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「大学に受かる気がしない……」不安なときの対処法を解説

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志望校に合格するために頑張っているものの、「大学に受かる気がしない」と辛い気持ちになっている受験生は多いものです。前向きにコツコツと勉強を続けようと思っても、不安ばかりが大きくなって、勉強に集中できなくなるのも無理はないでしょう。

受験勉強に集中するためには、心のコントロールがとても重要です。

本記事では、気分が落ち込んでいる受験生に向けて、大学に受かる気がしないときの気持ちの立て直し方を紹介します。

大学に受かる気がしないときの対処法

大学入試での失敗を恐れているとき、実力が足りず合格する気がしないときは、以下の対処法を試してみてください。

◇紙に不安や悩みを書き出す

頭の中が不安でいっぱいになったときは、今考えていることをすべて、紙に書き出してみるとよいでしょう。いったん紙に書き出すことで、不安や悩みを客観的に分析しやすくなります。

自分が何に不安を感じているのか、今は何をすべきなのかといったことを紙に書いていくうちに、気持ちの整理ができるかもしれません。

また、模試で点数が伸びない方は、考えられる原因を紙に書いてみるのもおすすめです。誰かに見せるわけではないので、自分なりに考えたことを率直に書いていきます。

そうすることで、「うっかりミスが多い」「苦手分野に時間をかけられていない」「そもそも勉強時間が足りていない」など、自分の弱点に気付けることがあります。

◇自分に合う勉強法を見つける

受験生が実力を伸ばすためには、自分に合った勉強法を見つけて、コツコツと努力し続けることが重要です。勉強時間は十分に確保できていても、勉強法が自分に合っていないと実力は伸びにくいでしょう。

インターネット上には、数多くの勉強法があふれていて、どれを実践しようか迷ってしまうかもしれません。また、先生や友人から、おすすめの勉強法を教えてもらうこともあるでしょう。

しかし覚えておきたいのは、受験生に人気の勉強法であっても、合うかどうかは人それぞれということです。時間的なロスを防ぐためにも、いろいろな勉強法を早いうちから試して、自分に合うものを見つけましょう。

◇気分転換をする

大学に受かる気がしないとき、気分が落ち込んだときには、いったん休憩を入れて気分を切り替えることをおすすめします。ただし、スマートフォンやゲームなどは、頭が疲れてしまうだけでなく、遊びすぎてしまう可能性もあるため避けたほうがよいでしょう。

勉強中の気分転換としては、短時間の仮眠や軽めの運動(散歩やストレッチ、スクワットなど)がおすすめです。勉強から離れて頭を休めることで、気持ちが回復することがあります。

関連記事:
受験に疲れたときの対処法6選!心を回復するリフレッシュ方法とは?

◇ほかの受験生と比較しない

受験勉強を続けていくうちに、自分よりも成績の良い人と比較して、気分が落ち込んでしまうこともあるでしょう。また、推薦などで早めに試験が終わった人の姿を見て、「自分の入試は無事に終わるのだろうか」「浪人したらどうしよう」と不安になるかもしれません。

しかし、ほかの受験生がどうであろうと、結局のところ受験は自分との闘いです。周囲と比べるのではなく、過去の自分よりも成長できているか、という視点で考えましょう。

◇模試と入試本番は別物と考える

模試の点数が振るわず、志望校の合格可能性が低いと判定された場合、大学に受かる自信がなくなり落ち込んでしまう方は多くいます。「志望校を変えたほうが良いのかな」と悩み、目の前の勉強に手が付かなくなる方もいるでしょう。

模試の結果はたしかに、志望校を決める際の参考になります。しかし、模試の判定が悪かったとしても、受験本番までに実力が伸びて、結果的に大学に合格する例は多々あります。

模試で良い結果が出なかったときは、自分の苦手科目・分野は何なのか、何が理由で失点しているのか、といった点をよく分析しましょう。点数が伸びなかった原因がわかれば、その弱点を解消するために時間を使えます。「大学に受かる気がしない」と悩みすぎず、苦手の克服など、自分が今やるべきことに集中しましょう。

関連記事:
模試の結果が悪いときはどうする?4つの原因と対処法を紹介

◇「失敗しても何とかなる」と開き直る

大学に合格できるかが不安になり、なかなか気持ちの切り替えができないときもあるでしょう。受験の結果が将来を左右する以上、失敗を恐れるのは無理もありません。

しかし、不安なまま勉強を続けたところで、良い結果が生まれるわけではありません。失敗したときの悪いイメージをぬぐえないときは、「大学に受からなくても何とかなる」「ダメだったときのことは、またそのときに考えよう」と割り切ることも大切です。

「大学に受かる気がしない」と不安になるのは当たり前

不安やストレスが溜まってくると、受験勉強に集中できなくなってしまいます。大学に受かる気がしないと思ったときは、紙に書いて気持ちを整理する方法や、新しい勉強法、気分転換の方法を試してみましょう。

どうしても受験への不安感がぬぐえないのであれば、考え方を変えてみるのもおすすめです。「ほかの受験生と比べない」「模試と入試本番は別物」「失敗しても何とかなる」と自分に言い聞かせることで、気持ちがいくらか楽になるでしょう。


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