高校受験の英語長文のコツ4選！参考書・問題集の選び方も紹介

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高校受験の本番が近づいてきているのに、「英語長文のコツがつかめない」「英語長文が苦手で勉強したくない」という気持ちになっている人も多いかもしれません。英語長文に対する苦手意識をなくして、得点を着実に上げるためにはどうすれば良いのでしょうか。

本記事では高校受験を控えている中学生に向けて、英語長文問題の解き方と参考書・問題集の選び方を紹介します。英語長文が不得意な人も、今回紹介する方法をぜひ試してみましょう。

高校受験の英語長文のコツ

高校受験の英語長文は、苦手意識が定着する前に勉強のコツをつかんでおきたいところです。複雑そうに見える英語長文ですが、コツを押さえれば読解のスピードも向上します。

高校受験の英語長文のコツは、以下の4点です。

◇高校受験の英語長文のコツ（1）英単語を覚える

知っている英単語の数が多ければ多いほど、英語長文の内容を読み取りやすくなります。とはいえ、長文に出てくる英単語の意味をすべて完璧に理解する必要はありません。ある程度の英単語を知っていれば、わからない部分も推測できます。

英単語の暗記が足りていないようなら、英語長文の対策の前に、高校受験対策の英単語帳を覚え込みましょう。一度覚えただけでは記憶が定着しないので、繰り返し学習するためにも、なるべく早めの時期から取り組むのがおすすめです。

◇高校受験の英語長文のコツ（2）文法を覚える

ても、文法の理解がまったくできていなければ、文章全体の正確な意味をとらえることはできません。

英単語の暗記、基礎的な文法の理解ができたら、英語長文も理解しやすくなります。知識が十分にあれば、スムーズに読める英文が徐々に増えて、英語を学ぶこと自体が楽しくなるかもしれません。

◇高校受験の英語長文のコツ（3）音読をする

日本語と英語とでは、そもそも文章の基本構造が大きく異なります。動詞と目的語の位置が逆であるため、そのまま日本語に訳そうとすると意味を読み取りづらくなってしまうのです。

英語長文をスムーズに読みたいなら、音読を行なうのがおすすめです。英文を繰り返し音読すれば、英語が母語の人と同じ語順、すなわち文章を前から読んでいく方法に慣れ、読解のスピードが上がります。

◇高校受験の英語長文のコツ（4）スラッシュリーディングを行なう

スラッシュリーディングとは、英語長文にスラッシュ（／）を入れながら、意味を読み取っていく方法です。

英語長文の適切な場所にスラッシュを入れると、主語（S）、動詞（V）、目的語（O）、補語（C）の区切りが明確になります。文章の構造を把握しながら読んでいけるので、長文でも理解しやすくなるでしょう。

SVOCで区切る以外にも、接続詞の前、関係代名詞の前など、さまざまな区切り方があります。例えば、文章全体に用いるスラッシュのサイズを大きめ、関係代名詞の部分に用いるスラッシュを小さめとして区別するのも良い方法です。

スラッシュリーディングに慣れて、英語長文をスラスラと読めるようになったら、スラッシュの数を少しずつ減らしていきましょう。

【高校受験の英語長文】参考書の選び方

英語長文の参考書を選ぶときは、自分の学習レベルに合うものを選択しましょう。英語が苦手で基礎から勉強したい人は「入門」と名の付く参考書から始めてみてください。

英語長文に慣れてきた人は、速読力を鍛える参考書も使ってみましょう。長文を読むスピードが上がれば、いざ問題を解くときにも時間の余裕が生まれます。

リスニング力を鍛えるために、CD音源付きのものを選ぶのもおすすめです。英語長文を音として聴き慣れることで、リスニング力だけでなくリーディング力も伸ばせます。

【高校受験の英語長文】問題集の選び方

英語長文の問題集は、できるだけ解説が丁寧なものを選びましょう。

英語長文を読めるようにするには、問題を解き終えたあとの復習がとても大切です。せっかく問題を解いても、わからない部分を放置していては弱点を克服できません。

問題集を解いたら解説まで読み込み、わからない部分はその都度解消していくことが重要です。

また、志望校が決まったら、その高校の過去問にもチャレンジしてください。私立高校の入試問題は、その高校ごとに問題の難易度、傾向が変わります。英語長文のレベルがどれくらいなのか、先に確認しておくと早めの対策がしやすくなるでしょう。

高校受験の英語長文も、コツさえつかめば怖くない！

英語長文に苦手意識がある中学生は少なくありませんが、スムーズに理解できるようになれば、気持ちも変わってくるかもしれません。

英語長文をスラスラと読めるようになるために、英単語や文法を覚えたり、音読やスラッシュリーディングを試したりするのも効果的な方法です。

英語は高校受験だけでなく、将来の社会人生活でも役立ちます。「読めないから楽しくない」という状態から、「読めるから楽しい」と感じられるようになるまで、いろいろな勉強法を試してみましょう。

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