勉強に効く食べ物！記憶力や集中力アップにつながるオススメフード

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短期戦である定期試験とは違い、長期戦である受験では、健康の維持が必要不可欠です。
特に数学は、体調を崩して一日でも日を空けると勘が鈍ってしまいます。

バランスのいい食事が重要なのはもちろんですが、受験生にとってさらにプラスになるおすすめフードを集めてみました。

たまご

集中力を高めるためには、情報伝達物質が脳内で活発に行き来する必要があります。
このときに必要なのが、卵黄に含まれるレシチンです。

レシチンには、神経系に作用する成分が豊富に含まれているので、脳機能を改善・活発にする効果があると言われています。
まさに勉強中にはうってつけの栄養ですね。

また、レシチンの構成成分のひとつであるコリンは、脳内の情報伝達物質であるアセチルコリンを作るために必要不可欠な成分です。
レシチンは別名 「ホスファチジルコリン」とも呼ばれており、脳細胞に到達すると、判断力や記憶力、認識能力に作用し、高める働きがあります。

小腹がすいたときの夜食には、ゆで卵が素早く栄養を摂取でき、翌日にも響かないのでおすすめですよ。

ピーナッツ

卵と同様に、ピーナッツにもレシチンが豊富に含まれています。
ラットを使った実験でも、ラットの記憶力が向上し長期記憶が活発になった傾向があったという結果がでています。

ピーナッツにはさらに、血糖値をゆっくり上げる、という性質があります。
また、よく噛んで食べる食品なので、満腹感が得られ、その満腹感も長く続きます。

ナッツ類は持ち運びに便利なので、外で勉強するときには鞄にしのばせておいてもいいかもしれませんね。
レシチンは、卵やピーナッツのほかにも、納豆や豆乳にも含まれているので、食事に取り入れてみましょう。

ドライフルーツ

疲れたら甘いものが食べたくなる、と昔からよくいわれますが、これは脳がブドウ糖を栄養として働いているからです。
脳はブドウ糖が不足してくると、集中力がなくなりイライラし始めてしまうので勉強の妨げになってしまいます。

こんなときに手っ取り早く糖質を摂取できる食べ物がドライフルーツです。
ドライフルーツには、食物繊維やビタミン類も豊富に含まれています。

噛みごたえもあるので、噛むことで脳が活性化し、集中力も促してくれます。
カロリーも低いので女性の間食にも最適ですよ。

ピーナッツもドライフルーツも、コンビニエンスストアで食べきりサイズが売っているので、帰りがけに買ってみてはいかがでしょうか。

バナナ

バナナも、脳のエネルギー源であるブドウ糖（糖質）が豊富に含まれていますので、集中力を高める効果があります。
さらにバナナに含まれるトリプトファンは、脳の働きを活性化し、集中力を高める効果のあるセロトニンの材料なのです。

バナナには、不足するとストレスに弱くなると言われている ビタミンCも豊富に含まれていますので、集中力を保持する効果が高まると言えますね。

チョコレート

チョコレートには、テオブロミンという大脳皮質を刺激する成分があるので、集中力・記憶力・思考力を高める効果があります。
また、テオブロミンのほかにカカオ特有の香りにも、中枢神経系を刺激する作用があるので勉強の集中を助けてくれます。

さらにチョコレートには、ビタミンEやナイアシンなどのビタミン類をはじめ、ミネラルであるカルシウム・マグネシウム、亜鉛、リンなど、 脳に必要な栄養素が豊富に含まれているんですよ。

リラックスしたいときはカカオ含有量の多いブラックチョコレート、イライラしているときにはカルシウムが多いミルクチョコレートと食べ分けることもできます。

紅茶

もうひと頑張りしたいときには、紅茶を取り入れてみてはいかがでしょうか？
紅茶に含まれるカフェインは、眠気を防止して集中力を高めてくれる効果があります。
カフェインというとコーヒーのイメージも強いですが、紅茶の成分のほうが沈静作用が高いようです。

紅茶はいろいろな種類の茶葉や、アールグレイなどのフレーバードティーも豊富なので気分にあわせて楽しむこともできます。
また、昼寝をする直前にも紅茶を飲んでおくと、すっきり目覚めやすいですよ。

まとめ

夜食などに卵、小腹がすいたときのためのピーナッツ・ドライフルーツなど勉強におすすめの食べ物を紹介してみましたが、いかがでしたか？

体の不調は心の不調にも現れがちです。
受験生と言えど、バランスのいい食事と間食、さらには勉強向けの食べ物で健康を維持していきましょうね。

執筆者：てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。

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