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受験生は冬休みに何をする?高校受験を成功に導くための過ごし方とは

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高校入試が間近に迫るなか、冬休みをどのように過ごせば良いのか、悩んでしまう受験生は多いでしょう。受験生といっても、冬休みの過ごし方は人それぞれ異なります。

「年末年始もずっと勉強するべき?」「1日と2日くらいは休んでもいいの?」「冬期講習って必要なの?」など、気になることはたくさんあるでしょう。そこで今回は高校受験生の冬休みの過ごし方、冬期講習に通うメリットや休みの取り方など、意識しておきたいポイントを紹介します。

【高校受験生向け】冬休みの過ごし方

まずは高校受験を控えた中学3年生に向けて、冬休みを有意義に過ごすコツや注意点を紹介します。

◇勉強時間の目安は一日8時間

高校受験生の場合、冬休み中は「一日8時間」を勉強時間の目安にしましょう。もちろん余裕があれば、8時間以上勉強してもかまいません。

しかし長時間勉強をし続けていると、途中でパフォーマンスが落ちてきます。集中力を保つためには適度に休憩を入れること、睡眠時間を削らないようにすることが重要です。

また、ただ「一日8時間」を満たせば良いわけではありません。8時間以上勉強しているつもりでも、実際には「眠くてダラダラと勉強していた」「塾には行ったが、友達との無駄話が多かった」というケースは多いものです。

十分に集中できていれば、8時間以下の勉強時間でも良い結果を生み出せます。時間にだけこだわるのではなく、勉強の質を高めるよう努めましょう。

◇冬休み中のスケジュールを決めておく

勉強時間の目標を決めると、冬休み中に合計で何時間勉強できるのか、おおまかな目安がわかります。どの科目・分野を重点的に勉強したいのか、志望校・併願校対策をどこまでするのかを決めて、計画に落とし込んでいきましょう。

このとき注意したいのは、スケジュールをあまり詰め込みすぎないことです。スケジュールの1~2割程度を、調整用の時間にするのもよいでしょう。計画が思うように進まないときでも、調整用の時間があれば、軌道修正を行ないやすくなります。

また、スケジュールを分単位で細かく立ててしまうと、うまくいかなかったときにストレスがかかるので、細かく決めすぎないほうがよいでしょう。

「勉強内容に飽きてしまう」という方は、1科目を1時間程度で終わらせ、別の科目に切り替えるのも良い方法です。

◇生活リズムが崩れないよう注意する

年末年始はイベントが多く、生活リズムを崩す受験生が多いです。学校がある時期は早寝早起きができていた方も、冬休みに入るとできなくなるかもしれません。

高校受験生は、何より体調を崩さないことが大切です。なるべく学校がある時期と同じ生活リズムで過ごすこと、睡眠の質を高く保つことが重要です。

また、食べ物の質によっても勉強中のパフォーマンスは大きく変わります。完全栄養食といわれる「卵」、脳のエネルギー源(ブドウ糖)を多く含む「ラムネ」などの食べ物を選ぶのがおすすめです。

◇過去問を解いて志望校対策を万全に

志望校の過去問を解いて、自分の苦手科目や苦手分野を把握しておきましょう。また、過去問を解く際はタイマーを設定して、時間配分を意識しながら解いていくと本番の練習になります。

過去問を解き終えたあとは、間違えた問題、理解が足りない問題をチェックします。そして過去問の解説を読み込んで復習したあと、同じ過去問を再び解いていきましょう。

なお、冬休み期間中に何日か間隔を空けて解き直すと、記憶が定着しやすくなるのでおすすめです。

受験生は冬休みに冬期講習に通うべき?

受験生が冬期講習に通うと、以下のようなメリットが得られます。

・わからない問題を塾の先生に相談できる
・受験生仲間と一緒に勉強できる
・自習室を使える
・生活リズムを整えやすい

特にスケジュール管理が苦手な方は、冬期講習を受けたほうが勉強時間をしっかりと確保しやすいでしょう。ただし、冬期講習を実施している塾ならどこでも良いわけではありません。塾選びをする際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

・自分の目的に合っているか
・自分の学習レベルに合っているか
・志望校対策ができるか
・集団型・個別型それぞれの特徴を理解しているか

関連記事:
冬期講習に高校生が行くメリットとは?選び方のポイントも解説

受験生は冬休み期間中、休まないほうが良い?

受験生は冬休み中、休みなく勉強しなければならないと考えてしまう方もいるでしょう。しかし、受験生とはいえ、大晦日やお正月は思い切って休んでしまってかまいません。

息抜きになるだけでなく、年が切り替わるタイミングで気持ちを新たにできるため、年明けの勉強にも集中しやすくなるでしょう。

完全に休むのが不安な方は、大晦日とお正月だけ、勉強時間を短くするのがおすすめです。午前中や昼過ぎまで勉強をして、その後はしっかり休むとよいでしょう。

受験生にとって、冬休みは実力を伸ばすチャンス

入試直前の大事な時期だからこそ、勉強時間の目標と計画を立てたうえで、学習を進めることが大切です。ダラダラと勉強するのではなく、休憩や休みの日を入れるなどメリハリも意識しましょう。

冬休みが終わると、高校受験の終わりが見えてきます。毎日長時間勉強するのは大変ですが、実力を伸ばすチャンスととらえて頑張りましょう。


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