効率的な大学の受験勉強のやり方を徹底解説!具体的なスケジュールを立てよう!
「来年から受験勉強を本格的にスタートしなければならない。でもスケジュールの立て方が分からない…具体的な方法を知りたい」と思っている受験生のあなたへ。受験勉強においてスケジュールの明確化はとても大切です。そこで今回は、効率的な大学の受験勉強のやり方と具体的なスケジュールの立て方をご紹介します。
効率的な大学の受験勉強方法とは?
まずは計画を明確化すること
まずは目標を決めることです。「志望する大学」と「合格基準点」、「昨年合格者数」、「募集人数」、「必要な科目」、「配点比率」、「入試日」、これらをすべて明確にしておきましょう。目標が決まると計画もスムーズに立てられます。
・参考書は「エッセンスが凝縮されたもの」に絞る
受験突破において、参考書選びはとても大切です。参考書は「数冊に絞って、それを何周もする」ようにしましょう。「とにかくやらなきゃ!」と思って、あれもこれも手を出したくなりますが、それでは到底間に合いません。
自分に合った参考書を選ぶためにも、できるだけ早い段階で「参考書のリサーチ」を行いましょう。学校の先生におすすめの本を聞いたり、インターネットでレビューを見たりするのも良いでしょう。とにかくいろいろな方法で調べ、自分の勉強法に合ったものを見つけていくしかありません。
また、参考書の形態にとらわれる必要はありません。あくまでも自分が理解できそうなものを選びましょう。中には「マンガ風な参考書」などもあります。ここで他の人と比べる必要はありません。
・模試や過去問の復習がとても大切
参考書を一通り終わらせた後は「模試」や「過去問」がカギになります。高校3年生になると何度も模試を受けることがあると思うので、その機会を大切にしてください。
テスト後は「模試の復習」を徹底的に行うようにしましょう。模試の振り返りによって自分の苦手分野を明確にしたり、「時間配分はどこがダメだったのか?」「単語の暗記量は足りているか?」「どんな問題形式が苦手か?」などを把握したりして、本番での点数アップにつなげます。模試の結果よりも「その後」をしっかりと考えて対策していくことが重要です。
大学の受験勉強においてスケジュールの立て方を考える
まずは「志望校」と「入試日」を明確に設定しましょう。そこから逆算して勉強計画を立てていきます。
全体のイメージとしては、前半は「苦手な部分を埋める時期」、後半は「合格点から逆算して、足りないところを補う時期」となるのが理想です。
苦手科目は定着率が低いので、後半にもってくるとかなりの負担になります。後々苦しまないようにする為にも前半に苦手科目を終わらせてしまいましょう。
1年を通して期間ごとの具体的なスケジュールを立てよう
年間を通した具体的なスケジュールを立てるところからはじめましょう。
意識すべきポイントとして「すべてが中途半端とならないように、期間を決めて教科を絞って勉強していく」ことです。
センター試験への目標イメージ
・センター試験の本番は1月なので、10月末までにセンター試験対策を終わらせる
・それ以降は過去問を解いて課題解決
二次試験への目標イメージ
・8月末までに志望校のワンランク下の大学に受かるレベルに到達する
・12月末までに志望校に受かるレベルに到達する
・直前はひたすら過去問を解く
・試験本番
具体的に期間ごとに解説していきます。
春(4~6月)
まずは春のスケジュールについてですが、8月の下旬までには志望校のワンランク下の大学に受かるレベルまで実力をつけける必要があります。そのためには、「春に何をすべきなのか?」考えましょう。基本的に「夏までに間に合わなさそうな教科」を補修しておくのがポイントです。苦手科目をこの時期にスタートできるようにしましょう。
センター試験においてのこの時期は、「苦手科目の補修」に時間を割くのが良いです。一旦得意科目は後に回して、点数全体を底上げできるように勉強しましょう。
夏(7~9月)
上記で説明した通り、8月末までに志望校のワンランク下の大学、つまり「理想の7~8割くらいの実力」を、つけておきたいところです。ひとつ下の大学の過去問を解いてみて、合格点に達すればOKです。
センター試験においては、苦手科目の補強を終わらせておきたい時期です。10月末までに全体の対策を終わらせるためにも、ここで頑張れるかが大切です。
秋(10月~12月)
この期間は志望校のレベルまで一気に引き上げる時期です。二次試験の直前は過去問を解く時間を確保するためにも、年末までには志望校対策の参考書をすべて終わらせます。また、分野別のテキスト以外の新しい参考書には手を出さない方が良いでしょう。
センター試験においては、10月末までに対策を終わらせます。ここで終わらないと、二次試験の勉強時間をセンター対策に当てなければならないので、逆算してしっかりと計画を練りましょう。
冬(1~2月)
入試直前の2ヶ月は、ひたすら過去問(赤本など)を解くことに注力しましょう。過去問を解くことで「自分が点数を取れる分野と、取れない分野を把握」できる。過去問によって苦手分野が明確になったら、それを解決するために時間を割きます。
大学受験の勉強は計画的に進めよう!
大学受験の勉強方法、具体的なスケジュール立てについて解説しましたがいかがでしたか?
もちろんひたすら勉強することは大切ですが、計画無くして受験の成功は難しいです。
上記で述べた通り「受験勉強は計画が命」と言っても過言ではありません。まずは自分の現状を把握して、合格までのルートを逆算して考えましょう。そうすれば自ずとゴールは見えてくるはずです。あなたの受験が成功することを祈っています。
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