大学受験当日の服装はどうする?入試時と面接時の注意点を解説
受験生のなかには、「入試本番には何を着ていけばいいんだろう……」と気になっている方もいるのではないでしょうか。大学受験が間近に迫ったタイミングで、「制服を着るのが無難かな?」「カジュアルな私服はOKなの?」などと、勉強以外のことで悩みたくはないものです。
そこで今回は、大学受験の入試当日、面接のときに何を着ていくべきなのか、服装の選び方や注意したいポイントを紹介します。現役受験の高校生だけでなく、浪人生の場合についても説明しますので、ぜひ参考にしてください。
大学受験の服装はどうする?
大学受験の服装で悩まないために、以下の選び方のポイントを押さえておきましょう。
◇大学受験の服装は制服?私服?
大学受験の入試当日は、制服と私服のどちらでも問題ありません。服装について特別な指定がない限りは、過剰に心配する必要はないでしょう。
全体的には、現役生の場合は高校の制服を、浪人生は私服を着ている方が多いです。入学試験に集中できるように、リラックスできる着慣れた服装を選ぶことをおすすめします。
◇大学受験の服装を選ぶ基準
大学受験の服装で気にしておきたいのは、「寒暖調節のできる服装にする」ということです。試験会場に暖房が付いている場合でも、「設定温度が低かった」「隙間風で冷えてしまった」「暖かすぎて逆に汗をかいてしまった」といったおそれがあります。
いつでも脱着できる服装にしておけば、試験会場の寒さや暑さに合わせて、臨機応変に対応可能です。夏はクーラーによる冷え、秋は気候の変わりやすさに注意しましょう。
冬は防寒用のひざかけ、マフラー、カーディガンなどを用意しておくと安心です。分厚い服を1枚着てしまうと途中で脱げなくなるため、薄い服を何枚か着て調整することをおすすめします。
◇大学受験にふさわしくない服装の例
服装の規定がない場合でも、ある程度のマナーは守る必要があります。例えば、スウェット、パジャマ、コスプレのようなTPO(※)に合わない服装は、避けるのが望ましいでしょう。
※TPOとは、Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場面)の略語で、時と場合に応じた格好や振る舞いを意味します。
その他、漢字や英字、数式、地図などがプリントされている服は避けたほうが良いです。このような服を着ると、試験会場で注意されたり、カンニングを疑われたりするおそれがあります。
「試験前に注意されてしまい、実力を発揮できなかった」「英文字の入った服を脱いだら、寒くて集中できなかった」といった状況にならないように気を付けてください。
◇雨や雪が降りそうなときの注意点
雨や雪が降りそうな日は、念のため、防水機能のある靴を履いていくことをおすすめします。もしものときに備えて、替えの靴下も用意しておくと安心です。試験会場に行く途中でびしょ濡れになれば、足が冷えたまま試験に挑むことになります。
冷え性で体調が悪くなりやすい方は、防寒グッズやカイロも併せて持っておきましょう。「心配しすぎでは?」と感じるかもしれませんが、大学受験の機会は何度もありません。実力を十分に発揮できるように、不安要素を可能な限りなくしておくことが重要です。
【大学受験】面接にふさわしい服装とは?
大学受験で面接試験がある場合は、筆記試験のときよりも注意点が多くなります。ここで大学受験の面接にふさわしい服装について、現役生と浪人生の2パターンに分けてチェックしていきましょう。
◇現役生は制服が基本
現役生の場合は、面接時でも制服が基本です。制服にはしっかりとアイロンをかけて、シャツのボタンは一番上まで留めましょう。スカートの長さも、学校の規定に従います。
髪型やメイクは派手にならないように、清潔感を意識します。面接時にはカラーリング、ブリーチ、パーマなどは控えましょう。髪が長い方は、飾りのないヘアゴムでまとめておきます。
第一印象を良くするために、特別なことをする必要はありません。清潔感のある服装、派手にならない服装を心がけましょう。
◇浪人生はスーツ着用が望ましい
浪人生はそもそも制服がないため、スーツ着用が基本です。スーツの色は黒・紺など落ち着いた色味を選んでください。
個性的な柄のネクタイもありますが、面接時には控えたほうが無難です。目立ちすぎないように、無地のネクタイを選択します。
スカートは無難な長さ、膝丈程度が望ましいでしょう。短すぎるのも長すぎるのもNGです。スカート着用の場合は、ストッキングの伝線にも気を付けましょう。念のため、ストッキングの予備を持っておくことをおすすめします。
メイクや髪型などの注意点については、現役生と同様です。身だしなみを整えて、シンプルな格好で面接本番に挑みましょう。
大学受験にふさわしい服装で、実力を最大限に発揮しよう
大学受験にふさわしいのは、「TPOに合った服装」「試験に集中できる服装」です。面接時には第一印象が肝心なので、清潔感のある服装・髪型を心がけましょう。
大学受験が間近に迫ってくると、不安やプレッシャーで落ち着かなくなる方も多いはずです。入試直前や面接直前に慌てないように、できるだけ早めに試験当日の服装を決めておきましょう。
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