冬期講習に高校生が行くメリットとは？選び方のポイントも解説

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冬休みが近づいてくると、塾の冬期講習に関する情報が耳に入ってくるでしょう。入試直前の受験生はもちろん、高校1年生、2年生にとっても、冬期講習の内容や実際の効果が気になるはずです。

そこで今回は、冬期講習に行くべきか迷っている方のために、メリットや選び方のポイントを説明します。新しい年に向けて良いスタートを切りたい方、勉強のライバルに少しでも差を付けたい方は、ぜひ参考にしてください。

高校生が冬期講習に通うメリット

まずは、高校生が冬期講習に通うとどのようなメリットがあるのかを紹介します。

◇モチベーションを維持できる

冬休み中は年末年始の特別なイベントも多く、夜更かしをして生活リズムが乱れがちです。学校に通っている期間は自宅学習ができていた方も、ペースが崩れて勉強する習慣がなくなってしまうことがあります。

冬期講習に定期的に通えば、朝起きて夜眠るサイクルを維持できます。また、周囲に同じように頑張っている仲間がいるので、冬休み期間中もモチベーションを高く保ちやすいでしょう。

◇志望校対策ができる

受験生向けの冬期講習では、志望校別の対策も実施されます。志望校の過去問を活用しつつ、出題傾向などの具体的な情報を教えてもらえるでしょう。

なお、集団型の塾も良いですが、個別指導の塾もおすすめです。個別指導の塾なら、志望校で必要な科目・分野を中心に、きめ細やかな対策をしてもらえます。苦手分野の克服をしたい方は、その部分のみを集中的に見てもらうことも可能です。

◇塾の自習室を使用できる

冬休み中も勉強をしたほうが良いとわかっていても、「家族や親戚がいて集中できない」「周りも休んでいるので、やる気が出ない」という方は多くいます。

冬期講習に通っていれば、自宅で勉強に集中できないときでも、気軽に塾の自習室を活用できます。授業のない時間帯でも利用できるので、積極的に活用してみましょう。

なお、自習室での学習を重視して冬期講習に申し込む場合は、自習室の有無はもちろん、利用できる時間帯も確認しておきましょう。また、その塾にすでに通っている友達に自習室の雰囲気や、質問対応をしてもらえるかなどを聞いてみるのも良い方法です。

【高校生向け】冬期講習の選び方

高校生向けの冬期講習をお探しの方は、以下の選び方のポイントを押さえておきましょう。

◇冬期講習に行く目的を明確にする

冬期講習といっても、学べる科目、授業のレベル、日数などは塾によって大きく異なります。また、志望校対策、定期テストの得点アップ、学習習慣の維持、モチベーション向上など、冬期講習に行く目的もさまざまでしょう。

その冬期講習が有意義なものになるよう、自分の目的に合わせて講習を選んでください。

◇体験授業を受ける

貴重な時間とお金を無駄にしないためにも、自分の学習スタイルや性格に合った塾を選びたいところです。現在塾に通っていない方、今通っている塾とは別の塾を検討している方は、早いうちに体験授業を受けておきましょう。候補がいくつかある場合は、複数の塾の体験授業に参加し、比較したうえで決めることをおすすめします。

気になる塾を見つけたら、Webサイトやチラシに記載されている電話番号、メールアドレスに問い合わせの連絡を入れてください。体験授業を実施しているか、当日の持ち物は何なのか、授業の前後に個別面談があるのかなど、不明点を確認しておきましょう。

カリキュラムや授業のレベルの確認も大切ですが、塾の雰囲気をチェックすることも重要です。雰囲気は実際に参加してみないとわからないため、先生や生徒の雰囲気を観察しておきましょう。

もし、授業の内容や雰囲気が合わないと感じたときは、入塾を断ってもかまいません。あいまいな答え方をすると、その後も引き続き勧誘の連絡が入るため、辞退したことをはっきり伝えましょう。

◇塾までの交通アクセスを確認する

冬期講習を選ぶ際は、申し込みをする前に交通アクセスの良さも確認しておきます。通塾に時間がかかったり、電車やバスが混雑していたりすると、通うのが億劫になってしまうためです。

特に冬は寒さが厳しく、大雪で公共交通機関に影響が出ることも多々あります。日が暮れるのも早いため、安心して通える道であるか確認しておくと安心です。

また、車で送迎してもらう場合は、駐車場の有無、駐車可能な台数も確認が必要です。自転車で通う可能性があるなら、駐輪場の有無もチェックしておきましょう。

冬期講習を受けて、新年のスタートダッシュを決めよう

家にいると勉強できない方、学習計画を組むのが苦手な方は、塾の冬期講習を受けてみてはいかがでしょうか。冬期講習を受けたあと、その塾に本格的に通い始める方も多くいます。

塾選びで迷ったときは、複数の塾の体験授業を受けてみると、授業内容や雰囲気の違いがよくわかります。年が切り替わる大切なタイミングだからこそ、冬期講習に参加して、実りある時間を過ごしましょう。

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