高卒認定試験後に大学受験をしたい!試験科目や申請手続きについて解説
事情があり高校を卒業していなくても、高卒認定試験で合格することで、大学受験へのチャレンジが可能です。しかし、高卒認定試験の科目や申請方法について十分に理解できておらず、受験を躊躇ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、高卒認定試験の受験資格や試験日、試験科目、申請手続きなど基本的な情報をまとめて紹介します。記事の後半では、高卒認定試験に関する疑問について説明していますので、ぜひ参考にしてください。
高卒認定試験とは
高卒認定試験は、正式には「高等学校卒業程度認定試験」と呼ばれます。文部科学省が実施する試験で、高校を卒業していない方が対象です。この試験を合格すると、高卒の人と同等以上の学力があると認定されます。
高卒認定試験に合格することで、高校を卒業していない方でも、大学や短大、専門学校の受験ができるようになります。
◇高卒認定試験の受験資格
高卒認定試験の情報については、文部科学省のWebサイトで確認できます。
参考:高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)│文部科学省
受験対象となるのは、年度の終わりまでに満16歳以上になる方です。すでに大卒資格を持っている方は受験できません。なお、高校に在籍中の方でも高卒認定試験を受験できます。
◇高卒認定試験の試験日
高卒認定試験は年に2回、令和8年度(2026年度)は8月と11月に実施されます。年度によって時期が変わる可能性もあるため、文部科学省のWebサイトで出願期間と試験日の詳細を確認しておきましょう。出願期間を過ぎると一切受け付けてもらえないため、早めに申し込みを済ませることが大切です。
◇高卒認定試験の試験科目
高卒認定試験では複数の科目を受験する必要があります。令和8年度の場合、試験科目は9~10科目です。ただし、すでに高校や高等専門学校で必要な単位を取得済の場合は、一部の試験科目の受験が免除されることがあります。高卒認定試験の勉強を始める際は、免除対象となる科目がないかを先に確認しておくと、効率的に受験勉強を進められるでしょう。
なお、一度試験に落ちたからといって、すべての科目を再受験する必要はありません。合格した科目は次回から受験が免除されます。勉強する時間が足りない場合は、数科目ずつ集中的に勉強し、複数回の試験で全科目の合格を目指すのも一つの方法です。
不合格になった場合も、何度でも試験を受けられます。一気に勉強を進めたり、分割して学習を進めたり、自分に合った方法で合格を目指すとよいでしょう。
◇高卒認定試験の申請手続き
高卒認定試験を受験するためには、申請手続きを忘れずに行なう必要があります。まずは受験案内を入手するところから始めましょう。出願資料は、パソコンやスマートフォンから請求できます。配布場所へ直接行って、受け取ることも可能です。
受験案内が届いたら、受験願書や写真など、必要書類をそろえて提出しましょう。直前になると慌てやすいため、できるだけ余裕を持って準備してください。郵便の事情で到着が遅れることもあるため、早めの手続きが大切です。
出願書類に不備があった場合は、文部科学省から連絡が来る場合があります。電話の着信がないか、手紙が届いていないか念のため確認しておきましょう。
高卒認定試験と大学受験に関するよくある疑問
ここでは、高卒認定試験と大学受験について、多くの方が気になる疑問にお答えします。
◇高卒認定試験の難易度はどれくらい?
高卒認定試験の難易度は、高校の教科書で学ぶ基礎的なレベルです。マークシート方式の試験で、難易度自体はそれほど高くはありません。他の人との競争ではないため、基準点を超えれば全員合格できます。
ただし、全科目で合格基準を満たす必要があるため、しっかりとした対策が求められるでしょう。極端に苦手な科目があると、その1科目だけがクリアできず、高卒認定をなかなか得られません。苦手科目にも取り組み、まんべんなく対策する必要があります。
◇高卒認定試験と大学受験の勉強は別物?
基本的には、大学受験の勉強と高卒認定試験の勉強は同じと考えて問題ありません。ただし、大学で受験しない科目については、高卒認定試験用の対策が別途必要です。
とはいえ、大学受験の勉強をしていたとしても油断はできません。高卒認定試験は年に2回しかないため、大学受験までに試験に合格しておく必要があります。1科目だけ不合格になった結果、大学受験の時期を先送りせざるを得なくなるケースもあるため、十分に注意しましょう。
大学受験が控えているのであれば、なるべく早めに高卒認定試験に合格しておきたいところです。
高卒認定試験と大学受験は並行して挑戦できる
大学受験にチャレンジしたいなら、まずは高卒認定試験の合格を目指しましょう。基礎レベルの難易度ではありますが、一発合格を叶えたいなら十分な対策が必要です。
高卒認定試験と大学受験は同時に進められます。自分はどの科目を勉強すべきなのか、出願時期はいつなのか、試験の詳細については漏れなく確認しておきましょう。
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