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世界史が漫画で学べる?!選び方とおすすめの漫画3つを紹介

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世界史は暗記量が多く、苦手意識を持つ学生も少なくありません。暗記するものの一つである人物名を見ても、同じ名前を二世、三世と繰り返し使用していたりするため混乱することも多いです。

そのような学生には、世界史を漫画で勉強することがおすすめです。漫画で歴史全体の流れを頭に入れておけば、勉強がしやすくなるでしょう。

そこで本記事では、世界史の漫画の選び方とおすすめの漫画を紹介します。

世界史の漫画を勉強に取り入れるメリット

世界史を漫画で勉強して意味があるのか?といった疑問を持つ人は多いと思います。そのような人のために漫画で勉強するメリットを説明します。

◇メリット1.活字よりも記憶に残りやすい
教科書や参考書などのようにほぼ活字だけで世界史を暗記する場合、内容がイメージしづらく、なかなか記憶に残りにくいものです。しかし、世界史の漫画であれば活字と絵の両方で情報を伝えるので、内容とイメージをしっかりと結びつけて覚えることができます。

イメージとして記憶に定着するので、試験問題を解くときでも解答を思い浮かべることが簡単になります。

◇メリット2.歴史の流れを把握しやすい
世界史の漫画は、歴史全体の流れを把握するうえで非常に便利です。

世界史を1つの物語ととらえ、漫画で物語を追うように読み進めていくと1つの歴史事件について、何が原因で始まり、どういった経緯をたどり、どのように終わったか、といった流れを自然と把握できます。

◇メリット3.世界史の勉強への抵抗が軽減する
世界史の勉強が苦手な人は、活字が苦手な人が多い傾向があります。教科書を読んでも、なじみのない単語がたくさん書いてあるだけで興味を持てないのです。

そういった人の場合は世界史の漫画を読むことで、人物や国を具体的に想像できるようになります。事前に漫画でイメージを得られれば、教科書や参考書を読んだときの抵抗が軽減されるでしょう。

世界史を勉強する漫画を選ぶためにチェックするポイント

世界史を漫画で勉強するためには、漫画を選定するときのチェックポイントを覚えておきましょう。チェックするべきポイントは3つあります。

◇何度も繰り返し読めるボリュームを選ぶこと
漫画は活字より情報量が多いといっても、一度読んだだけではほとんど記憶に定着しません。何度か繰り返し読むことで、だんだんと記憶が蓄積されていきます。

おすすめの読み方は、最初に一通り最後まで読んだあと、学校や塾で習ったところをもう一度復習のつもりで読んでみることです。すると、全体の流れのなかで、授業で習った単語や人名がどこで出てくるかを確認することができます。

◇あまり古いものは選ばないこと
世界史の漫画を購入するときは、できるだけ最新版を選びましょう。なぜなら、歴史は新たな発見によって記載内容も新しくなるからです。

あまりにも古いものを選んでしまうと、現在の教科書や試験問題とズレた知識を覚えてしまう恐れがあります。
世界史の勉強として読む以上は、教科書や試験問題に対応できるものを購入しましょう。

◇ストーリーが楽しめるものを選ぶこと
世界史の漫画といっても、どの部分を詳細に描いているかは漫画によって異なります。

例えば、人物描写に重点を置いた漫画や、戦い・歴史事件に重点を置いた漫画などさまざまです。自分がどのようなストーリー展開に興味を持てるのか、を考えて選ぶことで読む意欲が変わってきます。

【おすすめの漫画1】学研まんが NEW世界の歴史(学研)

世界史を勉強したいけれど、なかなか流れが頭に入ってこないという人には「学研まんが NEW世界の歴史」がおすすめです。

◇全12巻+別冊2巻と繰り返し読みやすい分量
『学研まんが NEW世界の歴史』は、一冊176ページと読むことに時間がかからず、繰り返し読みやすい分量です。全ページオールカラーで見た目もきれいなうえ、欄外には関連する豆知識や注釈が入っているので読みやすくなっています。

ストーリーを追いかけながら関連知識が頭に入るため、全体の流れと細かい知識を得られます。

◇人物を中心にストーリーが進むので読みやすい
この漫画では、有名な歴史事件や戦いの内容を、人物を軸にして紹介しています。

人類の歴史が動くとき、その時代の人たちがどのような経緯をたどり、その結果どうなったのかを一つの流れとして学べます。

◇興味を持てば別冊でさらに深く学べる
漫画に登場した人物をくわしく知りたい場合は、別巻『人物学習辞典』で学べます。世界史のなかでも、特に重要な人物385人をイラストや写真で紹介しています。

また、世界史に登場する世界遺産をくわしく知りたい場合に役立つのが、別巻『世界遺産学習辞典』です。さまざまな時代の世界遺産を、豊富な写真資料で119件紹介しています。

【おすすめの漫画2】漫画版 世界の歴史(集英社)

『漫画版 世界の歴史』は文庫本サイズなので軽く、何度でも読める分量です。読みたいときにいつでも読めるので、世界史を無理なく学べます。

◇エンタテイメント性が高く人物像がイメージしやすい
この漫画はエンタテイメント性が高く、歴史上の人物がイメージしやすい内容となっています。

政治的な駆け引き、戦いの場面での迫力ある描写など、人物の性格や信念を理解しやすく描いているため、夢中になって読めるでしょう。

◇架空人物がストーリーを引き立てている
この漫画では、架空の人物がたびたび登場します。歴史上の人物との接点を持たせて、歴史のストーリーを会話で説明することによって、スッと内容が頭に入ってきます。

【おすすめの漫画3】学習まんが世界の歴史(小学館)

『学習まんが世界の歴史』は、本格的に世界史の勉強をしたい人におすすめです。

◇山川出版が編集協力した本格的な世界史の漫画
『学習まんが世界の歴史』は、歴史教科書で有名な山川出版が編集協力して誕生した漫画です。山川出版の世界史教科書の著作者が監修しているため、教科書や参考書と合わせて読むことで、正しい世界史を学ぶことができます。

◇教科書の流れに忠実なので安心して学べる
世界史教科書を作っている出版社が編集に協力しているので、教科書で学ぶ流れに沿った内容になっています。教科書とのズレが少ないため、漫画で勉強した内容がそのまま試験対策になります。

◇2018年に刊行され、最新の時代考証が反映されている
先ほども述べましたが、歴史は新発見によって記述内容が変わります。

その点、この漫画は最新の研究結果を反映した時代考証をもとに作られているので、読むだけで正しい歴史知識を学べます。

世界史は漫画で楽しく学ぼう)

世界史の教科書や参考書は、物語性がないので流れがつかみにくいものです。
ですから、漫画を読んで物語としての世界史を学び、教科書や参考書で細かい知識を補うやり方は非常に有効な勉強法といえます。

世界史が苦手な人は、まず苦手意識を克服するために漫画で勉強を始めてみてはいかかでしょうか。


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