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予備校はいつから通うべき?予備校に通う高校生の割合や時期を解説

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大学受験にあたり、予備校や塾に通おうと考える人も多いのではないでしょうか?
高校生全員が通っているわけではありませんが、これらを活用すれば志望校に沿った入試対策や、苦手科目の対策をスムーズに行なえます。予備校に通いだす時期は人それぞれとなるので、学習状況や希望の進路に合わせて決めることが大切です。

今回は、予備校に通っている人の割合と、通いだす時期ごとのメリットを紹介します。自分の目標などに適した時期に予備校を活用して、志望校合格を目指しましょう。

どのくらいの高校生が予備校に通っているのか

ベネッセ教育総合研究所が、学校外で行なう学習についてまとめた「学校外の学習機会」によると、2015年時点で高校生の約30%が放課後に予備校や塾に通っていることがわかっています。半数以上の高校生は予備校に通っておらず、必ずしも予備校が必要なわけではありません。

偏差値が高い学校の生徒、つまり難関大学を目指す人ほど予備校や塾の利用率は高くなります。予備校や塾に通うと学習計画を一緒に組んでくれる、志望校に沿った受験対策を行なってくれるというメリットがあるからです。

苦手な科目がなかなか克服できない、授業では行なわれない志望校別の受験対策をしたいという人は、高校の授業や自主学習以外に予備校を利用することをおすすめします。

◇部活や習いごとと学業を両立できる
高校生になると部活やアルバイトなど、学業以外での活動の幅が広がります。一方で、授業の難易度は上がるため、限られた時間で効率良く予習・復習したいという人は早くから予備校や塾に通っています。高校受験で身につけた学習習慣の維持にも役立つでしょう。

◇早い段階で難関大学の入試対策ができる

国公立大学や有名私立大学を志望する場合は、高校1年生から予備校に通うことも珍しくありません。高校1年生から予備校に通うと、合格できるだけの学力を身につけ、余裕をもって大学に合わせた入試対策ができます。

国立大学でも最難関である東京大学の学生は、多くが高校1年生から予備校に通っていたようです。早稲田大学や青山学院大学といった、難関私立大学を受験する場合も同様です。

高校受験が終わったばかりなのに、予備校や塾に通うのは早すぎるのではと思うかもしれませんが、通う目的が明確であれば無駄になることはありません。

最も割合が多いのは高校2年生から

高校2年生は多くの人が大学受験を意識し始めることもあり、予備校に通いだす割合が最も高い時期です。

◇高校2年生は学習の基礎固めに適した時期
英語や国語、数学など受験科目の多くは、高校2年生で基礎部分を学び終えます。つまり、高校2年生までの学習が受験勉強の土台となるのです。

予備校に通うと模試やテストを行なって基礎ができているか、苦手な分野はどこか分析してくれます。基礎固めが高校2年生のうちにできれば、そのあとの志望校対策もスムーズに行なえるでしょう。

◇早めに受験勉強を始めることで多くの受験科目に対応できる
共通テストは6教科30科目で構成され、国公立大学を受験するには5教科以上が必要なケースが多くなっています。高校3年生から受験勉強をスタートしたら時間が足らないので、高校2年生から学習の積み上げをすることをおすすめします。
私立大学は3教科と受験科目が少ないですが、英語や数学は勉強をスタートしてから成績が上がるまで時間がかかりやすい教科なので、油断しないようにしましょう。

◇ほかの受験生におくれを取らずに受験勉強がスタートできる
多くの予備校や塾では、高校2年生の2月には受験対策が始まります。この時期までに予備校に通わないと、早めから通塾している人との差が大きく開くことも考えられます。ライバルにおくれを取らないためにも、高校2年生のうちに予備校に通っておいたほうがよいでしょう。

遅くとも高校3年生の夏までには予備校に通い始めよう 300字

基礎固めや受験対策をしたいのであれば、遅くとも高校3年生の夏頃には予備校に通うようにしましょう。

◇受験までの限られた時間で効率よく学習できる
受験が目前に迫るなかで、のんびりと勉強している暇はありません。予備校では学習レベルに合わせて、効率の良い勉強法を指導してくれます。高校3年生の段階でまだ苦手な科目がある、または基礎固めができていない場合は、予備校の授業や講師への相談をフル活用して学習していきましょう。

◇徹底した志望校別の対策を行なってくれる
国公立大学の二次試験や私立大学の試験では、志望校ごとに特徴のある問題が出されますが、予備校では志望校ごとに出題傾向を分析して対策を行なってくれます。
近年増えているAO入試や推薦入試に合わせた小論文や面接の対策も行なっているため、一般入試以外を希望する人にもおすすめです。

目的を持って予備校に通うタイミングを決めよう

予備校に通いだす時期に、早すぎるということはありません。希望する進路や自分に合う学習法を見極め、通う目的を明確にして予備校や塾を活用していきましょう。

予備校に通うと学習がスムーズになり高校生活を充実できる、苦手科目を集中して学べる、効率良く勉強できるといったメリットがあります。
予備校に通おうか悩んでいる人は、どのような高校生活を送りどの進路を勝ち取りたいのか、目標を定めるところから始めてみましょう。


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