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失敗できない浪人生必見!いい予備校の選び方は?

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「第一志望校に合格できなかった!」

そんなとき頭に思い浮かぶのが、

滑り止めに入学するか
予備校で浪人するか
自宅浪人するか
仮面浪人するか

といういくつかの選択肢だろうと思います。

もしも予備校で浪人するという選択肢を選んだ場合どのような生活になるのでしょうか。
予備校選びの秘訣にはどのようなものがあるのか、ここでは詳しくご紹介します!

ポイント①予備校の実績ではなく強みを見る

予備校の実績は、多ければいいとは限りません。
予備校にはそれぞれ得意分野があるからです。
医学部に強くても旧帝大に対してはどうでしょうか?
その予備校は理系と文系どちらに強いのでしょうか?

実績だけでなく、その予備校の強みが自分の希望進路とあっているかが大切なのです。

ポイント②予備校の雰囲気

予備校によって雰囲気はいろいろです。
その雰囲気は先生や予備校のルールで決まってきます。

・ストイックなところ:茶髪などのルール禁止、廊下に格言系の張り紙がある、などストイックな予備校は、誘惑に負けやすい生徒に向いているかもしれません。

・楽しいところ:勉強が苦手な生徒のために、とにかく楽しい授業をしようという予備校もあります。
万人受けしやすいですが、元々勉強が好きな生徒には向いていません。

・アットホームなところ:高校の延長で、イベントもありつつ、生徒と先生が一丸となって受験に取り組む予備校もあります。
筆者にはこのタイプの予備校が居心地よく、勉強に取り組みやすかったです。

多浪生が多いところだと、中にはギスギスしているところもあります。正直なところ、筆者にはそのような空気は全く合いませんでした。
一年間通うところですので、自分に合った予備校に通いましょう。

ポイント③自習室の開放など

自習室の開放時間、休み時間の長さ、など
自主学習の環境をチェックしましょう。
予備校に通う場合、勉強は予備校だけですませてしまった方が楽だったりするので、自主学習の環境もとても大切なのです。

・自習室の開放時間
・自習室の机
・個別に仕切られているか
・女子専用の自習室はあるか
・飲食可能な場所はあるか

また、自主学習用に参考書や過去問を借りることのできるブースも充実しているといいです。

ポイント④友達はいるか

もちろん、一人でも受験勉強できるのが理想です。
でも一人で勉強していると何かと不安になりがちという方は、友達と同じところというのも手です。

予備校によっては、入学後にオリエンテーションや遠足でクラスの親睦を深めるイベントを行うところもあります。
もしも入学時に友達がいなくても、そこで友達を作ることもできますよ。

ポイント⑤メンタル面のサポートは充実しているか

多くの予備校では、クラス分けがあります。
さらに、クラス分けのある予備校では、講師とは別にチューター(担任の先生)がいます。

このチューターは、授業の講師が兼任することもありますが、授業をしないアドバイザーであることもあります。
チューターは、時に友達として、時に年の近いお兄さんお姉さんとして、時に頼れる大人として話を聞いてくれます。

不安なことや悩んでいることが話しやすい雰囲気かどうかでもモチベーションの上がり下がりに影響します。

また、直接話しにくい生徒のために相談ボックスを設置しているところもあります。

いずれにせよ、浪人生の受験は、現役時よりもさらにプレッシャーの大きいものとなります。
メンタル面のサポートが充実しているかどうかも良い予備校かどうかの指示薬となりうるのです。

ポイント⑥家からの距離

予備校から家までの距離はどれほどあるでしょうか。

通学時間の長いことのデメリットは、交通費や通学のストレスだけでなく、早起きによる睡眠不足や勉強できない時間が長いことへの焦りも引き起こしてしまいます。

電車の中で勉強することもできますが、歩く時間や乗り換え時間、座れなかった時間も馬鹿にできません。

ポイント⑦予備校周辺の環境

ものすごく大切というほどでもないのですが、予備校周辺の環境も念のため確認できると、予備校が決まらないときの参考になるかもしれません。
とはいえ、予備校によっては外出しにくいところもあるので要注意です。


・近くにコンビニはあるか
お昼ご飯を忘れてしまったときや、小腹が空いたとき、消しゴムがなくなったときなどいざというときに役立ちます。

・近くに息抜きできる場所はあるか
ずっと予備校にこもりっぱなしも気持ちが滅入ってしまうかもしれないので、息抜きができる場所があるといいです。散歩ルートや公園、ちょっと休憩できるベンチなど。

・自習できる場所はあるか
集中するなら予備校の自習室が一番いいのですが、気分転換にカフェやファーストフード店で勉強したくなるときもあります。

・文具屋などはあるか
ノートなどがきれたときにあると便利です。

・誘惑は多くないか
周辺や通学経路はどのような町でしょうか。楽しそうな雑貨屋さんが多かったり、おいしそうな飲食店外だったり、娯楽がたくさんあったり、誘惑の多い街はもしかしたら要注意かもしれません。

まとめ

もちろん、この記事で紹介したすべてのポイントに合致する予備校はなかなかないだろうと思います。

そんなときは、自分の性格や志望校に真摯に向き合って優先順位を決めていきましょう。

大学や高校ではないとはいえ、一年間通う場所です。
浪人生のプレッシャーは、現役の受験よりもずっと大きいので、不安を抱えることもあるかもしれません。
少しでも居心地よく、勉強に専念できる予備校が見つかることを祈っています。

執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ。


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