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【高校生】帰宅部のメリット・デメリット│部活動に入らなくても後悔しない?

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高校に入学したあと多くの方が気になるのは、「部活動に参加するか、参加しないか? 」といった問題ではないでしょうか。部活に入らず、いわゆる“帰宅部”を選んで自由時間を増やすという選択肢もあります。

帰宅部には、メリット・デメリットの両方が存在します。高校での部活動に入るかどうかで悩んでいる方は、決める前に帰宅部のメリット・デメリットを理解しておきましょう。

この記事では、高校に入学したばかりで部活に入ろうか真剣に迷っている方に向けて、帰宅部のメリット・デメリットを紹介します。

帰宅部のメリット

高校生が帰宅部を選んだ場合のメリットは、以下の通りです。

◇帰宅部のメリット(1)自由時間が多い

帰宅部の方は、部活動をしている方よりも自由時間がかなり多いため、自分のやりたいことにたくさんの時間を費やせます。趣味に打ち込んだり、友達と放課後に遊んだりと、さまざまなことができるでしょう。

また、自由時間が多ければ、毎日体をしっかりと休めることができます。部活動をしていると自然と帰る時間が遅くなるため、疲労が蓄積して毎日の授業に集中できなくなるケースも少なくありません。帰宅部の方が自分でコントロールできる時間が多い分、日々の生活に余裕が生まれるでしょう。

◇帰宅部のメリット(2)人間関係の悩みが少ない

部活動をしていると、先輩後輩との上下関係、同学年の仲間との人間関係に気を遣う場面が増えます。人間関係がうまくいっているうちは良いのですが、何らかのトラブルが起きて、部活動を楽しめなくなる方も少なくありません。

帰宅部であれば人との関わりが少なくなるため、人間関係の悩みもその分少なくなるでしょう。

◇帰宅部のメリット(3)勉強時間を確保しやすい

大学の志望校合格を目指す方にとって、勉強時間をいかにして確保するかは大きな問題です。せっかく部活動に入ったとしても、忙しすぎて勉強する時間が取れなくなり、途中で辞めてしまう方もいます。

その点、帰宅部であれば通塾も負担なく行えます。予習・復習の時間も十分に確保できるため、授業で学んだ内容を着実に覚えていけるはずです。

帰宅部のデメリット

帰宅部にはメリットもありますが、人によっては合わないこともあります。ここからは帰宅部のデメリットを見ていきましょう。

◇帰宅部のデメリット(1)張り合いがなくなる

帰宅部の方は放課後に時間がある分、毎日の張り合いがなくなりやすい傾向にあります。やりたい趣味や習い事がある方、塾などの予定がある方はともかく、そうでない方は要注意です。

最初のうちは、放課後の時間が多いことに喜びを感じて自由を満喫できるかもしれません。しかし目標のないまま過ごしていると、何もしていないこと自体に飽きてしまうことがあります。

◇帰宅部のデメリット(2)一緒に過ごす仲間を見つけにくい

学校が終わったあとにクラスの友人と過ごそうとしても、周囲は皆、部活動に入っているかもしれません。友達とにぎやかに過ごすのか好きな方や、誰かと一緒にいないと不安になる方は、帰宅部だと寂しい思いをする可能性もあります。

そのような場合には、部活動に入るか、趣味や習い事で仲間を見つけて、毎日を充実させる工夫をしましょう。

◇帰宅部のデメリット(3)先輩後輩とのつながりが少ない

部活動は、先輩後輩との付き合い方をじっくりと学べる場でもあります。高校時代の部活動で培った経験は、大学生活、社会人生活にも活かせるものです。先輩後輩と話した経験が少なすぎて、高校卒業後に苦労する方もいます。

部活動をすれば、先輩から勉強のアドバイスをもらえたり、塾や志望校の情報を教えてもらえたりすることもあります。

帰宅部だからこそ要注意!勉強に集中できないときの対処法

覚えておきたいのは、帰宅部だからといって十分に勉強の時間を確保できるとは限らない、ということです。自由時間がたくさんあるとかえって気が緩んでしまい、勉強に集中できないこともあります。

早めに自宅に帰って机に向かおうとしても、テレビやゲームの誘惑に負けてしまう方も多いでしょう。

時間に余裕がある帰宅部だからこそ、自分に合う勉強のやり方を早めに見つけて、学習の習慣を身につけなくてはなりません。一人で勉強に集中できないときは、自習室で勉強したり、塾で仲間と一緒に勉強したりするなど、効果的な方法を模索しましょう。

帰宅部にもメリットがある!理想の高校生活について考えよう

部活動に打ち込むことは高校生活の醍醐味の一つですが、帰宅部も決して悪い選択ではありません。帰宅部を選んで大学受験に向けて勉強を頑張る方もいれば、趣味や将来のために時間を充てるという方もいます。

大切なのは、自分の送りたい高校生活とは一体何なのか、自分なりによく考えてみることです。理想の高校生活をイメージしたうえで、後悔のない選択をしましょう。


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