【タイプ別】英文法をマスターする7つの勉強法
大学受験や定期試験だけではなく、英検やその他資格、就活にも絡んでくる英文法は、勉強しておいてまず損はない分野です。
とはいえ、いざ始めようとしても何から初めていいかわからなかったり、聞きかじった勉強法が自分に合わなかったりとつまずくことも多いですよね。
今回の記事では、勉強する人のタイプ別に「ここからはじめよう!」というポイントをまとめてみました。
タイプ1 なんで勉強するのかわからない!やる気がでない!→まずはゴールを決めよう
たとえばこれから英語の勉強を始めよう!というときに「英語母語話者や英語翻訳者並になるまで勉強してね!」といわれてもしらけてしまいますよね。
そもそもあなたは英語のプロになる必要はありません。
自分にとって必要な分だけの知識を得ればいいのです。
そのために必要なゴールを決めてみましょう。
「まずは平均点を目指す」「そのために今習っている単元だけでも練習問題を完璧に解けるようにしてみる」「毎日15分、英語の勉強をする時間を作ってみる」など自分にとって必要な分のゴールを定めてみましょう。
また目標を定めるコツとして、「ゴールプラスアルファ」をめざしましょう。
人間10をめざすと8~9くらいで力つきてしまうものなので、あえて12くらいに設定することで10に到達できるようにがんばってみてください。
タイプ2 偏差値が50以下→慌てず一般書・中学英語からはじめよう
偏差値が低い生徒の中で、難関校志望だったり結果を急いでいる生徒ほど基礎をおろそかにしてしまいがちです。
偏差値40の生徒が偏差値50を目指すにしても、偏差値40の生徒が偏差値70を目指すにしても、最初にやることは同じです。とにかく基礎となる英語の考え方を学び、基礎例文を身体にたたき込むこと。
まずは参考書に固執せずに、「この本なら最後まで読めそうだ」という本を一般書や中学英語の参考書から探してみましょう。
タイプ3 英語での暗記が苦手→音読をしよう
英作文や英文法対策として英語の例文を覚えようとするけどなかなか覚えられない!人は、覚え方が自分に合っていないかもしれません。
・ひたすら書いた方が覚えるのが得意な人
・大きな字で書いてひたすら見つめて覚える方が得意な人
・何度も音読して覚えるのが得意な人
とひとりひとりにとって得意な覚え方は様々です。
特にリスニング対策にもなるので音読で覚えるのはオススメです。いろんな覚え方を試してみましょう!
■タイプ4 英作文が苦手→文法書の例文を暗記しよう
英作文を「1からすべて自分で考えないといけない」と思っていませんか?
英作文で簡単に点数をとる方法は
①文法書の重要例文を覚えておく
②英作文の問題を見てどの例文が一番近いかを思い出す
③重要例文の単語だけ、問題にあわせて変える
ことです。このことからも例文暗記+語彙力UPで英作文対策はほぼ完璧になることがわかります。
何をすればいいかわからないときこそ、まずは例文暗記してみましょう。案外例文を活用しているうちにあとから理解が追いついてきます。
タイプ5 勉強している割に定着していない→復習の仕方を工夫してみよう
「参考書は順調に進んでいるけど定着しているか心配」という方は復習の仕方を工夫してみましょう。
たとえば
・覚えた例文でその日の英語日記を書いてみる
・翌日の朝10分間にざっと例文を暗唱してみる
・週に1回該当単元の章末問題を解き直す曜日を作る
など、①定期的に ②何をするか はっきりと決めておくと習慣づけやすくなります。
タイプ6 知識はあるのに点数がとれない→問題集と文法書はセットで活用しよう
英語に限ったことではありませんが、
・知識がどれだけあるか
・問題をどれだけ解けるか
・どれだけニアミスをへらせるか
はまったく別の能力です。
つまり、知識を身につけても、問題を解く練習は別でこなさなくてはいけません。
そこで、問題集と文法書はセットで使う本を決めておきましょう。同じ種類の書籍である必要はありませんが、章立てや順番が近いモノを選ぶと使いやすいですよ。
タイプ7 問題集・ノートのデコレーションが好き!→必要な情報は最低限にしよう
ノートにデコレーションするのが好きで、ついついノート作りに力は入ってしまう!という気持ちは分かりますが、必要以上に蛍光ペンを塗ったり、色ペンを使いすぎるとポイントがわかりにくくなってしまいます。
さらに、線を引くべき「重要なポイント」というのはある程度勉強・演習してからわかるようになってくるものです。初心者の時点で好き勝手に蛍光ペンを引きすぎるのは危険!必要最低限の情報が目に飛び込むように装飾は控えめにしましょう。
自分に足りないモノを見つけよう
「なんだかうまくいかないなあ」と感じたら、模試の結果や学習の進行度を照らし合わせて自分自身を見つめ直してみましょう。
なぜ点数がとれないんだろう?
覚えたはずのことが思い出せなかったから?
ケアレスミスをしたから?
学習の進行度が遅いから?
自分を見つめ直すことは時として落ち込むこともあるかもしれませんが、落ち込む必要はありません!
自分を見つめ直すことは自分にとって点数を伸ばす一番の近道を見つけることなのでどんどん軌道修正してみましょう!
執筆者:てんもんたまご
天文学者を夢見て浪人の末に物理学科へ入学。
卒業後は、理系としての知識や実験教室でのアルバイト経験を活かしてライターとして活躍中。
大好物は、紅茶とあんみつ
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