大学受験を有利に進める資格4選！資格取得の注意点も解説

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大学受験で合格するためには、学力を上げて入試で高得点を取ることが求められます。ただ、合格の可能性を高める方策は、必ずしも入試に向けた勉強のみに限られるわけではありません。

大学受験を少しでも有利にしたいなら、資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。本記事では、大学受験を有利に進めるための資格を紹介します。

「どの資格がおすすめ？」「どのレベルの資格試験を受けるべきなの？」と迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

大学受験は資格があると有利になる？

英検や漢検などの資格を取得することで、自分が勉強した成果を記録として残せます。また、一定の資格を持っていると、大学受験において以下のような利点があります。

●出願資格を獲得できる
●面接時に資格をアピールできる
●点数が上乗せされる
●英語試験が免除される

資格の活用については、大学ごとに条件が異なります。資格を活用できない大学もあるので、注意しなければなりません。

なお、推薦型選抜・総合型選抜の一部においては、資格取得を出願要件とするケースが見られます。この場合は、資格を取得できていないと出願すらできません。気になる大学を見つけたら、早めに資格関連の情報を調べておきましょう。

大学受験に役立つおもな資格4選

ここでは、大学受験を有利に進めるための資格をチェックしていきます。

◇大学受験に役立つ資格（1）英検

英検（実用英語技能検定）は資格の定番で、国公立大学・私立大学などいろいろな受験で使用可能です。資格のなかでも特に汎用性が高いため、「とにかく何でもいいから資格を取りたい」という方にもおすすめです。

大学受験で活用するなら、英検2級以上を目指しましょう。英検2級以上は履歴書にも書ける資格であるため、大学合格後に塾講師・家庭教師のアルバイトをしたい方にもぴったりです。他の資格と比較しても、コストパフォーマンスに優れた資格といえます。

◇大学受験に役立つ資格（2）TOEIC

TOEICでは、他の資格のように合否が出るわけではありません。ただ、試験の結果がスコアとして評価され、それが入試の得点として反映されることがあります。

TOEICには5種類ありますが、このなかで一般的に受験者が多いのは「TOEIC ® Listening ＆Reading（L＆R）」です。なお、TOEICと似たものとしてTOEFLがありますが、これはまた別のテストです。

将来的に海外で働きたい方は、高校生のうちからTOEICにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

◇大学受験に役立つ資格（3）漢検

漢検（日本漢字能力検定）も英検と並んで有名な資格ですが、英検ほどの汎用性はありません。ただ、一部の大学、選抜方法で評価される可能性があります。

「漢字にもともと興味がある」「漢字の問題をスラスラ解けるようにしたい」「資格を取って自信を持ちたい」という人には、漢字検定がおすすめです。

◇大学受験に役立つ資格（4）その他

英検・TOEIC・漢検以外にも、大学受験を有利に進めるための資格はあります。例えば、数学検定、簿記、ITパスポートなどの資格です。

志望大学や将来専攻したい分野がはっきり決まっている人は、それに合う資格を探してみましょう。入試で加点される可能性があるほか、自分のやりたいことにも一歩近づけます。

大学受験を控える方へ｜資格取得の注意点

英検などの資格は、一部の大学受験で活用できます。しかし、資格勉強に夢中になりすぎて、肝心の受験勉強をおろそかにしないことが重要です。たしかに資格による加点も大切ですが、受験準備の時間を削りすぎないようにしましょう。

特に一般受験の場合は、資格取得している人のほうが少ないかもしれません。受験が近づいてきた高校3年生の時期は、資格勉強よりも一般の受験勉強を優先させましょう。

もし資格取得を目指すなら、受験直前ではなく早めの時期から準備を行なうようにしてください。資格は基本的に、出願のタイミングで取得できていなければなりません。そのため、受験のかなり前から計画を立てて、資格のための勉強をする必要があります。

また、英検の場合は有効期限の設定に注意が必要です。大学によっては「出願からさかのぼって2年以内」という期限があるので、その点もふまえてスケジュールを組みましょう。

資格試験に1度で合格するとは限らないため、確実に合格するなら高校1年生、高校2年生から取り組むのがおすすめです。

【大学受験】余裕があれば資格取得にチャレンジしてみよう

資格取得は大学受験や就職の際に大いに役立ちます。「自分の進みたい道と関連がある」「行きたい大学の出願要件である」という場合には、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。ただし、時間や気力に余裕がなければ無理をする必要はありません。

高校生でいられる期間はあっという間で、勉強以外にもやることがたくさんあります。高校生活を楽しみながら、大学受験を有利にできる情報を上手に見つけていきましょう。

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