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成績アップに直結!受かる参考書の使い方とは?

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受験勉強は量が多く、「できれば、効率的に勉強したい」と誰もが考えることだと思います。その効率性を生み出してくれるツールは何なのか?

それが、参考書であり、問題集ですよね?どんな参考書を使ってどのように勉強すればよいのかを考えてみましょう。

 

進学校に通っている場合

私立・公立問わず「進学校」に通っている場合は、基本的に高校で指示された参考書と問題集(自習用の副教材も含む)で国公立の二次試験までの学習が可能です。ですから、どんな参考書が良いのか?と不安がる必要はありません。

基本的にセンター試験レベルであれば、教科書だけでも7割は余裕で得点することが可能です。自分の志望大学を早期に絞って、「どこまで勉強するのか?」を先に絞った方が断然有利です。

偏差値50以下:基本教科書だけでもOK
偏差値51~60:学校で配布されている教材でOK(センター受験者は対策問題集)
偏差値60以上:基本は学校の教材+苦手科目の補助教材+各受験校の対策

このように、進学校に通っている場合は学校の勉強をベースに受験対策を進めていってOKです。普段の定期テスト対策=受験対策に直結するようにカリキュラムが作られています。

 

進学校以外の場合

進学校はほぼ共通して同じ教科書を使っている場合が多いですが、進学校以外の高校の場合は教科書が違ってくるので、教科書の学習では受験勉強には足りません。

この場合は足りないものを自分で補う必要があります。

しかし、全部の教科で参考書や問題集が必要なわけではありません。自分の受験する大学に必要な教科だけで十分です。

ですから、進学したい大学を早期に決定したほうが、受験に有利になります。具体的には下記のようになります。

予備校利用者:基本的に予備校のテキストでOK。必要に応じて単語や熟語などの暗記物対策の参考書を購入する程度。
通信教育利用者:核になる参考書と問題集が必要。
自学者:核になる参考書と問題集が必要。アウトプットに模試を活用。

進学校以外の場合は予備校に通うことをオススメします。面倒な問題集選びもないうえに、学校で習わない内容でも講師のわかりやすい説明を聞くことができます。

 

教科別のオススメ参考書・問題集

ここでは教科別にあったら便利な参考書・問題集を紹介していきたいと思います。特殊なものを紹介するのではなく、受験生なら、多くの人が使っているものをあげていきたいと思います。

① 英語
英文法 英語頻出問題総演習(桐原書店)
長文対策 センター試験対策問題集をやりこむこと
単語・熟語 英語頻出問題総演習(桐原書店)
センター対策 英語頻出問題総演習(桐原書店)、センター対策問題集(なんでもOK)
二次・難関私大対策 予備校のテキストや通信教育+受験校の赤本

英語の対策で一番効率的かつ実用性があるのはご存じ「英語頻出問題総演習(桐原書店)」です。これを持っていない受験生はほとんどいませんよね?持っていない場合は購入することをオススメします。これ1冊でセンター試験の英文法対策はOKな1冊です。

他の問題集に手を付けるくらいなら、英語頻出問題総演習(桐原書店)を完璧にする方が効率が良いです。答えを全部暗記するくらいにやりこみましょう。これのおかげで、センター試験の英文法は満点が取れました。

② 数学
基本学校の教科書+問題集で大丈夫です。教科書だと自学がしにくいといった場合には「青チャート」を副教材として利用しても良いでしょう。解説が豊富で自学に向いています。 センター試験対策には、センター試験対策の問題集を使うことをオススメします。

特に重点を置くポイントは「時間配分」です。センター独特の時間配分に十分なれるようにしておきましょう。

③ 国語
基本学校の教科書+問題集で大丈夫です。古文がどうしても苦手といった場合には、現代語訳の本を読んだ方が得点率があがります。受験勉強というよりは、教養を身に着けるといった視点で取り組むと、勉強しやすいのではないでしょうか? 

現代語訳でも古文独特の世界観に慣れることができますので、オススメです。源氏物語・枕草子・徒然草あたりは確実に読んでおいた方が有利です。

④ 理科・社会
基本は教科書を中心とした学校の勉強でOKです。日本史・世界史・生物など暗記が多い科目の場合は教科書にプラスして、ノート・タイプの問題集を副教材に利用すると便利です。特に自習や予習する際には学習効率があがります。

世界史・日本史なら山川出版社の「一問一答」で決まりです。これだけやれば、センター試験で満点を取ることもできます。基本、全部暗記するまで「やりこむ」ことが重要です。

受験勉強とは言っても、基本は学校の授業が一番です。学校の定期テスト対策=受験勉強だと認識して取り組みましょう。問題集や参考書は、苦手科目の攻略などに「サブ」として利用する程度でOKだと思います。とにかく1冊を完璧に足りこむ癖を付けましょう。

 

執筆者:可愛いうさぎ
「最小の労力で最大の効果を」がモットー。勉強嫌いだったため逆に「どうすれば、勉強を多くしなくて済むか」を追及する学習を生み出す。

高校時代はライブに明け暮れていながら、ポイントを押さえた学習法が功を奏し、センター試験本番ではおよそ9割の得点率を上げるに至る。


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