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夏休み中の英語の勉強方法│英単語・長文など何から手を付けるべき?

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夏休み中に英語を勉強するなら、どのような点に気を付けて取り組めば良いのでしょうか。勉強時間を確保できる夏休みだからこそ、英語の勉強方法のコツを押さえて、十分にレベルアップしたいところです。

今回は大学受験に向けて頑張りたい方に向けて、夏休み中の英語の勉強方法を詳しく解説します。「何から始めれば良いのかわからない」「志望校合格の可能性を高めたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

まずは志望校の英語の出題傾向を把握する

志望校がある程度決まっている方は、まず英語の出題傾向の把握から始めましょう。志望校の過去問をもとに、傾向や難易度をチェックしていきます。

できれば第一志望の大学の赤本を早めに購入して、おおまかな出題傾向を把握し、目標やスケジュールを設定しておきたいところです。ただし過去問を解こうとしても、夏休み前の段階ではまったく歯が立たないことが多いでしょう。

過去問の長文が読めなかったとしても、必要以上に落ち込むことはありません。まずは過去問を解くことにこだわりすぎず、出題傾向をおおまかに理解することを目指しましょう。

夏休みをフル活用!大学受験の英語の勉強方法

本章では、夏休み中の英語の勉強方法について、押さえておきたいポイントを解説します。

◇英単語・英熟語

英語の実力をつけるために、まずは英単語・英熟語を覚えることから始めましょう。

英語の語彙力が足りていないうちは、長文問題に取り組んでも、意味のわからない文字列に見えてしまうものです。逆に、覚えている英単語・英熟語の量が多ければ、英文法の知識が多少足りていなくても、何となく長文を読めてしまうこともあります。

単語帳や熟語帳を使って勉強する際には、1冊を何度も周回することが重要です。同じ単語に繰り返し出会うことで、徐々に長期記憶として定着していきます。

◇英文法

ある程度英語の語彙力が育ったら、英文法の勉強も進めましょう。まずは教科書を徹底的に読み込んで、基礎知識を習得してください。

英文法の基礎を理解したら、参考書と問題集を使ってさらなるレベルアップを目指しましょう。難関大学を目指す方は、そのレベルに合った参考書と問題集を用意してください。

英文法の勉強で大切なのは、インプットとアウトプットの両方をやることです。英文法に関してわからない部分があれば、先生に質問して早めに疑問点を解消しておきましょう。

◇英文解釈

英文解釈とは、英文のSVOCMをスムーズに見つけて、英文の正確な意味を把握することです。英単語や英熟語、英文法の知識をひと通り得てから、英文解釈の勉強に入るとよいでしょう。

英文のSVOCMとは、以下の5つのことを指します。

●S(Subject):主語
●V(Verb):動詞
●O(Object):目的語
●C(Complement):補語
●M(Modifier):修飾語

SVOCMを瞬時に把握できるようになれば、複雑で長い文章でも意味を正確に読み取れるようになります。英文解釈の練習を続けることで、英文を英文のまま前から順番に読めるようになるでしょう。

◇英語長文

英語長文は、問題集を何度も解きながら読める英文のレベルを上げていくことが重要です。英語長文問題を解く感覚をなるべく早めにつかんでおきましょう。

英語長文を解き終えたら、その長文を音読してみることをおすすめします。声に出して読むことで、英語そのものに慣れることができます。英語を読むときの区切りの付け方がわかってくれば、徐々に英語を読むスピードも上がるでしょう。

◇リスニング

英語の語彙力が十分で、長文問題はスラスラ解けるけれど、リスニングだけはどうしても苦手、という方は意外と少なくありません。早いうちからリスニング音声に慣れて、英語を聞き取る耳を鍛えましょう。

このときに大切なのは、リスニング音声をただ聞き流すのではなく、意味を理解しようとすることです。集中して聞き続けることで、効率的にリスニング力を強化できるでしょう。

音声をなかなか聞き取れない方は、そもそも発音の知識が足りていないのかもしれません。一般的に、「自分が発することのできない音を、正確に聞き取ることはできない」といわれています。そこで、英語の発音について学べる本を用意して、ある程度勉強してからリスニングに臨むのもよいでしょう。

英語の勉強は順番が大切!夏休み中に基礎を固めよう

最初からいきなり英語長文を解こうとしても、英単語や英文法の知識が足りていなければ対応できません。このあたりに自信がない方は、まずは基礎固めから取り組みましょう。

ある程度の実力が付いてきたら、英文解釈や英語長文の勉強に時間を割くようにします。第一志望の大学の英語レベルを最終目標にし、夏休み中の勉強に取り組んでみてください。


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