• TOP
  • >
  • コラム
  • >
  • 高校受験で志望校を下げるタイミングはいつ?後悔しないために考えるべきことを解説

高校受験で志望校を下げるタイミングはいつ?後悔しないために考えるべきことを解説

「高校受験で志望校を下げるタイミングはいつ?後悔しないために考えるべきことを解説」サムネイル画像


高校受験の志望校を決める際、なかなか決め手がなく、悩んでいる方も少なくないはずです。行きたい高校がある場合でも、合格ラインに届くかどうかが不安で、「志望校を下げるべき?」と不安になる方もいるでしょう。

高校受験で志望校を下げる際には、いつ頃判断をするのがベストなのでしょうか。 本記事では、志望校を下げるべきか迷っている中学3年生に向けて、後悔しないための考え方のポイントを紹介します。

そもそも、高校受験の志望校はどうやって決める?

高校受験の志望校を決める際には、まずしっかりと情報収集を行ないましょう。その高校の合格難易度だけでなく、進学実績、通学時間、授業カリキュラム、部活動なども確認すべきポイントです。

高校では学校説明会も開催されているため、積極的に参加してみるとよいでしょう。実際に学校を見に行くことで、「絶対にこの高校に行きたい!」「何となくイメージと違ったかも……」と気持ちが動くかもしれません。機会があれば、その高校に通っている先輩の話を聞いてみるのもおすすめです。

高校受験の志望校を選ぶときは、受験方法についても併せてチェックしておきましょう。公立・私立なのか、推薦・一般なのか、受験方法によって必要な対策も異なります。

【高校受験】志望校への合格が厳しい場合、志望校のレベルは下げるべき?

高校受験の志望校を決める際には、まずしっかりと情報収集を行ないましょう。その高校の合格難易度だけでなく、進一度は志望校を決めたものの、模試の結果が振るわず、志望校のレベルを下げることを検討する方もいるでしょう。学力や内申点が足りなければ合格の可能性は低くなるわけですから、「早めに志望校を下げたほうが良いかも?」と考えるのも無理はありません。

もちろん、「第一志望を落ちるくらいなら、最初から安全圏の第二志望を受けよう」という選択をすることも可能です。しかし、あまりに早い時期に志望校を下げてしまうと、その後のモチベーションの維持が難しくなるというデメリットがあるため注意が必要です。

志望校を下げた途端に受験勉強へのやる気がなくなって、第二志望の高校まで落ちてしまうケースも珍しくありません。特に公立高校を志望している場合は、直前に志望校を下げることもできるため、志望校を下げるタイミングは慎重に判断しましょう。

高校受験で志望校を下げることを検討するタイミングはいつ?

高校受験で志望校を下げるべきか悩んでいる場合は、検討すべきタイミングについても知っておきましょう。

◇志望校を下げることを検討するタイミング

志望校を下げることを検討するタイミングは、12月~1月あたりがおすすめです。中学校の先生は夏の時点で志望校の変更を勧めてくるかもしれませんが、急いで検討する必要はありません。その志望校に行きたい気持ちがあるなら、なるべくギリギリの時期まで粘りましょう。

もちろん自分なりに納得できているなら、早めに志望校を下げても問題ありません。「その高校に行きたくなくなった」という理由なら、志望校を変更してもよいでしょう。ただし、「単純に学力が足りない」という理由なら、冬頃まで頑張って様子を見てみるのも一つの方法です。

◇公立・私立のどちらが本命?公立ならギリギリの判断も可能

公立高校が第一志望の場合は、試験の問題が共通であるため、ギリギリで志望校を下げてもあまり影響はありません。勉強するべき内容が変わらないので、直前まで第一志望を目標に頑張ってみるのがよいでしょう。

一方、私立高校が第一志望の場合は、高校ごとに試験の科目や問題のレベルが異なります。その高校に合った対策が必要となるため、判断が遅れないように注意が必要です。

高校受験で志望校を下げる前に!後悔しないために考えること

志望校を下げることについて、「逃げ」だと感じる人もいるのではないでしょうか。しかし、自分が納得できているなら、志望校を下げても「逃げ」ではありません。

ここからは、志望校の選択で後悔しないための考え方を紹介します。

◇合格可能性について冷静に分析する

第一志望への熱意も大切ですが、現時点での合格可能性について客観的に分析することも重要です。現時点での学力と第一志望の合格ラインがあまりにもかけ離れているようなら、志望校を再考したほうが良いかもしれません。

入試時期までに学力の底上げができるのか、現実的に間に合わせることができるのか、冷静な判断が必要です。努力次第で合格の可能性があるなら、覚悟を決めて目標に突き進みましょう。

◇その志望校に行きたい理由を考える

志望校を下げようか迷ったときは、「その高校に本当に行きたいの?」と自分に問いかけてみましょう。はっきりとした答えが出る方もいれば、明確な答えが浮かばない方もいるはずです。

「特に理由が思いつかない」「よく考えてみると大した思い入れはない」「何となくネームバリューで決めた」といった場合は、志望校を下げて合格の可能性を上げるのも一つの選択です。自分の心としっかり対話し、後悔のない進路選びを心がけてください。

高校受験の志望校を下げる判断は慎重に行ないましょう

志望校に行きたい気持ちが本物なら、目標を変えずにギリギリまで粘ってみてはいかがでしょうか。志望校を下げるのは簡単ですが、一度下がったモチベーションを取り戻すのは難しいものです。受験勉強へのやる気を維持するためにも、志望校を下げる判断は慎重に行ないましょう。

どのような選択をしたとしても、自分なりに納得できたなら大丈夫です。目の前に立ちはだかる大きな壁を乗り越えられるように、前向きな努力を続けていきましょう。


関連記事

人気記事一覧

最新記事一覧

カテゴリー

月別アーカイブ