合格から入学までの流れは?受験後の自分を想像してみよう!
長く苦しい受験生活。
たまには合格した後の生活に想いを馳せてみませんか?
入学前の春休みの楽しい想像、合格後から入学までのスケジュール、一人暮らしや大学での第二言語選択まで、合格後のリアルについて書いてみました。
合格したらやりたいことリスト
受験中に休みにした習い事や、趣味はありませんか?
あるいはレジャーやカラオケなど我慢している娯楽も多いはずです。
合格したらあの習い事を再開しよう!
入学したらあの趣味に取り組んでみよう!
という気持ちになったら、勉強手帳の最後のページに「合格したらやりたいことリスト」を書いておくと楽しみがどんどん増えていきます。
お礼をいいたい人リスト
時として言い合いになったり、うざったくおもうこともあるかもしれませんが、苦しいときのなにげない一言に救われることがあるのも確かです。
両親
兄弟
友達
担任の先生
教科の先生
塾の先生
などなど。
合格したらお礼を言いたい人を思い浮かべることで、自分が支えてもらっていることを再認識してみましょう。
受験は、想像以上に一人ではなかなか乗り越えられないものなのです。
筆者は、合格後にお礼が言いたい人をノートに書きだして、実際にお礼を言えるように頑張ろう!という気持ちを思い出すようにしていました。
受験後の手続きは意外と忙しい
合格を喜ぶのもつかの間、息つくまもなく数多くの手続きをこなすことになります。
重要書類も多いし、お金も関わることなのである意味センター試験の願書を書くときよりも緊張するかもしれませんね。
例えば、国公立前期に合格し、入学を決めた場合のスケジュールは以下のようになります。
(国立の場合)
3月上旬 合格発表
3月中旬 入学手続き
手続き期間は短くて数日~一週間などとにかく短いです
3月中旬~下旬 学生証、シラバス受け取りなど諸手続き、ガイダンス
4月上旬 入学式・授業開始
後期試験での合格の場合は、さらにスケジュールが過密になります。
私立の場合は、これらの手続きが国公立の入試期間中に同時進行で行ったりもすることもあります。
一人暮らしの場合は入学前に物件探しから引っ越しまでもこなすことになるので、本当にハードスケジュールです。
とはいえ、受検生活を乗り越えた合格後の忙しさは、それすらある意味楽しいものかもしれませんね。
憧れの一人暮らし
上記のように合格後は忙しいものです。
さらに一人暮らしになる場合はその中でも急いで住む家を探さないといけません。
良い所はすぐ埋まるので、地方出身の人は受験日に物件を押さえておいてもいいくらいです。
・家賃
高くても6万くらいで抑えたいですが都内では難しいかもしれません。
・交通
大学は多少遠くてもいいので、乗り換えが少ないところがいいです。
大学に近すぎると友達のたまり場になることも……
・防音
一人暮らし用の1DKのマンションは壁が薄いことが多いですが、意外と人を呼んでいる人がいたり、通話の声がうるさかったりします。
・オートロック
女性には必須です。押し売り対策にもなるので初めての一人暮らし向けです。
・学生マンションや女性専用マンションについて
学生専用や女性専用は一見安心なのですが、そこに住むだけで学生であること、女性であることがバレてしまいます。
犯罪のターゲットになりかねないのでおすすめできません。
実際に生活を始めてみると大変なことも多いが、なんだかんだで楽しいです。
一人暮らしの中で趣味や大学の勉強に取り組むことは、ある意味で受験生時代以上のストイックさが求められますがすべて自分次第という環境によって得られるものも大きいです。
第二外国語の選択
多くの大学では1年生の間は第二外国語の授業を受講することになります。
言語が増えることは本来楽しいことなので、勉強だと身構えずに楽しみにしてほしいです。
よく扱われる言語については、それぞれこのような特徴があります。
・中国語
ビジネスにも使えるので近年人気。
発音が難しい。
ピンイン、発音、意味と覚えることも多い。
使いどころが多いのが魅力。
・スペイン語
スペイン語が母国語の国数が一番多い!
文字はアルファベットにひとつ追加しただけでとっつきやすい
読み方もほぼローマ字通り
動詞の活用が現在形だけで6通りあるのが暗記が大変
発音がはつらつとして明るいイメージ
先生も面白い人が多い
・ドイツ語
理系に人気。
響きがカッコいいが文法に厳しい言語。
英語のように例外がないのである意味論理的。
きっちりした先生が多い。
まとめ
よく学校や塾で「大学に合格したらいくらでも遊べるぞ」「大学は楽しいことだらけだぞ」と言われることと思います。
しかしあれは嘘です。
入学までは忙しいし、慣れない一人暮らしも大変です。
学部にもよるかもしれませんが、高校の教科書一冊を一ヶ月でこなすくらいには授業も早いです。
学問の入り口である大学の勉強・研究はそう簡単なものではありません。
見たことないものだらけの世界の中で、いろんな人に出会い、そのなかでいいこともあればトラブルだってあります。
勉強以外で悩まされることが山ほどある大学時代は「勉強だけ悩んでれば良かった受験生時代は案外幸せだったな」とも思いましたが、筆者はそれでも大学時代が好きです。
なぜなら大変な中でも、すごく充実しているから。
厳しいかもしれませんが、皆さんが大学受験を軽くぴょーんと飛び越えて、はやくそんな充実した生活に飛び込むことを願っています。
四谷学院のような予備校ではそのためのサポートもできますよ。
執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。
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