【英作文の勉強法】成績アップや高得点獲得につながる対策とは?
英作文は、何から勉強を始めればよいか少しわかりにくい科目です。しかし、一度勉強法のコツさえつかめば、一気に成績が伸びる科目ともいえます。
また、英作文には和文英訳と自由英作文の2つの形式があり、それぞれ勉強法もコツも異なることを把握しておきましょう。
ここでは、英作文の勉強方法にぶつかり悩んでいる方にコツをご紹介します。
英作文には2種類の形式がある
英作文は、「和文英訳」と「自由英作文」という2種類の形式に分けられます。
この2種類の形式を知ればどんな参考書を買えばいいか、どんな勉強法をチョイスすればいいのかがわかりますので、それぞれ見ていきましょう。
◇和文英訳
和文英訳とは、日本語で書かれた文章を英語で翻訳する形式となります。英文を日本語に翻訳する英文和訳と異なり、しっかりとした英語の文法力と語彙力が求められる問題です。
また、出題される日本語の文章には、難しい表現が多い傾向があります。
◇自由英作文
与えられたテーマについて、英語で自由に書く形式です。主に、図やグラフの説明を見て考えたこと、議題に対して賛成か反対かの意見を記述するという問題が出されます。
このほかにも、国際的な問題や自分の人生に関する問題などがテーマとして採用されることもあります。
和文英訳と自由英作文に共通するおすすめ勉強法
最初に和文英訳と自由英作文では勉強法やコツが異なると説明しましたが、なかにはどちらにもおすすめできる勉強法もあります。その勉強法を知り、実践することで、和文英訳と自由英作文の勉強が少しでもできるようになるでしょう。
◇単語や文法の知識をインプットする
単語や文法に関する知識を数多く知っておくことは重要です。単語と文法、一方だけ完璧でも、もう一方の知識が絶望的に不足していれば英文を書くことはできません。
そのため、単語帳や問題集などで何度も繰り返し勉強し、インプットすることが大切になります。
◇実践演習を通して英作文をたくさん書く
英語に慣れることが成績アップの近道となりますので、意識して英作文をたくさん書くようにしましょう。
英語に慣れることで、難しい単語から同じ意味を持つ簡単な言葉を当てはめられるようになるため、一見、構造が複雑な文章でも簡単に言い換える力も養えます。
◇塾や学校の先生に添削をしてもらう
客観的に、何を間違えやすく何が得意なのか把握できるため、英作文を塾や学校の先生に見せて添削をしてもらいましょう。
自分で答え合わせをする場合、問題集の答えなどを見て、文章が似ているから正解と甘く解釈するケースもあります。しかし、塾や学校の先生に添削してもらえば、甘えが消えて模範解答がわかるでしょう。
◇志望校の出題傾向を調べる
志望校の出題傾向を知れば事前対策をおこなえますので、志望校の過去問を調べておくとよいでしょう。そうすることによって、そもそも英作文の試験があるかどうか、形式や自由英作文の文字数・配点などもある程度把握することができます。
以上が、和文英訳と自由英作文で共通の勉強法となります。
次からはそれぞれの勉強法を見ていきましょう。
和文英訳の成績アップにつながる勉強法
和文英訳の成績アップにつながる、具体的な2つの勉強法をご紹介します。そのコツを知って実践すれば、和文英訳に苦手意識を持っている人も克服できるはずです。
◇和文を要素ごとに分ける練習をする
まずは、和文を主語や動詞などの要素ごとに分け、文法も能動態と受動態に分けましょう。
文法理解がきちんとできれば簡単に答えを導き出せますので、要素ごと分ける練習を普段からおこなうのがおすすめです。
◇難しい和文を平易な日本語に置き換える練習をする
出題される和文は多くの場合、難解な表現を使った日本語となりますので、まずは難しい言葉をわかりやすい言葉に置き換える練習をしましょう。難しい和文を無理やり英文に翻訳しようとしても、当てはまる単語や文章が見つからず、不自然な日本語になることも少なくありません。
また、わかりやすい日本語に置き換えたうえで翻訳した方がミスを少なくできますので、普段から日本語を正確に置き換える練習をしておくことも大事になります。
英作文の成績アップにつながる勉強法
次に英作文の勉強法も押さえておきましょう。
英作文では意見設定やテーマ設定、過去問の模範解答を理解しておくことがポイントになります。
◇意見設定やテーマ設定の練習をする
どのようなテーマに対しても、自分の意見を考えて述べることに慣れましょう。そしてテーマに対し、自分の意見を普段から考えておくことも重要です。試験時間は無限に考える時間を与えてくれませんので、普段からニュースや新聞などで情報を集め、自分なりの答えを言える練習を普段からしておきましょう。
また、自由英作文では各大学で出題するテーマの傾向がありますが、過去問を見ればある程度わかるのでチェックしておくことも大切です。
◇過去問の模範解答を覚える
模範解答は、文章構成や言い回しについての正解であるため、志望校の過去問で模範解答が出ていればチェックしておきましょう。どうして正解になるのか分析し、そのうえで模範解答を参考にしてたくさん文章を書いていきます。なお、試験本番では時間制限があるので、練習時でも時間制限を設けて書くようにするのがポイントです。
和文英訳と自由英作文の対策には傾向と過去問を要チェック!
英作文の勉強法はコツさえすれば簡単です。
和文英訳と自由英作文の両方に対応できるよう、単語と文法を頭に叩き込みましょう。また、実践演習を通して多くの英作文を書き、塾や学校の先生に添削してもらうことも大切です。
今回ご紹介した和文英訳と英作文の勉強法を実践し、英作文に強くなりましょう。
関連記事
人気記事一覧
- 受験勉強でダイエット...36,498ビュー
- 力み過ぎ注意!受験勉...11,867ビュー
- 受験勉強と筋トレの意...5,299ビュー
- 一日10時間勉強の神...4,237ビュー
- 【最悪の勉強姿勢】寝...4,200ビュー
-
四谷学院 大学受験予備校
-
四谷学院 大学受験予備校