大卒資格は取得したほうが良い?就職活動や国家資格の受験についても解説
大学へ進学すべきか迷っている方のなかには、「そもそも大卒資格にどれくらいの価値があるのか」「大卒だと将来的にどう変わるのか」と考える方が多いでしょう。
実際のところ、就職活動や資格取得など、大卒資格が進路に影響する例は少なくありません。ただし、大卒資格が本当に必要であるのかは、その方の将来の目標や進路によっても変わってきます。
本記事では、大卒資格を取得したほうが良いケースと、おもな取得方法について解説します。
大卒資格とは?
大卒資格とはその名のとおり、大学を卒業した方に与えられる「学士」の学位のことです。大学で必要な単位を取ることで大卒資格を得られます。
大卒資格は昼間の大学で取得できるもの、というイメージがある方もいるかもしれませんが、実際には通信制大学や夜間の大学を卒業することでも、大卒資格を得られます。例えば会社員の方の場合、昼間は会社に通って、夜間に大学に通うという生活をしている方もいます。
大卒資格を取得したほうが良いケース
大卒資格を取得するべきか悩んだときは、自分の将来を具体的にイメージして検討することが重要です。「やっぱり大学に行けば良かった」と後悔しないためにも、以下のポイントを押さえておきましょう。
◇大卒向けの求人に応募したい場合
将来的に大卒向けの求人に応募したいなら、大卒資格を取得しておいたほうがよいでしょう。高卒と大卒とでは、応募できる企業の数に違いがあります。企業によっては高卒向けの求人を出していない場合もあるため注意が必要です。
また、企業によっては給与や昇進にも影響する可能性があります。もちろん、学歴だけで就職先での評価がすべて決まるわけではありませんが、学歴によって昇進の仕組みが異なる場合もあります。
就職先の具体的なイメージがわかない場合も、大卒資格を持っておくことで、就職活動をする際の選択肢が大きく広がるでしょう。
◇国家資格の取得に影響がある場合
医師や薬剤師など、大卒資格が必要な国家資格もあります。取りたい資格が決まっている方は、受験する大学でその資格を取得できるか、十分な確認が必要です。
ほかにも保育士のように、大卒であることで試験の受験資格が緩和される場合もあります。一方で小学校教諭のように、大卒資格だけでなく、専門課程の履修が必要な資格もあるため注意が必要です。
大卒資格のおもな取得方法
ここでは、大卒資格を得る方法として、3つのパターンを紹介します。
◇大卒資格の取得方法(1)通学制の大学
大卒資格を取得する方法として一般的なのが、通学制の大学へ進学することです。大学に通って授業を受け、必要な単位を取得すれば大卒資格を得られます。
社会人の方であれば昼間の学部ではなく、夜間学部を選択する方もいるでしょう。昼間は仕事をして、仕事帰りに大学に通うというスタイルの方もいます。体力的には大変ですが、仕事を辞めないまま大学に通える点がメリットです。
短期大学、高等専門学校を卒業した方の場合は、大学編入という方法もあります。編入学試験を合格すれば、2年、3年次から大学への編入が可能です。ただし大学ごとに受験資格が異なるため、各大学のホームページなどで詳細をよく確認しておきましょう。
◇大卒資格の取得方法(2)通信制大学
通信制大学や、私立大学の通信教育課程で学ぶことで、大卒資格を得ることも可能です。近くに通いたい大学がない方、毎日通学するのが難しい方、仕事を続けながら学びたい方でも、通信制大学なら利用しやすいでしょう。
通信制の場合は、テキスト教材やオンライン授業などで学習を進めていきます。大学によっては、スクーリング(登校)が必要な場合もあるので、受験前に詳細を確認しておきましょう。
なお、短大を卒業した方、大学を中退した方の場合は、2年~4年次から大学編入が可能な場合もあります。
◇大卒資格の取得方法(3)大学改革支援・学位授与機構
短期大学や高等専門学校を卒業した方は、大学改革支援・学位授与機構を利用して大卒資格を取得できる場合があります。また、大学を中退した方でも、一定の条件(※)を満たしていれば対象になります。(※大学に2年以上在籍、62単位以上を取得)
大学卒業に足りない分の単位は、大学に通って取得します。通信制大学なら、1単位ずつ単位を取得できるので利用するとよいでしょう。必要な単位数を満たしたら、必要書類の提出などを行ない、審査に通れば大卒資格を得られます。
大卒資格で将来の選択肢が広がる
大学受験といえば高校生・浪人生のもの、というイメージがあるかもしれませんが、実際には大人になってからも大卒を目指す方は多数います。
大学といっても昼間に通う通学制の大学だけでなく、夜間学部や通信制大学、大学改革支援・学位授与機構などさまざまな選択肢があります。将来の選択肢を広げたい方は、ぜひ検討してみてください。
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