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計算ミスを減らす6つの方法とは?計算の練習、見直しの重要性を解説

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テストで解けた自信があったのに、計算ミスで得点を失ってしまい、がっかりした経験がある方はきっと多いでしょう。特に入学試験の際は、たった一つの計算ミスが合否を分けることにもなりかねません。

そうはいっても、「計算ミスをどうやれば減らせるの?」と疑問に思っている方も多いはずです。そこで今回は、計算力を鍛えたい中学生・高校生のために、早いうちから知っておきたい計算ミスを減らす方法を紹介します。

計算ミスを減らす6つの方法

計算ミスを最小限に抑えたいなら、以下6つの方法を覚えておきましょう。

◇数字を丁寧に書く

計算ミスが起きてしまう原因として、「数字がきれいに書けていない」「自分が書いた数字を読めていない」といったものがあります。一つの数字を読み間違えると、それだけで最終的な計算結果が変わってしまいます。

特に「0」と「6」、「1」と「7」は間違えやすいため、大きめの文字で丁寧に書くことを習慣にしましょう。数字を読みやすく書くことで、見直しの際に「これは何の数字だろう?」と悩む時間も減らせます。

また、数字以外にも、プラス(+)やマイナス(-)、計算記号(+、-、×、÷)などの違いがはっきりわかるように書くことも大切です。

◇暗算に慣れる

試験中には筆算を使いますが、簡単な計算は暗算でできるようにしておくことをおすすめします。暗算力を鍛えるため、計算問題を解くことを習慣にしましょう。練習の際は時間を意識しつつ、量をこなしていくことが大切です。

また、店舗で買い物をするときなど、日常的に暗算の練習をするのもよいでしょう。計算の練習を繰り返すことで、計算量が多い問題を解くときに抵抗感がなくなります。

◇よく使う計算結果を暗記する

計算をする際によく出てくる計算結果は、毎回計算するのではなく、あらかじめ暗記しておくと効率的です。考えるのではなく、見た瞬間にパッと計算結果が思い浮かぶのが理想です。

例えば、1桁のかけ算は覚えていても、2桁になると覚えていない方は多いのではないでしょうか。2桁のかけ算をひと通り覚えておけば、計算時間の短縮が見込めます。

2桁のかけ算のすべてを完璧に覚えきるのは大変ですが、時間のあるときにしっかりと覚えておくと、計算がかなり楽になります。

◇途中の計算式を省かない

計算式をすべて書くのが面倒で、小さな文字で雑に書いたり、そもそも計算式を省いたりする方もいますが、途中の計算式はむやみに省かないようにしましょう。

途中の計算式が残っていないと、見直しの際に計算ミスを見つけづらくなってしまいます。計算量の多い問題のときは、つい省いてしまいがちなので気を付けましょう。

◇こまめに見直しをする

計算量の多い複雑な問題の場合、途中で計算ミスをすると、あとから計算し直すのが大変です。面倒ではありますが、次の計算に入る前に一つ前の計算を見直すことをおすすめします。

計算が合っているかどうかは、検算によって確かめることができます。検算の例は以下のとおりです。

・複数の数字を足す場合、逆から足して同じ結果になるかどうか
・計算した答えを方程式に代入した際、式が成り立つか

上記以外にも検算の方法は多数あるので、普段から使って慣れておきましょう。

◇自身のミスの傾向を分析する

計算ミスと一口にいっても、ミスの傾向はさまざまです。数字を雑に書いて読み間違えたのか、筆算が苦手なのか、暗算を間違えたのかなど、自分のミスの傾向を分析してみましょう。

同じようなミスを立て続けにしているなら、見直しの際もその点を集中的にケアできます。

計算ミスを完全になくすのは難しい

計算ミスを完璧になくすことはできなくても、練習を続けることで計算ミスの数を減らすことはできます。計算に特化した問題集なども利用して、毎日少しずつ対策しましょう。

また、計算の練習をする際は、時間制限を設けて行なうのがおすすめです。かかった時間を意識することで、徐々にスピードが上がっていきます。

計算にかかる時間を短縮できれば、その分見直しの時間を多めに確保できるでしょう。

関連記事:
計算問題でウォーミングアップ!数学に取り組もう!

地道に練習を続けて、計算力を鍛えよう

テストで計算ミスをしても、「ケアレスミスは仕方がない」と考え、特別な対策をしない方も少なくありません。しかし、計算ミスの傾向を分析したうえで、暗算力を鍛えたり、検算のやり方を覚えたりすれば、次回のテストでの失点を少なくできるはずです。

「計算ミスが多いことを自覚している」「計算に何となく苦手意識がある」という方は、日頃からコツコツと計算練習を続けて、得点アップを目指しましょう。


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