志望校に受かる人が実践する、合格できる勉強計画の立て方とは?
計画を立てたけどうまくいかなくて、、、計画通りに進まなくて、、、そもそも計画を立てる意味がよくわからない。。。だから、私はとりあえず勉強する!
はい。勉強のやり方がわからない!計画の立て方がよくわからない!という方が陥りがちな思考の代表格ですね。私もそうでした。
受験において勉強計画はとても大切とよく言われています。でも、やったこともないのにいきなり計画なんてどうやって立てるの?
そんな疑問に今回はお答えします!
その昔、、、
いきなり勉強計画からズレる話をします。現役生なら約10ヶ月~半年、浪人生ならさらに1年、受験に向けて勉強をするわけですが、勉強を続けるためのモチベーションってどうやって保てばいいと思いますか?
世の中には色々な勉強方法や勉強計画の立て方が存在します。私も受験生の時は、先輩、学校の先生、塾の講師、仲間に聞いて色んなことを実践しました。
しかし!!
どれもしっくりと来ない!私は考えました。そして焦りました。
なぜならみんなが先に行っちゃうからです!なんで皆はうまくいくのに、私はうまくいかないんだろうか?
悩んでいる時間はないけど、計画を立てるフリだけでもしないと・・・
そんな風に立てた勉強計画は結局うまくいかず、私は計画を捨てて、とにかくがむしゃらに勉強することにしました。なぜならみんなが先に、、、(繰り返し)
そして案の定、成績は上がらず、半分腐りかけていました。勉強には身が入らないけど、みんなは勉強してるし、勉強するフリだけはしないと。。。
そんなふうに考えてましたね。
勉強するつもりもないので、私は勉強室に入っても、ぼーっと、友人の後ろ姿を眺めていました。彼は私に受験について色々と教えてくれる人でした。
暗記は書いて覚える
計画は目標から立てる
英語は音読する
世界史は暗記が大切
などです。
しかし、彼の方法を実践しても私の頭には残らない。なんでだろう?
その時に、ふと気付きました。あれ?あいつの計画を真似してるからじゃないの?自分の計画は?自分の勉強方法は?
自分の好きな勉強方法
それから私は、自分の好きなように勉強してみることにしました。どうせ落ちるならやりたいように勉強したかったからです。
たとえば世界史、ワーテルローの戦い1815年、ナポレオンとイギリスのウェリントンが戦って、ナポレオンは負けて、セントヘレナ島に流される。
この一文を丸々暗記する勉強方法は私には合いませんでした。なんでナポレオンは、この時負けたんだろう。あんなに強かったのに?
こうしてナポレオンの敗北に疑問を持つことで、私の自分らしい勉強が始まりました。
それならば、計画も見直してみようと思いました。その時に私が実践していた勉強計画は目標を設定し、そのために必要な勉強量を計算して、それを一ヶ月に、一週間に、一日に、、、という風に落とし込む。ありふれた勉強計画を立てていました。
しかし、成績を上げようと無理な計画を立てて、それが実践できないと落ち込み、実践できても成績が上がらないと落ち込み、という負のループに陥っていました。
勉強計画が劇的に変化した
それから私の勉強方法と計画は全く別物になりました。志望大学合格!という目標はもちろん変わりませんが、部分的に世界史を学ぶのは好きじゃない!
だから、この日はナポレオンの生涯を追う!この日は世界最初の産業革命がなんでイギリスで起きたのかを知る!というように、中長期的な勉強のストーリーを立てました。
もちろん、そうすると無駄な知識も増えていくわけですが、その勉強方法は私に吉とでました。これは後にわかることですが、この方法は脳内のシナプスという伝達物質を増やし、物事を「記憶しやすくする」勉強方法の一つだったのです。
同様にこの方法で勉強することは、冒頭で投げかけたモチベーションを保つことにもつながりました。これも後に意味がわかるようになりますが、人間は絶対に「成功体験」を繰り返したがる生き物なのです。
逆に「失敗体験」はなるべく忘れようとします。失敗すればするほど、脳はその方法で勉強したことを忘れたがるということです。
みなさんにも思い当たること、ありませんか?
つまり「成功体験」を重ねることは勉強の「モチベーション」と「学習効率」を上げることにつながるのです。
自分の中長期計画が最後の決め手
さて、そうしてある程度、自分の勉強の仕方がわかり、うまく歯車が回るようになりましたが物事はそんなに簡単にいきません。
勉強そのものをやりたくない病に悩まされたのです。タイトルにもありますが、私を最後に支えてくれたのが自分の立てた勉強計画の「ストーリー」でした。
読んでいる小説のオチを知りたがらない人もいないと思いますが、私も自分の書いてみた勉強計画の「ストーリー」の「オチ(合否)」を知りたい!と自分を鼓舞したことが、最後までモチベーションを保つことができた要因だと思っています。
これが「勉強しなくてはならない!」だったら多分、潰れていたと思います。いずれにしても、こうして、私の受験勉強はある程度の成功という形で幕を閉じました。
さて、話をまとめますが、私は自分の勉強計画が正しいとはいいません。真似して欲しいとも思いません。
しかし私は、まずはあなたが好きな勉強方法を見つけてあげることが大切であり、その勉強方法で勉強計画を立てて、その計画の中に「成功体験」ができる機会を絶対に作るべきだ!という主張がしたいのです。
それが勉強のモチベーションを保ち、あなたを合格へと導く、勉強計画なのです!
執筆者:ひであつ
大学卒業後、経営コンサルティング会社に就職。現職はフリースペイン語翻訳家およびライター。
過去執筆暦
ビジネス、人材マネジメント、転職会計、メディア、ニュース、政治、経済、経営など。
得意ジャンルはヒトに関わる全て。事象座右の銘は君子は独りを慎む
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