部活と勉強の両立はできる?悩める学生に両立方法を紹介します!
「部活も好きだし勉強も諦めたくない」と、部活と勉強のはざまで悩んでいる学生は多いようです。部活と勉強の両立は難しいとはいいますが、両立している学生もたくさんいます。ここでは、部活と勉強の両立を可能にし、悔いのない学生生活を送るための方法をご紹介します。
部活と勉強の両立はむずかしい?
部活と勉強の両立がむずかしいとされている理由には、部活に時間が取られ勉強時間を確保できないことや、ハードな練習に疲れ眠気に勝てないといったものがあります。
いくら部活と勉強を両立させたいという気持ちがあっても、勉強ができないほど疲れてしまうような厳しい練習の部活や、試験中も練習のある部活、早朝練習や夜遅くまで練習を強いられる場合は、将来的にプロを目指すのでなければ部活を辞めることも検討したほうがよいでしょう。
しかし、部活を頑張りながら勉強もしっかりとできている学生も存在します。部活がストレス発散になり、生活にもメリハリが出て学習能率を高める効果もあるのです。
実際に、部活をやめたからといって勉強ができるかどうかは自分次第。部活をやめた分、時間ができてもテレビを見たりスマホを見たりしてダラダラ過ごしてしまう学生も多いのです。
逆に、部活をして勉強時間が限られている場合、効率的に勉強しようとします。その結果、部活と勉強を両立させている学生のほうが、学力が高い傾向にあるという研究結果も出ているようです。
つまり、部活と勉強の両立は簡単ではないものの、その分得られるものは多いといえるでしょう。
部活と勉強の両立ができる人の共通項
部活と勉強の両立ができる人に共通していることは、大きく分けて3つあります。
◇切り替えが早い
1つ目は、勉強モードへの切り替えが早いことです。部活が終わったら、ダラダラせず瞬時に勉強モードへ気持ちを切り替えることができます。
◇計画性がある
2つ目は、計画性があることです。部活をしている間は勉強ができないため、どうしても勉強に割く時間が限られてしまいますが、時間がないことを逆手に取って、しっかりと計画を立てられる人が多いです。
◇やる気がある
3つ目は、だれよりもやる気があるということです。「絶対に次のテストでは学年で◯位以内に入ろう」、「絶対に○○に合格するぞ」といった明確な目標があり、気持ちが前向きな人は、部活と勉強を両立できます。
部活と勉強を両立するためのポイント
部活と勉強を両立させるには、いくつかのポイントがあります。今から解説するポイントを実行すれば両立も可能になりますので、しっかりポイントを押さえて実践してみてください。
◇部活と勉強の切り替えを早くする
勉強モードへ気持ちのスイッチをすばやく切り替えるのに、「アンカリング」と呼ばれる心理技術を活用することが効果的です。
アンカリングとは、特定の動作をきっかけにして気持ちを瞬時に切り替えるという技法で、多くのアスリートも実践しています。
たとえば勉強する前、必ず机の上にシャープペンと消しゴムを出してから首を回す動作をする、3分間目を閉じるなど、自分で決めた動作をおこないます。これが習慣になれば、決められた動作をするだけで瞬時に勉強モードへ気持ちが切り替えられるようになるでしょう。
◇無理をしない
どんなにやる気があっても、無理をしすぎて体や心を壊してしまっては意味がありません。どうしても眠いときは仮眠をとることや、1週間のうち1日はゆっくり休む時間を設けるようにするのもよいでしょう。
もし、自分では対処できないくらい無理を感じてしまったときは、部活仲間や友人、家族などに相談してサポートしてもらうことも大切です。
◇効率を意識する
部活も勉強も、そしてしっかりと体と心を休めることも可能にするには、効率を意識するようにしましょう。
普段から時間を意識した行動を心がけ、しっかりとした計画を立てることが大切です。
部活と勉強を両立させるための効率のよい勉強方法
効率のよい勉強をするためには、まずは目標を立て目標に向けての細かな計画を立てることからスタートしましょう。早めにコツコツと勉強をすることで、周囲との差をつけることができます。
さらに、時間の取れるときにする勉強とスキマ時間にできる勉強を区別しておくことも重要です。たとえば、英語の長文を勉強するにはまとまった時間が必要ですが、単語の暗記なら移動中やトイレ、お風呂でもできます。数学なら文章問題はまとまった時間、計算問題はスキマ時間というように上手くスキマ時間も活用しましょう。
常に時間を意識した勉強をするのも効果的です。「宿題は何時までに終わらす」や「この問題は何分以内に解く」など、制限時間を設けることで集中して取り組みやすくなります。
眠気で勉強に手がつかないときは、潔く仮眠を取ることも大切です。ただし、15分以上寝てしまうと眠たくなるホルモンが出てしまので、仮眠を取るときも時間を決めて、15分以内に留めておくことがコツです。
ある程度、部活と勉強のリズムができてきたら、ルーティン化しましょう。習慣づけることで、勉強することが当たり前になれば勉強に対するハードルが下がり、負担なく勉強することができるようになります。
部活と勉強を両立させるカギは「計画」「切り替え」「時間」
部活と勉強の両立は、自分の行動次第で可能です。自分の生活を見直し、計画を立てるところからスタートさせましょう。
今回ご紹介したポイントや勉強法などを意識してスキマ時間を有効活用しながら、自分に合った気持ちの切り替え方法を習得して両立を成功させてください。
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