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勉強の効率と成果が段違い!時間管理の技術

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受験勉強では、特に限られた時間の中で効率良く勉強することが大切です。

そして、時間管理ができるようになれば、受験勉強以外のいろいろな場面でも役立つことでしょう。ここでは、そんな時間管理のやり方についてご紹介しようと思います。



受験勉強の時間管理でやるべきこと

時間を上手く使おうとするときに、まず考えたいのは目的をしっかりと確認して長期的な計画を立てるということです。

受験の場合なら、計画を立て始めてからどの位の時間があるのかを確かめ、そこに至るまでにどのように力をつけていくかを考えてみましょう。

例えば、参考書や問題集などをどれ位のペースで使っていくか、自分にとってどの程度なら可能かを自分で考え、それを紙に書くか、パソコンで打ち込んでみると良いでしょう。

この場合は、後で変更も可能と考えて、まず手始めになんらかの計画を立ててそれを形にしてみるということが大切です。

次の段階では、1ヶ月毎の計画を具体的に立ててみます。そして、この場合は受験のときから逆算して考える方が、より効果的になります。

基本的には受験1ヶ月前までに受験勉強でやるべきことをほぼ終えて、受験前の1ヶ月間は、まとめや復習、過去問に集中できるようなら理想的なのですが、たとえそれが間に合わなくても諦めないで下さい。

この段階で受験勉強が不十分だと思う場合でも、そんな状態で活用できるような要点をまとめた参考書や、受験の直前まで効率的に教えてくれる塾のコースなどもあります。とにかく受験では、最後まで全力投球するということが重要なのです。

さらに1ヶ月単位の計画ができたら、次は1週間単位、そして1日単位の計画も立ててみることをお勧めします。特に1日単位の場合には円グラフにしてみると、一目で時間配分が分かるので便利です。

また、これらの計画に関して自分で考える自信がない、あるいはうまくいかないと思う人は、個人指導の塾に通って、そこで担任の先生に相談してみると良いでしょう。

このようなクラスならば、受験やその科目に詳しく、いろいろなタイプの生徒を教えた経験のある先生が、それぞれに適した学習法をアドバイスしてくれるはずです。



時間管理の注意点

時間管理をする際に特に大切なことは、スケジュールを立てるとき、休憩をきちんと入れるということです。人間が集中できる時間は無限ではないので、ある程度勉強したらしっかりと休憩を入れた方が、効率的な勉強につながるはずです。

休憩は1時間半に1度、30分程度入れるのが良いという意見や、25分勉強して5分休憩が良いという説などいろいろな考え方がありますが、実際に試してみて自分に合っていると思う休み方にすると良いでしょう。

休憩ということでは、1日の中の休憩だけでなく、1週間単位の休みについても考えるべきです。

例えば、1週間に一度は、スポーツを十分に楽しんだりしてリフレッシュできるようにすると、その後の勉強にも新鮮な気分で意欲的に取り組める可能性が高くなります。

ただ、このときに注意したいのは、スポーツをやり過ぎて疲れが残ってしまうなど、後に響くようなことはできるだけ避けるべきだということです。

すっきりした気分になって勉強に向わせてくれる趣味や、自分なりのストレス解消法を見つけておくことは、きっとプラスになるでしょう。

また、注意したいのは、時間が足りない場合でも、できるだけ睡眠時間は減らさない方が良いということです。

1日の睡眠時間は、理想的には7時間、それが無理でも6時間はとるべきだと言われています。

睡眠不足はかえって勉強の能率を悪くしますし、受験期は風邪が流行るシーズンなので、睡眠不足では免疫力が落ちて風邪をひきやすくなる可能性があります。

受験のときには良い体調で臨むことが大事なので、睡眠は減らさず、十分に栄養を摂って健康的な毎日になるようにすることが大切です。

時間帯としては、午前中は1日のうちでまだ疲れも出ず、思考力も使いやすいはずなので、数学など、考えることが必要な科目の勉強をするのに適しています。

また、寝る前は、このときに覚えると記憶しやすいとされているので、特に記憶する必要がある英単語などの勉強にあてると良いでしょう。

さらに計画を立てて効率的に勉強をするには、勉強の場所が重要になってきます。

勉強は、落ち着いて集中できる場所でするのが理想的なので、自室では無理というときは、ゆっくりできるカフェや、塾や予備校の自習室などを利用してみましょう。

特に自習室では勉強がしやすい環境を提供しようとしているはずなので、勉強の場所としては最適と言えます。また、ここで他の受験生が自習している姿を見れば、良い刺激を受けて、自分も頑張る気になれるかもしれません。



時間管理は慣れれば楽

以上、勉強に役立つような時間管理ということで書いてきましたが、いかがだったでしょうか。

最初は、時間管理なんて難しいと思うかもしれませんが、慣れてしまうと当たりまえのものになります。そして、これができるようになれば、大学生や社会人になってからも大いに役に立つはずです。

その意味でも受験勉強の際にぜひ時間管理のコツをつかんで、しっかりと活用することをお勧めします。



執筆者:たんぽぽ咲いた
現在は専業主婦ですが、以前は学習塾で中学生に英語を教えておりました。また、短期間ですが個人指導の塾で、中学生と高校1年生に英語を教えていたこともあります。

大学での専攻は児童心理学で、趣味は読書、俳句、音楽鑑賞、スポーツ観戦などです。 健康、医療、教育、心理学の分野に特に興味があります。


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