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メリハリが大事!勉強とゲームを両立させるポイントとは

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中高生にとって勉強は大事なものです。だからといって、ずっと勉強のことばかりを考えているとストレスが溜まってしまい、心身ともに不調をきたしてしまいます。ですから、ゲームなど、自分の趣味の時間を勉強の合間に取ることは大切です。

この記事では、趣味のなかでもゲームに焦点を当て、ゲームをすることのメリットを解説します。また、勉強とゲームを両立して学校生活を送るためのコツも紹介しますので、上手に両立できず悩んでいる人は参考にしてみてください。

勉強とゲームの両立にはメリハリが重要

勉強もゲームも、どちらかに偏るとあまり良くない結果を招くのは同じです。そのため、勉強に比重を置きつつ、ゲームをする時間を適度に取れるようにすることが大切です。

以下でゲームをすることのメリットや、勉強とゲームを両立するためのメリハリをつけるポイントを紹介します。

◇気分転換になる
本来、人間の集中力はそれほど長くもちません。ですから、適度に勉強したあとは適度な休憩が必要です。ゲームは気分転換の手段として身近で手軽なものですので、正しく扱えば上手に息抜きができます。

◇友達との話についていける
学校の友達の多くは、何らかのゲームを持っているでしょう。今流行っているゲームについて楽しく会話することはもちろん、過去に熱中したゲームについても友達と熱く語り合うことができます。
ゲームの趣味が合う友達とはますます親しくなり、結果として普通の友達とは違う特別な存在ができるかもしれません。

◇勉強につながる要素がある
ゲームには、史実や神話を取り入れて作られたものが多く存在します。戦国時代の人物や古代ギリシア神話などについて、ストーリーのなかで楽しく学べる点もゲームのメリットです。
ゲームをやっていると、楽しみながらいつの間にか、勉強につながる知識を身につけられます。

◇つけるべきメリハリは「時間」「場所」「タイミング」
「時間」と「場所」と「タイミング」のメリハリをつけることによって、勉強とゲームを両立させ、さらには勉強の効率を上げることができます。
メリハリをつけるための方法については、以下の項目で詳述します。

勉強とゲームの両立ポイント1.時間管理

勉強とゲームを両立させるためにまずやるべきことは、自分の現状把握です。以下で3つの方法を紹介します。

◇普段のゲームプレイ時間を計る
アプリやストップウォッチなどで、1日のプレイ時間を計りましょう。自分がどれだけの時間をゲームに割いているのか、可視化することが最初のステップです。

◇1回のゲーム時間を決める
日常生活に必要な物事と勉強時間を除き、余った時間のうちどの程度をゲームに割くか決めます。

◇勉強とゲームのスケジュールを組む
例えば「ポモドーロ・テクニック」という時間管理術がありますので、こういったものを活用しましょう。これは「25分間勉強したら5分間休憩する」というように、勉強と休憩を1セットとして、数回繰り返すものです。

ポモドーロ・テクニックでは勉強に集中できていても、休憩時間がくれば必ず休憩をとります。逆にやる気が起きなくても、勉強時間がくれば必ず机に向かわなければなりません。
一定のサイクルにより、勉強のしすぎや休憩のしすぎを防いでくれるのです。

勉強とゲームの両立ポイント2.場所・タイミング

2つ目のポイントは場所とタイミングです。人間は環境に左右されやすい生き物であるため、場所を変えるだけでも勉強効率が上がる場合があります。

◇勉強する部屋とゲームをする部屋を変える
自室とリビングを、それぞれ勉強をする場所、ゲームをする場所と分けてみましょう。
自室を持たない人であれば、勉強しているときはゲーム機を家族に預かってもらう方法もあります。そうすれば、ゲームに割く時間を管理しやすくなります。

◇ゲームをするタイミングは家族にも知らせる
家族に、ゲームから勉強に向かう手助けをしてもらう方法です。家族のなかでも時間に厳しい人に声かけをお願いすると良いでしょう。

家族の都合がつかない人は、友達と勉強仲間になってお互いに電話やメッセージをし合って協力する方法もあります。友達とも都合がつかない人は、前述のポモドーロ・テクニックを活用しましょう。

勉強とゲームを両立させるために意識すること

勉強とゲームを両立させるためには、次のことを意識することが大切です。

◇ゲームはあくまで息抜き
ゲームのために勉強があるのではなく、勉強の息抜きとしてゲームがあります。このことを取り違えないことです。

いきなりゲーム断ちをするのではなく、今までゲームをしていた時間を勉強に充て、生活のなかのスキマ時間をゲームに充てましょう。また、ゲームの種類もストーリー性が高いゲームより、あまり時間をかけずに1セッションが終わるリズムゲームやシューティングゲームなどを選ぶのがベターです。

◇ゲームやりたさに勉強した「つもり」はNG
勉強中にゲームのことを考えて、ぼんやりと参考書を眺めるだけでは何も身につきません。前述したテクニックを活用して勉強に集中しましょう。

◇勉強時間より長いゲーム時間はNG
ゲームのプレイ時間が長ければ、その分勉強時間も長くしましょう。ただし、生活に支障の出ないよう、睡眠時間をしっかりと取ることが大切です。

すでに勉強時間よりプレイ時間が長くなっている人は、勉強計画を立て直す必要があります。しかし、人は自分の意志だけではなかなか変われません。家族や友達、ここまで紹介してきたテクニックなどを上手に頼って、少しずつ変わっていきましょう。

勉強とゲームを無理なく両立させるために

ゲームが好きな人にとって、ゲームを断つことは容易ではありませんし、無理にやるべきことでもありません。まずは自分の現状を把握し、それぞれが自分に合った方法で少しずつ勉強時間を増やしていきましょう。自分に合ったテクニック考え方をどんどん取り入れて、決意のあと押しをしてあげるのです。

この記事を読んだあなたのなかで、勉強への決意はもう芽生えているはずです。ときにはやる気の萎えてしまう自分を、周囲の人や物の力を借りてサポートしてあげましょう。


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