英語の単語カード（英単語帳）の作り方、上手な使い方を解説

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英単語をスムーズに覚えたいなら、単語カード（英単語帳）を活用してはいかがでしょうか。カードタイプの英単語帳なら、通学途中などの隙間時間でも、効率的に勉強を行なえます。

本記事では、英語の成績を上げたい中学生・高校生のために、単語カードの作り方や使い方を紹介します。単語カードを使ったことがない方、単語カードをうまく扱えていない方は、ぜひ参考にしてください。

単語カード（英単語帳）の作り方

単語カードを自分で作る際は、以下の作り方のポイントを押さえておきましょう。

◇書き込みはなるべくシンプルに

単語カードには、英単語と日本語の意味をそれぞれ表と裏に書き込んでいきます。このとき、単語と意味以外の情報（発音や解説、例文など）をたくさん書き込んで、参考書のようにしたくなる方もいるかもしれません。

しかし、単語カードの役割は、「英単語と意味を速やかに覚えること」です。カードに記載されている情報が増えれば増えるほど、1枚の暗記にかかる時間も増えていきます。書き込みは可能な限りシンプルにして、英単語の暗記のみに集中するのがおすすめです。

◇カードは少しずつ増やしていく

単語カードは少しずつ、必要に応じて増やしていきましょう。最初にカードを大量に作ってしまうと、カードの数が膨大になり、見ているだけでやる気を失ってしまいかねません。

また、単語カードを作成するだけで満足してしまい、その後勉強を続けられなくなる方もいます。

英単語を覚える際は、少ないカード数から始めるのがおすすめです。最初に作成したカードをしっかり覚えられたら、その段階で次のカードを作ればOKです。

◇単語カード作りに時間をかけすぎない

単語カードは、あくまでも暗記のためのツールにすぎません。そのため、単語カードの作成に時間をかけすぎないよう気を付けましょう。

単語カードは、文字のキレイさや、色分け方法にこだわりすぎないことが重要です。自分が読めれば問題ないため、単語カードの作成に労力を割きすぎず、暗記に集中しましょう。

単語カード（英単語帳）の上手な使い方

ここでは、単語カードの使い方についてまとめました。

◇何度も学習して記憶を定着させる

単語カードで暗記をする際、一度の学習ですべてを覚える必要はありません。一度単語を覚えたとしても、復習をしなければ次第に記憶は薄れていきます。

単語カードの良い点は、持ち運びがしやすく隙間学習に向いている点にあります。何度も単語カードをめくり、繰り返し覚え直すことで、記憶が定着していきます。

◇音読しながら覚える

単語カードを使うとき、声に出しながら覚えるのもおすすめです。音読をすると自分の声が耳への刺激となり、効率的に覚えやすくなります。

眠気防止になるほか、気分転換の一つとしても有効です。声を出せる環境で勉強する際は、ぜひ試してみてください。

◇カードの順番を入れ替える

何度も単語カードを使っていると、カードの順番をそのまま覚えてしまうことがあります。単語の一つひとつを確実に覚えるためにも、ときどきカードの順番を入れ替えるようにしましょう。

暗記作業はどうしても淡々とした作業になりがちで、途中で飽きてしまう方も少なくありません。定期的に順番を変えることで、新鮮な気持ちで単語カードに取り組めます。

◇覚えられないカードを集中的に覚える

単語カードを使うときは、覚えたカードと覚えていないカードをより分けてみましょう。覚えた単語カードは、いったんリングから外してしまうのも良い方法です。覚えていないカードだけが残ったら、それらのカードのみで覚え直し、覚えたカードは徐々に外していきます。

カードの選別をしていくうちに、最終的にはすべてのカードをリングから外すことになるでしょう。そうなったら、すべてのカードをリングに戻し、どれだけ覚えられているかを再度チェックします。

なお、すべてのカードを暗記できた場合でも、数日後、数週間後などにもう一度おさらいすることをおすすめします。完全に単語を忘れてしまう前に、単語カードをめくり、思い出す作業をすることが重要です。

英語力アップのため、自作の単語カードをフル活用しよう

単語カードを作る際は、英単語と日本語の意味を簡潔に記載すること、カードは少しずつ増やしていき作成に時間をかけすぎないことが重要です。単語カードは自分用のツールです。凝った色分けなどがされていなくても、読みやすい文字で書かれていれば問題ありません。

また、単語カードを使う際は、カードの順番を入れ替えながら繰り返し覚え直しましょう。覚えた単語は外して、覚えられない単語に絞っていくとより効率的です。

自作の単語カードなら、自分のレベルや覚えたい内容ごとに、自由なカスタマイズを行なえます。毎日繰り返し使って、記憶を着実に定着させましょう。

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