• TOP
  • >
  • コラム
  • >
  • 勉強のしすぎで肩こりが?原因と解決策

勉強のしすぎで肩こりが?原因と解決策

「勉強のしすぎで肩こりが?原因と解決策」サムネイル画像


もっと勉強したいのに肩が痛くて続けられない!
肩こりで勉強の疲れがなかなかとれない!
長時間勉強したわけでもないのにどうして肩こりが?

そんな悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?

肩こりの原因は、長時間の勉強に限らず、実はさまざまです。
今回は、身近なようで意外と知らない、肩こりの原因と対策を見ていきましょう。

原因1:机の高さがあってない

自分の机で勉強すると肩がこるからといって、リビングやキッチンのテーブル、カフェやファミレスで勉強したりしていませんか?

多くの場合、学習机は小学生の頃買ったものだと思いますが、高校生になる頃には机の高さが体の大きさに合わなくなってしまいます。

とはいえ、すぐに机を買い換えるというのも難しいもの。
机をすぐに変えられない場合は、椅子を変えてみましょう。

理想は座った時に膝の関節と股関節が90度になるように調節できるものです。
クッションなどで調節してもいいのですが、椅子の固さにも配慮しないといけません。
固すぎるとお尻が痛くなってしまい、柔らかすぎるとお尻が沈み込んでしまい猫背になって肩こりの原因となってしまいます。

あなたの部屋の机の椅子について、一度見直してみてはいかがでしょうか。

原因2:姿勢が悪い

勉強に熱中しすぎて思わず猫背になっていませんか?
猫背になってしまうと、頭の重みで背中や肩が引っ張られ、筋肉がこわばり、血行が悪くなってしまいます。そしてこれが首痛・肩こりの原因になってしまうのです。
猫背は肩こりだけでなく、眼精疲労や肥満などのリスクも伴います。

一番美しい姿勢は背筋をピンと伸ばして、おなかにすこし力を入れた状態。
ですが、この姿勢も実は長時間とりつづけると疲れてしまうものです。

一番いいのは自分にとって疲れにくく楽な姿勢を見つけることです。おそらく猫背とピンと張った状態の中間あたりになると思います。

また、勉強で前のめりになりそうなときは、猫背ではなく背中を丸めずに腰から前に倒すと疲れにくくなりますよ。

原因3:換気

換気不足の部屋では、酸素不足が起きがちです。
すると脳が酸欠状態になり、頭がフラフラして肩に重みがかかり肩こりの原因になってしまいます。
しかも酸欠は頭がぼーっとしてしまうので、勉強にも大きな支障となりますよね。

季節によっては寒いかもしれませんが、二時間に一回くらいは少し窓を開けて換気しましょう。
このとき、部屋の扉を開けると風が通りやすくなりますよ。

新鮮な空気を吸うだけでも頭がスッキリしますし、血液に酸素が供給されるので肩こりを起こしている筋肉の血液の流れも改善されていきます。

原因4:ストレス

受験生に限らず、大人にも多い肩こりの原因がこの「ストレス」です。

今のままの成績で志望校に合格できるだろうか?
友達に迷惑をかけてしまっていないだろうか?

このように悩んでいる時は、脳内ででコルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。そしてこれが血流を悪化させ頭痛や首の痛み、肩こりの一因となるのです。

例えば、レジャーにいっているときや、好きなことをして楽しいときは頭痛や肩こりを感じにくいですよね。
なのに、部屋にこもってズルズル悩んでいると頭が重くなったり、肩が凝ったりする。

このようにストレスが原因で身体に不調をきたしたときは、気分転換をしましょう。
・趣味に取り組む
・新しい文房具で勉強してみる
・散歩に出かける
・いつもと違う単元、科目に取り組んでみる

原因5:スマートフォンなどの携帯機器の使い過ぎ

近代的な肩こりの原因として、スマホなどの携帯機器の使いすぎもあげられます。

携帯機器を使うことで、顔を下に向ける姿勢が固定化されるようになってきているのです。
勉強中だけでなく、休憩時間にまで長時間の下向き姿勢を続けると、首~肩の疲労度がどんどん蓄積されていってしまいます。

しかも、下向きの姿勢だけでなく、長時間画面を見続けることで、ブルーライトによる目の疲れも肩こりの原因になります。

勉強の気分転換にスマートフォンでSNSで交流したり、面白動画や画像を見るのもよいのですが、そればかりでは目が休むことができません。
ストレッチや散歩などで適度に身体の姿勢を変えたり、目を休めるようにしましょう。

肩こりを緩和するプチストレッチ

肩こりを緩和するプチストレッチです。どれも痛気持ちよく、無理のない程度で行ってくださいね。

①開脚前屈
股を開いて、腰を前に倒すストレッチです。
あとはじっと待つだけなので、参考書でも読みながらゆったりと過ごしてみてください。

②腕をクロスして回転
伸ばした腕を胸の前でクロスさせた状態で、
肩を各方向へ前後に5回ずつ回すだけでOK。
腕を真っすぐ伸ばし、クロスさせるのがポイントですよ。

まとめ

肩こりの原因はいろいろあるので、原因が分からないうちはなかなか治らず頭を悩ませてしまいがちです。

しかし一度本当の原因が分かってしまうと嘘のようによくなるのでいろいろ試してみてくださいね。

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。


関連記事

人気記事一覧

最新記事一覧

カテゴリー

月別アーカイブ