するチャンスと前向きにとらえるとよいでしょう。本番で似たような問題が出題されたら、合格する可能性が高くなります。

どうしても勉強のモチベーションが上がらないときは……

ここまで紹介してきた方法を試しても勉強のモチベーションを維持できないときは、以下の方法を試してみましょう。

◇時間を決めて休憩する
どうしても勉強がはかどらない、やる気が出ないという場合は、思い切っていったん勉強から離れましょう。本を読んだり、好きな音楽を聴いたりすれば、イライラした気分も少しはスッキリするはずです。

机に座ったまま休憩しても構いませんが、気分転換のために散歩に出かけるのもおすすめです。歩いていると脳が活性化し、良いアイデアが浮かぶこともあります。

ずっと休憩しているとそのまま勉強に戻れなくなることもあるので、休憩終了の時間になったら勉強を再開しましょう。勉強と休憩のメリハリをつけることが大切です。

◇自分へのご褒美を用意する
勉強を頑張ったご褒美を自分にあげることも、モチベーションアップに有効となります。例えば、決めたページまでテキストを終わらせたら、好きなお菓子を食べる、好きな映画を見るといった方法です。自分へのご褒美を楽しみにしながら勉強を頑張りましょう。

◇仮眠をとる
学校や部活から帰ったばかりで疲れて眠いときに、勉強しようとしてもはかどらないものです。そんなときは時間を決めて、いったん仮眠をとるとよいでしょう。

仮眠をとるときに重要なのは、短時間に収めることです。寝すぎると勉強時間が短くなるばかりか、夜眠れなくなってしまいます。それがきっかけで、夜型の生活になってしまうことも考えられます。

仮眠は30分から1時間までにして、寝る前に目覚ましやアラームをセットしておきましょう。

工夫しながら勉強のモチベーションを維持しよう

勉強しても成績が上がらない、勉強の目的がわからないといったときは、勉強のモチベーションの維持が難しくなります。そんなときは、目標をしっかり定める、勉強仲間を作る、試験結果に一喜一憂しないといった方法で対処しましょう。

それでもうまくいかないなら、いったん勉強を止めるのも一つの方法です。時間を決めて休憩したり、仮眠をとったりするとよいでしょう。ただし、その場合は勉強と休憩のメリハリをつけるために、時間になったら気持ちを切り替えて勉強を再開することが大切です。


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