進学校で落ちこぼれて辛い……優秀ならではの悩みと一発逆転の方法を解説

Tweet

受験勉強を頑張って偏差値レベルの高い学校に入学したのに、「成績が上がらない……」「私って実は落ちこぼれ？」と悩む中学生・高校生は少なくありません。優秀な人が多い進学校だからこそ、生じる悩みというものがあります。

進学校の授業についていけないとき、学校内での順位が悪くて挽回できないときは、どのように克服すればよいのでしょうか。

今回は、進学校で落ちこぼれて辛いと感じている人のために、優秀だからこその悩み、困難を乗り越える一発逆転の方法を解説します。

進学校で落ちこぼれて辛い……進学校ならではの悩みとは？

進学校で落ちこぼれになってしまうのは、どのような理由からなのでしょうか。 そこでまずは、進学校ならではの悩みについて紹介します。

◇優秀な生徒のなかで順位争いをする必要がある

進学校に通い始めると、成績が良い優秀な生徒たちがライバルとなります。今までは学校のなかで上位層にいた人でも、進学校では下位層に入る可能性があるわけです。

もちろん、進学校のなかで落ちこぼれになったといっても、世間一般の基準からすれば、学力が低いわけではありません。全国でトップレベルの中学・高校であっても、学年で最下位の人は必ず存在します。

「進学校に入ったのだから、これまでと違うのは当たり前……」と頭ではわかっていても、芳しくないテストの結果が出るたびに、気持ちが揺さぶられるでしょう。周囲の生徒たちと比較するうちに、「自分は落ちこぼれなんだ……」という気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

◇厳しい状況でも努力し続けなければならない

進学校に通う生徒たちは、やはり一般の学生と比べると、勉強にかける時間が多いものです。多少は頑張っているつもりでも、「まわりと比べると勉強不足だった」という状況は、進学校では少なくないでしょう。

勉強不足のよくある理由としては、「受験が終わって気が緩んでしまった」「部活動が忙しくて勉強できなかった」などがあります。

周囲と比べた努力量の差もありますが、進学校の場合は、「授業を1回聞けば理解できる」「テキストの内容をすぐに覚えられる」という天才型の人もいます。そのような優秀な仲間たちに負けないように、日々努力を続けることが、進学校ではより重要となるでしょう。

進学校での落ちこぼれが辛いなら？一発逆転の方法3選

進学校で落ちこぼれになって辛い状況のときは、以下の解決方法を試してみてください。

◇勉強のやり方を根本的に変える

努力をしているのに成績が上がらないときは、そもそも勉強方法が間違っているか、自分に合っていないのかもしれません。今の勉強方法が正しいのか、根本から見直してみましょう。

進学校は授業の進むスピードが速いため、追いつけなくて挫折してしまう人も少なくありません。授業の内容がわからなくなったら、あいまいな部分をそのままにせず、基礎の部分まで戻って勉強をやり直してみましょう。

勉強時間が単に足りていないようなら、隙間時間を使ってコツコツと勉強を進めていきます。まずは「通学中に英単語を覚える」「食事の前に問題集を解く」といったように、自分のできる範囲から始めてみてください。

◇進学校のなかでの優劣にこだわりすぎない

進学校で成績が振るわないと、辛くて勉強できなくなる人も多くいます。優秀な仲間たちに囲まれていると、自分が劣っているような気がしてくるのも無理はありません。

しかし、本当に大切なのは、学校内での順位や偏差値ではなく、あなた自身の力です。進学校内での優劣に、こだわりすぎる必要はありません。プライドをいったん捨てて、どうして落ちこぼれになっているのかを分析すること、自分なりに努力を続けることが大切です。

◇自分のやりたいことや得意分野を見つける

勉強のモチベーションを保つために、具体的な目標設定をしましょう。行きたい高校や大学が具体的に決まれば、合格するためにどれくらいの学力が必要なのか、という部分も見えてきます。

目標が何も思い浮かばなければ、自己分析からスタートしてみてください。自分の強みや弱みは何なのか、興味があることは何なのか、といった点を深く掘り下げていきましょう。

大学で勉強したいこと、将来やりたい仕事がすでにあるなら、その道に進むにはどう頑張るべきなのか、具体的にイメージしてみてください。さらに、「これなら一番になれる」「この分野なら誰にも負けない」と思えるような、得意分野を見つけてみるのも効果的です。

自分の本当にやりたいこと、得意分野が見つかれば、自然と進むべき道が見えてくるでしょう。

進学校で落ちこぼれになっても、工夫次第で逆転は可能！

優秀な生徒が集まる進学校において、成績上位に入るのはとても大変なことです。落ちこぼれになって辛いと感じたときは、周囲と比較して落ち込みすぎないようにしましょう。

進学校で成績が上がらない場合には、勉強方法を改善すること、目標を決めてモチベーションを高めることが大切です。「進学校に通っている」というプライドに惑わされず、自分の目標に向かって進んでいきましょう。

Tweet