中学生の進路|進路を決めるタイミングや志望校の決め方とは
「中学卒業後の進路をいつ、どうやって決めたら良いのかわからない……」と、悩んでいる学生は少なくありません。進路選択に正解はないからこそ、このように迷う人が多いのでしょう。
今回は中学卒業後の進路について、決めるタイミングや選択肢、志望校の決め方を紹介します。進路がはっきりとせず迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
中学生が進路を決めるタイミング
中学生が進路を決めるタイミングは、いつ頃がよいのでしょうか?
国立教育政策研究所によると、中学生が実際に進路を決める時期は「中学3年生になってから」が一番多く45.8%、次に多いのが「中学2年生の頃」で27.2%となっています。受験を意識する中学3年生の時期に、進路を決める人が多いようです。
しかし、理想をいえば、もう少し早い時期から考えるのがベストです。できれば、中学2年生の夏頃から進路を考え始め、志望校や気になる学校を探すとよいでしょう。気になる学校を見つけたら、オープンスクールや文化祭などに足を運び、自分の思い描く学校生活と違いがないかをチェックします。
最終的に進路を確定させる時期は、中学3年生の12月頃が目安です。自分の成績の伸びと志望校のレベルを考えながら、どの学校を受験するのか決めましょう。
中学校卒業後の進路
中学卒業後の進路には、高校や専修学校などへの進学のほかに、就職があります。
◇高校進学
国立教育政策研究所によると、中学卒業後の進路は98.4%が「進学希望」と答えています。そのなかでも高校への進学を希望する人は97.6%です。
高校には、公立、私立、国立の3種類があります。それぞれの特徴と学費の目安を見てみましょう。
種類 | 特徴 | 学費(初年度納入金) |
公立 | 3年で進路別の授業選択やクラス編成をすることが多い。進路指導や生活は生徒の自主性に任される部分が多い。 | 20~30万円程度 |
私立 | カリキュラムや行事に学校の特色が出やすい。附属校では、条件を満たせば系列大学に進学ができることも。設備や進路指導は充実していることが多い。 | 75~95万円程度※ |
国立 | 学校数が限られるため、入試の難易度は高い。すべてが国立大学の附属校。少人数制や個人指導を行なっていることも多いが、系列大学への優先入学はない。 | 30~40万円程度 |
※学費については、2020年4月より私立高校授業料実質無償化の制度が開始しています。
また、上記の種類のほかに、カリキュラムによって普通科、商業科や音楽科などの専門学科、総合学科に分かれていることもあります。
◇専修学校などへの進学
専修学校とは、将来の仕事に必要な知識や技術を学べる学校のことです。特徴として、実験や実習の授業が多く、就職率の高いことが挙げられます。
課程別に見ると専門学校、高等専修学校、一般課程の3種類があります。
専修学校を選ぶ人は、進学を希望する人のなかで0.2%とわずかですが、専修学校は全国で3,183校(2016年時点)もあります。将来就きたい職業が明確に決まっている人には適した進路といえるでしょう。
◇就職
中学卒業後に「就職」を希望する生徒は0.5%いるようです。
就職を選ぶ場合、仕事の探し方には以下2つがあります。
●中学校を通して公共職業安定所(ハローワーク)から求人を紹介してもらう
●保護者や親せきなど、知人に仕事先を紹介してもらう
ただし、一般的には中卒で就職できる仕事は限られ、1年以内の離職率も35.7%と、大卒や高卒と比べても高いといわれています。定時制高校や通信制高校を選べば働きながら学べるうえに、高校卒業の学歴が取得できるので就職先の選択肢も増えます。
中学卒業後に就職を考えている場合は、高校卒業後でも就職できることも含めて、進路をよく検討してみましょう。
志望校の決め方
ここからは、実際に志望校を決める際の方法について紹介します。
◇将来の夢から逆算して考える
将来の夢が決まっている場合は、やりたいことに近づける進路を選びましょう。例えば、保育士になりたいから教育分野の専修学校に進学する、英語を使った仕事がしたいから英語科の大学を受験するなどです。
周囲に反対されたとしても、やりたいことであれば頑張って学び続けられます。くじけそうになることはあっても後悔は少ないでしょう。
◇説明会などに参加して実際の雰囲気を知る
学校の雰囲気や印象は、パンフレットや公式サイトに書かれている情報だけでは判断できません。説明会や文化祭などがあれば、実際に気になる学校に行ってみましょう。
在校生や先生、部活動などから学校の雰囲気を知ることで、自分に合っているか、思っていた印象と変わらないかなどをある程度判断できます。特に、私立は校風自体に大きな差が出たり、学校によって部活動の実績や雰囲気が大きく異なったりするため、見学することをおすすめします。
また、第一志望校だけでなく、第二志望以下の学校にもできれば足を運んでみてください。
◇通学手段や通学時間に無理がないか考える
通学時間があまりにも長いと、学校と自宅の往復だけで疲れてしまい、予習・復習などをする余裕がなくなってしまいます。自宅からあまりに遠い学校は、志望校から外すなどの検討が必要かもしれません。
また、部活動や予備校などで帰宅時間が遅くなることもあります。遅い時間に帰ってきても安全な通学路かどうか、学校見学の際に併せてチェックしましょう。
後悔のない進路選びを
進路を決めるときは、早めに動き出すこと、実際に志望校に行ってみることが大切です。中学卒業後は進学や就職などの選択肢があり、進学するにしても、学べる内容、学校の雰囲気など、多くの判断基準があります。
周囲の意見などを参考にすることもあると思いますが、最後に進路を決めるのは自分です。ぜひ自分の気持ちや夢を大切にしながら、後悔のない進路を選んでください。
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